第78話 武術の授業ですのぉぉぉぉぉぉ!4
★マークとブクマと感想をお願いしますぅぅぅぅ!
「蒼気剣。」
ワタシは、蒼い闘気を纏わせ、左右の木剣を強化しました。
「流水斬・瞬・双。」
左右の木剣を身体の右側に地面と水平になる様に、それでいて木剣同士が平行になる様にして構えると、ワタシはそう言って技を斬り付けました。
流水斬は、流れる水の様に相手に多段攻撃を放つ技で回避性能も高くカウンターやパリィもしやすいのが特徴で、威力が低いのが欠点です。
その代わりに、威力を速度で補ったのが流水斬・瞬です。
ワタシの速度強化系スキルによる相乗効果で流水斬・瞬の剣撃の総合的な威力は流水斬の威力の倍を出せる様になっています。
壁を作るかの様にワタシは、サラスティアーナさんに向けて斬撃を放ちました。
「地返しぃぃ!」
それをサラスティアーナさんは、斧槍の斧刃を地面で擦り上げる様に斬り上げて地面を一時的に闘気で隆起させました。
「瞬槍穿ち。」
サラスティアーナさんがそう言って斧槍を突き出すと、闘気によってその間合いは広げられて直線上を元の長さの3倍の距離を刺撃が通り抜けました。
「ッ!!」
ワタシは、左右の木剣をクロスさせながら受け流す事で回避しました。
「崩れぬ鉄壁!」
アーサーは、盾を右斜めに少し傾けながら闘気で防御力を上昇をさせ、防ぎました。
「龍爪斬!」
サイモンさんは、龍の爪の様に硬化した闘気を鉤爪に纏わせると左右の鉤爪で上向きに斬り裂き、刺撃を上向きに逸らして回避しました。
「魔眼〈麻痺〉!」
サラスティアーナさんがそう言うと、サラスティアーナさんの瞳孔が変化し、一度黄色く光るとワタシ達に『麻痺』の状態異常が飛ばされました。
「がぁッ!?」
アーサーは、『麻痺』の状態異常が掛かった様で盾を構えた状態で固まりました。
「うぐッ!?」
サイモンさんは、龍人としての状態異常軽減能力を持ってしても耐え切れなかった様で少し動きが鈍くなりました。
「閃光百突・双。」
ワタシは、凄まじい速さで百回突きを連続して放つ技を放ち、サラスティアーナさんの魔眼を使用した隙を突きました。
まるで穂先が分裂するかの様な速度で放たれた突きは、サラスティアーナさんに向かって行きました。
「フンッ!ハァッ!」
サラスティアーナさんは、それを全て斧槍の穂先や斧刃、柄を使って受け流しました。
しばらく投稿ができなくなります。
最短で今年中、長くて来年の半ば辺りまで。
申し訳ないです。