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詩全集2

nook

作者: 那須茄子

汗と涙の中で

笑顔が輝いていた

練習の合間に交わす言葉

それだけで心が満たされる僕


背中を追いかけて

一緒に走るグラウンド

やけにデカい景色がぐっと胸を揺さぶり

透き通った一つの声が響くたびに

高鳴る想いを感じる


試合の日

あの人の勇姿を見つめ

勝利の喜びも

敗北の悔しさも

共有した

何よりも幸せだった


けれど

この奥に秘めた

友達としての距離感が

時に切なく

時に愛おしい





放課後の帰り道

君と並んで歩く時間

何気ない会話の中に

些細な幸せを見つける


楽しそうな顔が見たいから

もっと頑張ろうと思える

『あの人のために 』

そんな気持ちが溢れてくる


伝えたい

今はまだ言えない

部活の仲間としての絆を

壊したくないから


ゆっくり温めて

そっといつしか



青春の片隅で

片思いを抱きしめて

今日もまた

共に

汗と涙を流そう





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