第74話 錬金術の授業ですのぉぉぉぉぉぉ!2
★マークとブクマと感想をお願いしますぅぅぅぅ!
ふむ。
これらも後で確認ですね。
寮に帰ったら確認しましょうかね。
そんな事を考えていると、チャイムが鳴りました。
「むむ!授業の開始の時間であるか!!始めるのであるぞ!ちなみに某の名前は、【リギメア】である!」
リギメアさんは、そう言いました。
「貴殿らの名前を教えて欲しいのであるぞ!ささ、そこの貴殿から頼むのである!」
リギメアさんがそう言うと、指された人から自己紹介が始まりました。
しばらくして、全員の自己紹介が終わると授業が開始しました。
「さて、授業を始めるであるぞ!貴殿、錬金術とは何か、答えみるのである!」
リギメアさんは、目に入った生徒の一人にそう聞きました。
「錬金術とは、分子及び魔素の操作が本質であり、互換などの権能は、その応用です。」
指された生徒はそう答えました。
リギメアさんは、その回答に満足したのかウンウンと首を上下に揺らしながら笑顔になっていました。
高位の悪魔だからなのか、美形顔のリギメアさんの笑顔の虜になっている女子生徒か何人かいる様ですね?
美形顔パワーは凄いですね?
「その通りなのである!その証拠として、エクストラスキル『分子操作』や『魔素操作』を持つ者が錬金術を使用するとより高品質な生産品ができるのであるぞ!錬金術は、初めての頃はゆっくりとしかできない者が多い傾向にあるのであるが、歴史上には戦闘中に錬金術を使用して魔物を倒したと言われているのである!」
リギメアさんは、そう言いました。
「本当は、各種分子構造から魔素による物質の変化などの書かれた論文を読ませ様と思っていたのであるが、流石にそれは貴様らに酷だと思ったであるから、錬金術スキルを持つ者はそれを使用し錬金術のスキルを持たない者は錬成陣の描かれたこの【錬金紙】を使って各机に置いてある磁鉄鉱から鉄だけを抽出してみるのである!質問は受け付けるのであるぞ!」
リギメアさんは、そう言ってワタシ達に実技をさせました。
〈解析終了しました。物質名『磁鉄鉱』の構造内容物の把握を完了しました。磁鉄鉱に触れていただければ、スキル『錬金術』を用いてすぐさま完璧に 抽出可能です。如何しますか?〉
ギンカは、実技に入るとそう言いました。
(……ギンカ、お願いします。)
ワタシはそう言って、磁鉄鉱に指先を触れました。
〈了解いたしました。……抽出完了しました。〉
ギンカが、そう言うと同時に目の前に有った磁鉄鉱は鉄とそれ以外に分けてありました。
鉄は、インゴット状にして有りました。
ナゲット状だと酸化が早いと考えたのですかね?
「……リギメア先生、終わりました。」
ワタシは、リギメアさんにそう言いました。
「むむ!!早いのであるな!鑑定!……素晴らしい出来なのである!他の者が終わるまでこれを読んでいると良いのであるぞ!某が、興味深いと思った論文である!」
リギメアさんは、驚いた後そう言って本を渡すと他の生徒のところに向かいました。
……読破しますかね。




