サイドストーリー(レイド、その他) 第3話 集落との別れですのぉぉぉぉぉぉ!
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集落の皆んなを埋葬したオレ達は、オレが収納していた武具を身に付けて集落の入り口で集まっていた。
「さあ、行くよ。2人共。」
オレは、そう言った。
【魔の森】の魔物は強い敵ばかりな為、オレ達は隠れながら移動する事にした。
今のオレ達では対処しきれない化け物がこの森には何体かいる。
大地竜や鮮血蹴撃兎の集団、極闇狼の群れ。
それと、森の主だ。
コイツらは、相手をしてはいけないと言われていた。
……見つからずに行けると良いが。
~~~アルフレッド視点~~~
「う~ん。やっぱり、僕の代で活発化してきているね。各集落や領地からの連絡が来てくる。」
僕は、事務室で仕事机の上に表示されているホログラムに映っている各集落の長や領主、ギルド長から来る報告を確認しながらそう言った。
長年各地で暗躍している狂信者集団『マリス教団』。
『マリス教団』は、様々な種族の混合集団であり、その教団メンバーの数は数知れず。
魔導具を用いた警戒網を築いても、効果は無かった。
「……あ゛あ゛あ゛~~、狂信者の相手は疲れるなぁ。各軍の団長に通達して、対策させるしか無いかな?僕だけじゃ対処しきれない。隠密部隊も送ってはいるけどなかなか終わらないよ。」
そう言いながら、僕はキーボードを叩き各軍や領主、集落の長やギルド長達に命令を送った。
「くそ。少なくない被害が出ているんだ。どうにかならないモノか……。」
僕は、唇を噛みながらそう言った。
せめて、子供達の代にこの悩みが及ばない様にしないと。
「……冒険者だった時が懐かしいなぁ。」
僕は、ため息を吐きながらそう言った。
~~~???視点~~~
禍々しい力で満たされたどこの世界とも隔離された空間に黒いウェディングドレスを着た黒い翼を5対持つ女性がいた。
「アハハハ、アハハハハハハハハハ!!私の信者達が面白い事してますねェ!?」
狂った様に女性はそう笑った。
その顔は狂気に満ちた顔で、それで且つうっとりとしていた。
「そろそろだ、そろそろあの娘のお気に入りで遊べるぅ。アハハハ!嗚呼、楽しみ。あの娘がどんな顔で苦しむのかが!」
女性は、そう言うと自身の身体をその両手で抱きしめていた。
「アハハハハ!!せめて抗ってみてくださいねぇ、この私にィ!!」
そう言った後も、その女性は狂った笑いを続けていた。
~~~???視点~~~
「ふふふふ、あの娘面白そうだなー!◾️◾️ちゃんが転生させたらしいけど成長速度が可笑しいね。このままだと早い内に此方の領域に到達するんじゃないかなぁ?」
何処かで異質な気配を纏ったナニカがそう言った。




