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古代兵器ミリア  作者: 絶華 望(たちばな のぞむ)
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11/19

財王トロン

 ミリアは人族最後の国『アイアンキングダム』に向かった。位置的には大陸の西の端にある山脈の国だった。街は鉱山に作られていて、街道は馬車が通れるように整備されていた。道行く人族は平野人へいやびと鉱石人こうせきびとが半々だった。

 平野人の商人も鉱石人の商人もアイアンキングダムに向かう商人は酒と食料をダイヤモンドキングダムに向かう商人は武具と宝石を積んでいた。

 白樹人しらきびと黒樹人くろきびとは全く居なかったが、獅子人ししびとは少数だが居た。

 

 鉱石人の街には必ず酒場があった。夕方以降になると、酒場には鉱石人が溢れかえっていた。鉱石人の男は低身長で髭面だった。服装はまちまちだが、基本的に作業着を着ていた。鉱石人の女は低身長で可愛らしかった。ただし、骨格がしっかりしているので、華奢なイメージは無かった。

 ミリアが街を歩いていると、必ずと言っていいほど、酔っ払いの鉱石人が声をかけてきた。

「よう、姉ちゃん。一緒に飲まないか?驕るぜ」

「急いで行かなければならない場所がある」

「もう、夜だ。宿を取って寝る時間だぜ。ここの宿は値段も手ごろだ。一杯やって寝るには丁度いいと思うが?」

「私は眠る必要が無い。だから、先に行く」

「おい、姉ちゃん。夜の一人旅は危険だぞ」

「それも、問題ない。私は強いから」

 そう言って断ると鉱石人はそれ以上追ってこなかった。


 アイアンキングダムの首都『アイアンメイズ』は鉱山の中に作られた街だった。鉱石を掘り起こした迷路のような坑道を拡張して街を作っていた。坑道に作られた無数の部屋が家族が住まう家だった。上下水道も整備されており、文明レベルは平野人より高かった。

 鉱石人は少数の飲食店を営むものを除けば鉱夫、商人、鍛冶師、彫金師が主な職業だった。農業や林業を営むものは居なかった。採掘と加工に特化した種族だった。鉱石人は人族の共通通貨を作る技術を持っていた。

 その通貨は偽造が不可能な硬貨で、鉱石人が人族の経済活動の根幹を支えていた。その為、この国には多くの物が集まっていた。科学文明を復興させるには、この国が最適だとミリアは思っていた。

 ミリアはこの国の王に会おうと思っていたが、地下の迷路のような街には王宮らしいものは見当たらなかった。なので、そこら辺を歩いていた鉱石人に聞いた。

「王にはどうやったら会える?」

「それなら、商人ギルドに行くと良い。この道を真っすぐ行けば看板が出てるから分かるはずだ」

「ありがとう」

 ミリアは言われた通りに進み、看板を見つけた。文字はアベルに平野人の街を案内してもらった時に解析済みだった。商人ギルドに入ると、そこには鉱石人と平野人が沢山いた。みなテーブルに座って商談を行っていた。その場で契約書も作成しているようだった。

 ミリアが商人ギルドに入っても誰も気に留めていなかった。商人ギルドには商談用のテーブルの他に受付の様なカウンターがあった。そこには鉱石人の女性が黄色い制服を着て座っていた。ぱっと見子供にも見える童顔と身長の可愛らしい女性だった。

 ミリアは、その女性に声をかけた。

「王に会うにはどうしたら良い?」

 無表情に抑揚の無い声でミリアが話しかけると、受付の女性は愛嬌のある笑顔で聞き返してきた。

「アポイントは取っていますか?」

「とっていない」

「紹介状はお持ちでしょうか?」

「持っていない」

「では、面会は出来ません」

「カノンが合わせてくれると約束している」

「カノン様が?英雄の?」

「そうだ」

「お名前を伺っても?」

「ミリア」

「畏まりました。確認してきますので、少々お待ちください」

 そう言って、受付の女性はカウンターの奥にある扉を開けて出ていった。それからすぐに戻ってきた。

「確認が取れました。まずはカノン様がお会いになるそうです。どうぞこちらへ」

 受付の女性がカウンターから出てきて、商人ギルドの奥へ案内してくれた。案内されたのは個室だった。そこにカノンが居た。鎧ではなく、茶色い作業着を着て椅子に座っていた。ミリアは案内された向かいの椅子に座った。その個室は余計な装飾品がない質素な作りだった。

