第88話 バフですのぉぉぉぉぉ!
★マークとブクマと感想をお願いしますぅぅぅぅ!
自動拳銃をレエに送ったワタシは、寝室で寝具の上で横になっていました。
「眷族も創造しましたし、後は何をしましょうか。」
ワタシは横になりながらそう言いました。
……紅茶でも飲みますかね。
ワタシは、そう考えると起き上がり台所に向かい、紅茶を作り始めました。
紅茶の作り方は、皇城の図書室の本で見てありますので大丈夫ですね。
茶葉も皇城からくすねてあります。
「……成功ですね。」
ワタシは、自分の淹れた紅茶を飲んでそう言いました。
「クッキーも食べますかね。」
ワタシは、改良型在庫目録から数枚のクッキーと小皿を取り出すと、小皿にクッキーを盛り、テーブルの上に置き、椅子に座りました。
「ふむ。やはり美味しいですね。皇城の料理人達は腕が良いですね。」
庭で紅茶を飲んでいた時に、改良型在庫目録に仕舞い、複製していたクッキーを食べながらそう言いました。
サクサクしていて少し砂糖がかけられていて美味しいですね。
「そう言えば、料理スキルが有りましたね。という事は、この紅茶にも状態補正がかかっているのでしょうか?……ギンカ、解析を。」
ワタシは、ギンカにそう言いました。
《了解いたしました。……解析終了しました。【状態補正;鎮静】がかかっていました。》
ギンカはワタシにそう言いました。
ふむ。
【状態補正;鎮静】ですか。
【鎮静】という状態補正は、状態異常【興奮】や【動揺】を鎮める効果が有ったはずなので、状態異常とは縁が無いワタシには意味が有りませんでしたね。
「それにしても、……紅茶を淹れるだけでバフがかかるとは。状態補正部分だけOFFにできませんかね?」
ワタシがそう言って、「料理」スキルに意識を向けると、状態補正の項目をONOFF切り替えれる事が分かりました。
状態補正は使う時以外、切っておきましょう。
それにしても、この状態補正はどの様な原理で料理にかかっているのでしょうね?
調理時に料理が魔素を含みそうなっているのか、はたまたシステムがそういう風にしているのか……。
前から思ってはいましたが、この世界何だかゲームみたいな世界ですね?
まあ、便利だから良いですけどね。
種族LVやスキルLVを上げたり、能力値を上げたりすれば生物的に勝てない存在にも勝てるのですから、とても便利です。
さて、そんな事を考えていたら紅茶とクッキーを食べ終わりましたね。
洗いますか。
洗い終わりました。
「……まだまだ外は明るいですね。」
ワタシは、窓から外を見ながらそう言いました。
ふむ。
まだ正午ですか。
お昼は、さっきのクッキーと紅茶で満たされていますね。
……よくよく考えたら、この部屋殺風景ですね。
木工などもできるので、家具を作って時間を潰しますかね。




