表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で皇女にTS転生しますのぉぉぉぉぉ!  作者: クリフォトの大樹
第2章 学園編ですのぉぉぉぉぉぉ!
88/108

第81話 魔導人形学ですのぉぉぉぉぉ!2

 ★マークとブクマと感想をお願いしますぅぅぅぅ!

「まずですが、『魔導人形学』は魔導機構や刻印を研究し、魔人形(オートマトン)を強化する学術体系です。魔人形(オートマトン)の体内に魔導機構を組み込み、魔力生成機構を作り出し、魔法系スキルを使用可能にしたり魔導具を扱える様にさせたりできる様にした存在を魔導人形(マギ・オートマトン)と呼び、その魔人形(オートマトン)魔導人形(マギ・オートマトン)に改良したり、強化したりするのが私達魔導人形製作師マギ・オートマトンクラフター魔導人形技師マギ・オートマトンエンジニアの仕事なんです。」

 フェナリシスさんは、そう言いました。

「さて、魔導人形(マギ・オートマトン)の体内の各部位の魔導機構からでも説明していきますね。」

 フェナリシスさんがそう言って教卓に備え付けのキーボードをタップすると、モニターに中性型の魔人形(オートマトン)の全身の設計図が写し出されました。

 その設計図は立体型の設計図の様で断面図も描かれていました。

 その中で胴体部分を拡大表示させました。

魔導人形(マギ・オートマトン)で一番重要なのは、ここの『魔力生成機構』です。錬金術師達の作る魔力を大気中の魔素から生み出す魔核を中心として『魔力蓄積』、『魔力増幅』、『魔力放出』の魔導機構を組み込んで繋げると、この機構になります。この機構が無いと体内の魔力回路内を通る魔力が弱くなります。」

 フェナリシスさんは、そう言うと今度は頭部部分を拡大表示させました。

「2番目に重要なのがここの『思考強化』です。この魔導機構を忘れると、魔法系スキルが使えなくなります。」

 フェナリシスさんはそう言うと、キーボードから手を離してワタシ達に視線を戻しました。

「その他の部分については、好きにしてください。魔人形(オートマトン)の骨格や筋肉部分、皮膚部分の素材の魔力強度を超えない様に注意していれば大丈夫です。」

 フェナリシスはそう言い終わると、ワタシ達に本を渡してきました。

 本の表紙を見てみると、『魔導人形用魔導機構辞典』と書いてありました。

「その本に書いてある魔導機構は、魔導人形用のものです。必要スキルLVも書いてあるので、参考にでもしてください。ちなみに、私のオススメは、この『身体強化』と『移動速度上昇』の魔導機構です。」

 フェナリシスさんは、そう言いながらワタシ達にその二つの魔導機構を見せてきました。

「『身体強化』は、魔力を消費して全体の性能を一時的に大幅に強化させる魔導機構でして、『移動速度上昇』は、脚部に魔力を集中させて移動速度を上昇させるという魔導機構です。私の作る魔導人形(マギ・オートマトン)には必ず組み込んでいます。……と、そろそろ授業終了の時間ですね。次は、実践でもさせましょう。」

 フェナリシスさんは、そう言うとシッシッとワタシ達を追い出しました。

 


 ……今度、魔導人形(マギ・オートマトン)、作ってみますかね。

 ああ、でも魔核を手にしなくてはですね。『錬金術』の授業かなにかで入手できませんかね?

「……次は、『精霊人形学』ですね。此処から近かったはずです。」

 ワタシはそう言うと、脳内に展開させている3次元地図(システムマップ)の情報を頼りにそちら向かいました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