「よく来てくれた。早速、王との会談と行きたいところだが、王は多忙でな、夕食時に酒を飲みながらなら聞いてくれるそうじゃが?」

「それで構わない」

「では、夕方まで酒の飲み比べと行くかの。この街には人族全ての国の酒が揃っておるから期待するがいい。それと、料理も旨いもんが揃っとる」

「分かった」

 ミリアにとって食事と酒は初めての体験だった。他の国では誰も食事を勧めてこなかった。理由は機械が食事をとるとは誰も思わなかったのだ。だが、カインは違った。生きて動いているものには食事と酒が必要だと本気で思っていた。

 カインがミリアを案内したのはこの街一番の酒場だった。そこには昼間だというのに鉱石人と平野人と獅子人が大勢いて、酒を飲み歌って踊って大騒ぎをしていた。ミリアはそれを異常な事だとは認識しなかった。

 酒場に居るのは非番の鉱石人と商談が決まったので酒盛りしている平野人だった。獅子人は平野人の商人が雇った護衛で、商談が決まったお祝いで一緒に飲んでいた。

 カインがミリアを連れて店に入ると女性の鉱石人のウエイトレスが出迎えた。

「カイン様、いつもご利用ありがとうございます」

 小柄なウエイトレスが笑顔で出迎えるとカインは上機嫌に応えた。

「ああ、今日は友人を連れてきた。日光浴もしたいからテラス席で頼む」

「畏まりました。では、こちらへどうぞ」

 そう言ってウエイトレスは酒場の奥にあるエレベータに二人を案内した。エレベータの扉が開くと、カインが乗り込みミリアが続いた。ウェイトレスも乗り込み、最上階のボタンを押した。

 最上階に着くと、そこは山の斜面に作られたテラスとなっていた。4人掛けのテーブルが100台置ける程の広さだった。そのうちの1つに案内されて、メニューを出された。

「ウィスキー火竜20年物をグラス、ストレートで、それと乾き物の盛り合わせとハムとベーコンとソーセージの盛り合わせを頼む」

 カインは手慣れた様子でオーダーをした。

「畏まりました。お連れ様は?」

「とりあえずウィスキーの火竜20年物をシングル、ストレートでじゃな」

 ミリアが何か言う前にカインがオーダーした。

「では、とりあえずお飲み物をお持ちしますね」

 そう言ってウェイトレスは下がっていった。ミリアはメニューを見ようとして手を伸ばそうとしたが、カインがその手を止めた。

「メニューを見たい気持ちは分かる。じゃが、ここのメニューはワシが熟知しておる。騙されたと思ってワシに任せてみんか?後悔はさせんぞ」

「分かった。カインを信じる」

 ミリアは無表情に答えたが、戦場でのカインの戦いぶりを知っていた。長い斧槍を振り回し、アベルとジャッカを巧みにフォローしていた。それは、相手の戦いのクセを知っていなければ出来ない芸当だった。

 ミリアはカインが相手の望むものを見抜く才能があると思っていた。だから、任せる事にした。メニューは見ていないが最初に飲む酒にウィスキーを持ってくるあたり、酒には強いのだろう。

 そういう酒飲みは得てして度数の強い酒を飲めることをアピールするものだが、カインは自分の分をグラスサイズにしていた。それは、ダブルの4倍の量だった。つまり、単にこの酒が好きなのだ。対してミリアの酒の量はシングルだった。味見程度の量を注文していた。

 カインは、この店の最高の酒はウィスキー火竜20年物だと確信している。だから、自分が飲むときは、この酒で良いと思っていた。だが、度数の強い酒は人を選ぶ、ミリアの口に合うかは飲んでみないと分からなかった。だから、シングルで注文したのだ。度数が強いと言われたら、チェイサーの水とビールを頼むつもりだった。

 ウェイトレスが酒を運んで来た。片方はグラスになみなみと琥珀色の液体が注がれたグラスと、指一本分の量の琥珀色の液体が注がれたグラスだった。グラス一杯の方はカインに指一本分のグラスはミリアの方に置かれた。

「では、英雄の再会を祝して乾杯!」

 カインがグラスを掲げたのでミリアもグラスを掲げて打ち付けた。キンという音が響いた。ミリアの脳裏に過去の記憶が蘇る。以前、どこかでこんな光景を目にしたことがあると思った。

 乾杯の後でカインは文字通り、一杯目を飲み干した。ミリアもカインに倣って飲み干した。汎用人型戦闘機体には味覚が無いはずだった。だが、ミリアは味を認識していた。

「おいしい。苦みの中に甘味を感じる」

「おお、分かるか。ストレートウイスキーの甘味を」

「分かる。無駄な雑味が無く、洗練されたアルコールの甘みを感じる」

「お主、通じゃな、他の酒も飲んでみるか?このウィスキーに比べれば味は劣るが?」

「カインがそう言うのなら、私は同じもので良い」

「そうか、なら次からは同じグラスサイズで頼むとしよう」

 こうして始まった酒盛りは、夕方まで続いた。その間、ミリアはカインのペースに合わせて飲んでいた。カインは酔っているが正気を保っていた。飲んだ酒の量は常人なら昏倒してもおかしくない量だったが、カインは平然としていた。

