第69話 学園生活ですのぉぉぉぉぉぉ!2
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「さて、アタシの自己紹介の次は、諸君の版だな。一番右の最前列の子から左の子、一番左の子まで終わったらその子の後ろといった風に自己紹介をしていってくれ。」
ミシャリスさんは、ワタシ達にそう言いました。
しばらくして、生徒全員の自己紹介が終わりました。
ちなみにですが、このクラスの人数は25人でして、色々な種族がいました。
「よし、自己紹介も終わったな。では、これを配ろう。」
そう言うと、ミシャリスさんはワタシ達に謎の腕輪を配りました。
「それは、万能的な魔導具の腕輪でな。超位錬金術師のレイカ氏と超位魔導具製作師のキリナ氏がギルド連盟と協力して製作した物だ。その腕輪に金銭を入金する事ができ、学園都市内でなら商店やギルドなどで腕輪だけで決済できる。もちろん、機能は決済だけで無く、あまり多くは入らないが異空間収納機能と時間通知機能、同期した腕輪と通信機能がある。ギルドで何か登録したりする時に、その腕輪を見せてから登録すれば、腕輪をギルド証として使う事もできる様になるぞ。」
ミシャリスさんは、そう言って腕輪の説明をしました。
なるほど。
この腕輪、ギルド証代わりにもなるのですね。
それにしても凄い技術ですね。
腕輪を手に着けたらジャストフィットする様に収縮しました。
サイズ調整の刻印でも刻み込まれていたのでしょうか?
〈解析終了しました。魔導具名は、『ギルドの腕輪』。魔導具名『ギルド証』の上位互換です。機能は先程、個体名『ミシャリス』が発言した通りの様です。能力につきましては、『刻印;サイズ調整』、『機構;環境維持』、『機構;通信登録』、『機構;異空間収納〈小〉』、『機構;通貨取引』がある様です。〉
ギンカは、腕輪を解析した後そう言いました。
ふむ。
ムレ防止が地味に嬉しいと思いますね。
サイズ調整がされているのに、ムレるとか地獄ですからね。
『通貨取引』という機構の効果で、決済などができる様ですね。
名前からして、当たっていると思います。
流石、その道のプロといった所でしょうか。
まだこの辺りの能力を与えるのは、ワタシにもできません。
できて『刻印;切れ味維持〈中〉』などなので、もっとスキルLVを上げて、できる様にしたいですね。
と、思考が逸れていましたね。
ミシャリスさんの話に戻りましょう。
「さて、配る物も配ったし、授業に入るとしようかな。」
ミシャリスさんは、そう言うと教卓に組み込まれているキーボードを、教卓の上に表示されるホログラムを見ながらタイピングして授業の用意を始めました。
5分程待っていると、用意が終わった様で、モニターに何やら表示されました。
見てみると、どうやら前世の前時代の平均的な基礎的な高校レベルの数学の様ですね。
やはり最高難易度の学園ですね。
小1でこの難易度はかなりハイレベルだと思いますね。




