12話
遅くなってしまい申し訳ありません。エペのランクをやってて遅れました...初マスター行きそうだったんです...
フィーナさんとフレンド登録をして別れ、町の入り口であるでかい門へと近づくと入り口に立っている門番に話しかけられる。
「初めて見る顔だな!なにか身分を証明できるものを持っているか!」
かなりの強面なお兄さんに話しかけられ少しびくっとする。
「え、えっと...持ってないんですけど...」
すると相方であろう爽やか系なお兄さんが
「あ~件の異邦人の人か」
と言うと強面のお兄さんもどこか納得したように見える。
「それじゃあ持っていなくても仕方ないな、ちょっと待ってろ」
門をくぐってすぐ横にある小さな小屋のようなものに入っていく。
怖いほうの人がいなくなりほっとしていると
「ごめんね。彼怖かったでしょ?」
と苦笑いで告げられる。
「いえ、そんなことは...」
思っていたことを突かれてギクッとする。
「あんな見た目してるけど嫁さんの尻にひかれているいい旦那してるんだよ?」
ありえないでしょ?とバカにしつつもとてもいい笑顔をしている。
人は見かけによらないとよく言うがその通りなんだなと実感させられる。
そうして話していると小屋から先ほどの強面なお兄さんが戻ってくる。
「これが仮身分証だ。?先ほどと顔色が違うが...」
とそこまで言ってなんとなく察したのだろう。
「おいマークス!余計なことを吹き込むんじゃない!」
と少し顔を赤くし声を荒げる。
「しょうがないじゃないか!そんな怖い顔をしているほうが悪い!」
と冗談を言って返すともういい!とこちらを向き
「ほら!早く受け取れ!そして早いこと冒険者ギルドで身分証を発行するんだな!」
と仮の身分証を受け取ると足早に小屋に戻ってしまった。
「ほら、いいやつだろ?」
説明するだけして戻ってしまった相方に笑みを向ける。
「冒険者ギルドは門をくぐって真っ直ぐ進んで突き当りが冒険者ギルドだ。」
「わかりました、ありがとうございます!さっきの人にもお礼を言っておいてください」
そういうと驚いた顔をして
「わかったよ。それでは、ようこそ!エルディア王国エルデへ!」
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「ここかな?」
街を眺めながら言われた通りに道を真っ直ぐ行った行き止まりの建物を見つける。
建物に入るといくらかの視線がこちらを向いたがすぐに興味を失ったかのように元に戻る。
受付であろうカウンターに真っ直ぐ向かう。
「あの...ここで身分証を発行してもらえるって聞いたんですけど...」
カウンターで受付をしているであろう女性に声をかける。
「冒険者ライセンスのことですね!ここで合ってますよ!」
と言われほっとする。
女性がデスク横の引き出しから書類を取り出し渡してくれる。
「こちらにお名前とジョブを記載してください!」
分かりましたと言われた通りに名前とジョブを記載する。
「はい大丈夫です!それでは最後にこちらに指紋を」
というと目の前にウィンドウが表示される。
「こちらは断ることが出来ますけどやっておくとそのライセンスカードだけで買い物や契約などができるようになり便利になりますよ!」
と教えてくれる。
「そんなことまでできるんですね...断る人っているんですか?」
考えるだけで便利なのがわかるのに断る人なんているのだろうか。
ウィンドウに人差し指を押し付け認証が完了する。
「現金で色々買い物をしたり取引をするのがいいんだといった方は断るケースが多いですね」
確かに...気持ちは分からなくはないか。数えきれないほどのお金を持って触れるというのは夢でもある。
「これで手続きは終了です!ライセンスを発行しますので少々お待ちください」
裏手に入って行ってしまったので、暇になりあたりを見渡すと町のマップが書かれた掲示板を見つける。
掲示板に近づきマップを確認する
(クラフトもしたいけどとりあえず商店街行って材料を買わないとな。)
どうやら冒険者ギルドを出て右に進むと商店街がありその先にクラフト場があるらしい。
「これなら色々買ってから行けるな」
と確認しているとカウンターから
「Ryo獣さんどこですかー」
と声が聞こえてくる。
「あ、すみません!」
慌ててカウンターへと戻る。
「はい、お待たせいたしました!こちらが冒険者ライセンスカードです!」
学生証と同じくらいのカードを渡される。
「再発行にはかなりの金額がかかるのでなくさないように気を付けてくださいね!」
「ありがとうございます!」
受け取ったカードをまじまじと見つめる。
「簡単に使い方を説明しますが報酬が発生するクエストや売買での金銭は自動で行われます。宝箱やダンジョンで手に入れたお金はカードをかざすことで吸収されるので安心してくださいね!」
チュートリアルで受け取ったお金にカードをかざすと吸い込まれお金が入ったこと確認する。
なるほど...確かにお金を持った感ないな。
「以上が説明となります!また何か不明点があれば遠慮せずに聞いてくださいね!」
「わかりました。ありがとうございます!」
そうして冒険者ギルドを後にする。