 カインは自分が酒に強い事を知っていた。自分よりも酒に強いものは居ないと思っていた。だが、ミリアが同じ量を飲んで全く酔っていないように見えたのが、不満だった。


 鉱石人の王、トロンは鉱石人特有の低身長と髭面の男だったが、髪と髭を綺麗に手入れした紳士風の男だった。年齢は40歳とカインよりも若かった。トロンはカインに進言されたミリアとの面会に消極的だった。理由はカインが信用できない人物だったからだ。

 戦闘能力は申し分ない。だが、判断能力となると何も信じられないのだ。端的に言えば馬鹿だった。酒は強いし男気もある。だが、馬鹿は信用できない。その馬鹿が紹介して来る人間も信用できないと思うのが普通だった。

 なので、トロンは酒の席での面会を希望した。酒で酔わせて、煙に巻くか、情報だけ聞き出して使い捨てるつもりだった。だから、先に飲んで待ってくれと頼んだのだ。トロンはカインが酒に強い事を知っていた。そして、飲み比べを申し込めば意地になって飲み過ぎて勝手につぶれる事も知っていた。

 約束の時間夜の7時になり、酒場に出向くとカインは既に出来上がっていた。ただし、酒に飲まれてはいない。カインは馬鹿だが自分の酒量はちゃんと理解して飲んでいた。

「遅くなって申し訳ない。アイアンキングダムの王トロンだ」

 トロンが手を差し出したのでミリアは手を取って応えた。

「私はミリア。今日は話を聞く場を設けてくれてありがとう」

 この時点で、トロンは疑問を抱いた。ミリアが酔っていないのだ。カインの友人なのにだ。カインが紹介してきた今までの友人は酒の席で酔っていた。ミリアはまだ、素面だった。

「すまない。私との会談を前に酒が進まなかったのか?」

 トロンはミリアがまともな知能の持ち主で、会見前の酒を控えたのかと思った。

「いいえ、美味しいお酒を飲んでいます」

 ミリアは正直に答えた。

「王よ。ミリアはワシと同じだけ酒を飲んでいる」

 カインは正直に報告した。だが、トロンはそれを真に受けなかった。正直に飲んでいないと答えたのなら、カインと違いまともな判断が出来る人間だと信じる事が出来た。だが、飲んでいないと嘘を吐いたのなら、それはそれで信用できない人間となってしまう。

「信じられな、なら、これから私と同じ量の酒を飲めるか?」

 トロンはミリアが嘘つきか否か見極めるつもりで勝負を仕掛けた。

「おう、望むところだ。飲み比べと行こう」

 カインは上機嫌に応えた。理由は、トロンとの飲み比べで負けた事が無いからだ。だが、それはスタートが同じ場合の話だった。

「私は構わない。でも、条件を飲む代わりに、勝負に勝ったら私の望みを聞いてほしい」

「分かった。良いだろう。私との飲み比べに勝ったのなら、要望を聞こう」

「では、どんなお酒でも付き合う」

 ミリアは自分が負けない事を確信していた。なぜなら、この体は酔うという事が無いのだ。酒はエネルギーの一種でしかなかった。

「早速、飲み比べと行こう。ウィスキー火竜20年物をグラス、ストレートで」

 トロンは、この店一番の酒を頼んだ。

『同じものを』

 ミリアは勝負に勝つために、カインは勝つ必要が無いのに名乗りを上げた。しかも、ミリアとカインはトロンよりも先に飲んでいる。不利な状況だった。だが、ミリアもカインも不利だと主張する事は無かった。

「では、乾杯」

 トロンとミリアとカインはグラス一杯のウイスキーを一気に飲み干した。三人は飲み比べの勝負に入った。全員同じタイミングで酒を飲み干し、お代わりを要求した。

 カインは酒の強さには絶対の自信があった。例え、ハンデがあったとしてもトロンには負けないと思っていた。一方トロンもハンデがあるならカインに負けないと思っていた。カインもトロンもミリアに負けると思っていなかった。

 ミリアにとって酒はエネルギー源でしかなかった。ただし、何故か味を理解し、精神的な高揚も感じていた。三人は言葉をくみ交わすことなく、ひたすら酒を飲み干していた。

 グラス10杯を飲み干した所で、トロンはミリアが嘘を言っていない事を確信していた。本来なら、ここでギブアップし要望を聞いて約束を果たすのが正しいと理解していた。だが、ここで負けを認めたらカインとミリア両方に負ける事になる。いつもならカインは既に潰れているはずだった。だが、カインがいつも以上に頑張っていた。カインは既に限界を迎えてもおかしくない状態なのだが根性で飲んでいた。

 誰も負けを認める事無く12杯目を飲み干したところで、先にカインが酔いつぶれ机に突っ伏した。

「もう~、ダメじゃ~飲めん」

 そう言って寝てしまった。続いてトロンも机に突っ伏した。

「私の~負けだ~。さあ、望みを言え~」

 そう言った直後に寝てしまった。二人が酔いつぶれると、離れた席で飲食していたトロンの護衛が驚いて駆け付けてきた。

「一体、何があったのです?」

 護衛の鉱石人がミリアに聞いてきた。

「飲み比べをしたら、寝てしまった」

 ミリアは正直に答えた。

「この二人に勝ったのですか?」

「はい」

 ミリアはいつもの無表情ではなく、少し嬉しそうに答えた。護衛の鉱石人は驚いていた。酒豪のカインに勝てる者が現れるとは思わなかった。

「そうですか、トロン様とカイン様のお世話は私どもが行いますので、あなたは宿に戻ってください」

 護衛は自分の役割を果たすことにした。

「分かりました」

 ミリアは眠る必要が無いので、今まで宿に泊まったことが無かった。この街でも宿に泊まるつもりは無かった。その日もただ空を眺めていた。満天の星空を見て、ミリアは世界は綺麗だなと思った。


 翌日、ミリアはカインに会いに行った。商人ギルドで昨日と同じ部屋に案内されると、カインは二日酔いになっていなかった。

「いやあ、昨日はすまんかった。しかし、お主には負けたわい。ワシよりも酒に強いとは驚きじゃ」

「私はいくらでも飲めるみたい」

「そうか、そうか、また飲みたくなったら一緒に飲もう」

「分かった。王とは、もう話したの?」

「うん?なんの話じゃ?」

「昨日、カインが寝た後で王も寝てしまった。だから、私の使命について協力を得られていない」

「そうなのか、てっきりあの後、王と話をしていると思ったのじゃが……」

 カインはトロンが酔いつぶれるのを見た事が無かった。だから、昨日もあの後、ミリアと話をしていると思っていた。

「分かった。ワシが王にかけあってこよう」

 こうして、ミリアはトロンとの謁見の機会を得た。


 ミリアが通されたのは王の執務室だった。トロンも昨日、酔いつぶれはしたが二日酔いにはなっていなかった。精力的に仕事をこなしていた。書類に目を通して、部下に指示を出していた。

 ミリアが執務室に入ると護衛の鉱石人が話しかけてきた。

「ミリア殿ですね?」

「はい」

「どうぞこちらへ」

 そう言って護衛は、ミリアを応接用のソファーに案内した。

「お掛けになってお待ちください」

 護衛がそう言って部屋の出入り口まで戻ると、トロンがミリアの向かい側に座った。

「昨日は、すまなかった。途中で寝てしまったようだ」

「いいえ、約束を守ってくれれば、それでいい」

「約束?すまない。昨日、飲み過ぎたせいで記憶があいまいでな、席に着いたとこまでは覚えておるのだが……」

 トロンは記憶を無くしていた。自分の限界を超えて酒を飲んだせいで記憶を失っていたのだ。

「飲み比べに勝ったら、私の望みを聞いてくれると言っていた」

 トロンは、そう言われても全く記憶が無かった。それどころかミリアをカインが連れてきた胡散臭い人物だと思っていた。

「すまないが、覚えていない。君の望みが何なのか教えてくれないか?その内容によっては協力してもいい」

 ミリアはトロンを信用できなくなった。酒の場で話を聞くという扱いも疑問を持っていた。酒の場で約束事をするというのであれば、酒に飲まれてはいけない。そういう場で約束事をする時は、酒は嗜む程度にするのが普通だった。だが、トロンは酔いつぶれるまで飲んだ。

「いいえ、記憶が無いのならいいです」

「そうか、すまない」

 トロンは胸をなでおろしていた。カインが紹介してきた不審人物に協力しなくても済んだのだ。


 こうして、ミリアは全ての人族の王から協力を得られなかった。だから、一人で国を作る事にした。


選択肢:お酒の飲み方をどうしますか?

1.カインと同じものを飲む

2.色んな種類のお酒を飲む

2を選んだ場合は、シナリオ6『鋼の絆』

職人気質のドワーフたちと、鋼の信頼関係の元、科学技術を独占するに進みます。

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