第89話 銃火器戦闘学ですのぉぉぉぉぉ!
★マークとブクマと感想をお願いしますぅぅぅぅ!
あれから家具を製作し、夕飯を食べたワタシは、自作の家具を部屋に置きました。
「なかなか良いのでは無いでしょうか?」
好みの感じになった部屋を見て、ワタシはそう言いました。
派手過ぎず、地味過ぎず。
それでいて、皇女に相応しい家具を製作しました。
あれですね。
高い身分には、相応の格好がいるのと同じですね。
王様がみすぼらしい服を着ないのと同じ理由です。
「そろそろ、寝ましょうかね。」
ワタシはそう言いながら寝巻きに着替えて、寝具に横になりました。
……おはようございます。
そう思いながらワタシは、ムクッと寝具の上で起き上がりました。
朝食には、昨日買った【煌めき米】を炊いたご飯と【弾丸鮪】の赤身のお刺身を食べる事にしました。
「……やはりお刺身は美味しいですね。」
ワタシは、朝食を食べ終わるとそう言いながら片付けをしました。
今日の講義は……。
確か『現代魔術学』と『近接格闘学』と『銃火器戦闘学』と『レグニスト帝国学』でしたね。
ふむ。
一番早い授業は『銃火器戦闘学』ですかね。
実践形式での銃火器を用いた戦闘訓練をするらしいですね。
遠中近全ての戦闘を学べる様です。
最近習得した銃格闘や銃剣術のスキルLV上げになりそうですね。
と、そんな事を考えていたら着替え終わりました。
「いってきますね。」
ワタシはそう言うと寮から出て、学園に向かいました。
「……ここですね。」
そう言ったワタシは、『銃火器戦闘学』の訓練場に来ていました。
その講義場には、様々な種類の銃火器の置かれた長めの台とその付属品が置かれた台が端に有り、大体の部分は柔らかめの土でした。
柔らかめの土と言っても足が沈んだりする程では無く、足跡が少しできる程の柔らかさでした。
置かれていた銃火器や付属品は殺傷性が減らされており、銃火器の弾は護謨製になっている様で、攻撃性の有る付属品も刃が潰してありました。
「ふむ。ワタシはこれを使いますか。」
ワタシはそう言うと、目の前に有ったAK-47モドキの突撃銃とグロック17モドキの自動拳銃を取りました。
突撃銃には小剣を付属品として付けました。
自動拳銃は突撃銃を装備していると撃てないので腰に着た銃帯に挿しておきましょう。
メインウェポンの突撃銃がやられた場合の予備ですね。
両方の弾倉も幾らか持っておきますね。
「ふぉ、ふぉ、ふぉ、儂の授業を受けに来るとはお前さんら、相当の物好き達じゃな?儂は、この授業を教える事になっておる、【ドラニア】じゃ。よろしゅうのぉ、お前さんらよ?」
授業の準備をしていると、授業場に白髪混じりの黒髪黒眼の老人が入って来ました。
その老人は、軍服を着ており、矍鑠とした雰囲気を纏いながら現れました。
足運びから軸の動かし方から見て強者だと判断できる老人ですね。
黒髪黒眼ということは魔人種ですかね?
格上との鍛錬は、スキル熟練度の溜まりが早いので嬉しいところですね。




