第83話 精霊人形学ですのぉぉぉぉぉぉ!2
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《詳細情報》
「下位鬼族創造」 下位の鬼族を魔力を対価に創造するスキル。
「血流増幅」 血流を増幅させ、一時的に身体機能を上昇させるスキル。
「鬼人の筋肉」 筋肉に中補正が入るスキル。鬼人の筋肉を得る。
「鬼人の皮膚」 皮膚に中補正が入るスキル。鬼人の皮膚を得る。
「鬼人の骨格」 骨格に中補正が入るスキル。鬼人の骨格を得る。
「鬼人化」 一時的に鬼人種の姿に変身できるスキル。
「威嚇咆哮」 咆哮に微補正が入るスキル。低確率で状態異常【怯み】が付与される。
「狼人化」 一時的に狼獣人種の姿に変身できるスキル。
「物魔強化Ⅳ」 物理属性と魔理属性に大補正が入るスキル。
ふむ。
下位鬼族創造は、下位剛魔人形創造と同じ感じの様ですね。
双方とも、魔力を対価に創造した肉体をスキルによって生み出された疑似魂魄を付与することによって動かすものです。
剛魔人形や死霊術、召喚術に使われているクラウド制の疑似魂魄とは似て非なる様で、同じ疑似魂魄という名なれど、創造スキルによる疑似魂魄は個別ではありますが経験が蓄積されないようですね。
死亡時に消滅するようです。
名付けをすれば固有魂魄として通常魂魄になるようですね。
それと、魔術に加えて、妖術の強化も入りましたね。
妖術のスキルは、入学する少し前に習得していたので、強化されて嬉しいですね。
この世界ではある程度の自衛能力が必要な為、生存確率の上昇に繋がるのでスキルが増え強くなるのは心強いですね。
もう一度死んでしまったら、次は記憶を持って行けるか、分かりませんしね。
それに、強くなって困る事は無いですからね。
「さ!!時間なのです!授業を始めるのですよ!」
そんな事を考えていると、ルファさんはそう言いました。
「まず、精霊人形学は魔人形学を習熟している事が前提の学術体系なのです。魔導人形学と似てはいますが、少し違うのですよ!魔導人形学が魔導機構を刻み込んで魔力を通しているのに対してわたし達精霊人形学は、精霊機構を刻み込む事によって魔力を通すのです。精霊機構を刻み込みには、『霊具製作』スキルや『霊導具技師』スキルなどの精霊工学系スキルが無いとダメなのです!まあ、専用の魔導具を使えばスキル無しでも一応は可能ですけどね。」
ルファさんは、教卓の前でそう言いました。
【霊導具】と言うのは、微精霊が宿ったりした道具の事です。
そう言えば、高位の【精霊族】の力の一部が宿った【霊導具】をお母様が持っていると前に、お父様が言っていましたね。
何の精霊の何の【霊導具】かは、教えてはもらえませんでしたが。
あ、ちなみにですが、武具を霊導具化させると【霊装】と呼ばれる物になるそうです。
「また、精霊人形学で作られる精霊人形の精霊機構は使用すればする程強化されていくのです。此処も魔導人形学と違うところですね!見た目もどんどん精霊みたいになっていくのです。」
ルファさんは、ワタシ達にモニターを用いりながらそう言いました。
「むむ!もうこんな時間ですね!次回までにこれを読んで予習しておいてくださいね!」
ルファさんは、そう言ってワタシ達に『精霊人形用精霊機構辞典』を渡しました。
……ふむ。
今日は、この後の講義に良さそうなものが無いので買い物に行ってみましょうかね?
学園内に入金装置が有ったので腕輪の魔導具には、朝の内にお父様やお母様から渡されたお金は入金しておいてあるので、お金の心配は有りませんね。
今世では買い物に行った事が無いので、早速お買い物にいってみましょうか。




