第77話 武術の授業ですのぉぉぉぉぉぉ!3
★マークとブクマと感想をお願いしますぅぅぅぅ!
リリアナさんは、瞬時に距離を取り、間合いを開けていました。
「アッハッハ!!なかなかやる子達だ!荒地衝拳!」
サラスティアーナさんは、そう言って笑うと両手の拳を真下の地面に叩き付けるました。
その拳が叩き付けられると、サラスティアーナさんを中心として広範囲に衝撃が地面伝いに広がりました。
「おっとっと。」
アーサーは、それの地面の揺れを重心を下に下げる事で体勢が崩れない様にしていました。
「どわっと!」
サイモンさんは、背中から龍翼を生やして飛翔して回避しました。
「ハァッ!滝落とし・双!」
ワタシは、左右に持つ木剣を地面に向けて斬り付け、衝撃を発生させてサラスティアーナさんの衝撃を中和しました。
「空断連斬!」
サラスティアーナさんは、そう言うと斧槍をワタシ達に対して振るいまくって来ました。
闘気によって強化されている斧刃による連撃をワタシ達3人はそれぞれの木製の武器で受ける或いは流して回避しました。
他の生徒達は、先の衝撃で少し離れたところに転がっていました。
「十字斬り・双!」
ワタシは、サラスティアーナさんの攻撃を全て受け流すとそう言って、十字に斬撃を放ちました。
闘気で形成された十字の斬撃が二つ重なる様にサラスティアーナさん目掛けて飛んで行きました。
「効かないよ!ガァァァァァァァァ!!」
サラスティアーナさんは、そう言って咆哮でワタシの技を無効化しました。
やはり、進化を重ねただけ有って強いですね。
「猪突突進撃!」
そう言うとサラスティアーナさんは、足のつま先で地面を突進する前の猪の様に地面を擦ると、ブモォォォォォ!!と叫びながら突進して来ました。
未だに雷撃を纏った状態でされる突進は、雷の効果なのか凄まじい速度で行われました。
「ッ!すゥゥゥゥゥゥ、……三連突き・双・二十連。」
ワタシは、その突進に対し左右の木剣による三連突きをそれぞれ二十連で放ちました。
「ッ!揺るがぬ盾!飛燕斬・改!」
アーサーは、盾の防御力と全身を強化し防御するのと同時に、過剰に闘気を注ぎ込まれた燕状に形成された斬撃をサラスティアーナさんに向けて放ちました。
「双牙黒炎斬!」
サイモンさんはそう言うと、黒い炎の様な闘気を鉤爪に纏わせて斬り掛かりました。
「ッ!……なかなか効いたよ。」
ワタシ達の攻撃を受けたサラスティアーナさんは突進を中止してのけ反りました。
サラスティアーナさんの身体の至る所にワタシ達によって付けられた傷痕が見えました。
しかしその傷痕も徐々に再生していくのも見えました。
近々、しばらく投稿できなくなりそうです。




