第6話 暇ですのぉぉぉぉぉ!
★マークとブクマと感想をお願いしますぅぅぅぅ!
さて気を取り直して、こういうファンタジーな世界に来たんです。
魔法というものに触れたいですね?
……やはり暇ですし、魔力を操作して暇でも潰すことにしましょうかね。
ラノベではよくそんなことをしていた気がしますし。
(魔之才。)
ワタシは、自身の奥側にあるスイッチの様なモノを押すイメージをしながらそう念じました。
ワタシが自身の身体に意識を向けると体に暖かい何かがあるのに気が付きました。
気というのは前世でもある程度感じ取れていましたがソレとはまた違う感じでした。
……これが魔力ですかね?そう思いワタシは、少しずつ動かしてみることにしました。
……何か楽しくなって来ましたね。
右手の先に魔力を集めるイメージをしてみましょうかね。
そう思い右手の人差し指に魔力を集めていると人差し指が光り出しました。
なんでしょうコレ。
取り敢えず、指から切り離しワタシの周りをクルクル回る様にイメージしてみました。
そう念じると、指先に集まっていた魔力が指から離れワタシの周りを周り始めました。
……鳥か何かをイメージしたらこれ変形しませんかね?
ラノベ知識なのですが……おお、鶏をイメージしたら、その形になりましたよ。
なかなか面白いですね。
《熟練度が一定に達しました。スーパースキル「魔力精密操作LV1」を習得しました》スーパースキル「魔力制御LV1」はユニークスキル「魔之才LV1」に統合されました。権能『魔力操作』は『魔力精密操作』に強化されました》
結局ワタシは、母乳を飲ませるためにサラが来るまで魔力操作で遊んでしまいました。
最終的に細くして糸みたいにして遊んでしまいました。
……ふむ、動けない赤子には良い暇潰しですかね?
……暇潰しに赤子は、魔力操作をしないと思う、と言う声が何処からか聞こえましたが、まあ、いいでしょう。
無視です。
気にしてはいけません。
暇なのが悪いのと高校生位の知性を持った状態で赤子らしくしろというのが間違いなのです。
その後ワタシは、赤子特有の眠気には勝てずに寝てしまいました。
スヤー
〜〜〜その日の昼ごろ〜〜〜
……起きてしまいましたね。
ええ、暇です。
先程と同じことをしても味気無いので鑑定でも使ってみますか。
(鑑定。)
ワタシは、寝台の枠を見ながらそう念じました。
《鑑定結果》
【安眠の魔樹寝具】 魔導回路【睡眠補助】、【魔力放出】、【魔力蓄積】、【危機警告】が組み込まれた魔樹製寝具の魔導具。……ゆっくりお休み?
……コレは……凄いのかどうか分からない感じですね。取り敢えず両親には感謝の念を。
感謝、感謝。
さて、気を取り直して次はあの壁にある電球みたいなのを鑑定してみますか。
(鑑定。)
ワタシは電球の様な物を視界に収めながらそう念じました。
《鑑定結果》
名称;魔導硝子灯
説明;魔動式の硝子灯。内蔵魔石に発光の魔法陣が組み込まれている。魔力を消費して発光する。
なるほど、魔石ですか。
確かラノベなどでは、魔物を殺すと手に入るのでしたっけ。
実に興味深いですね。
その後ワタシは何個か部屋の物を鑑定したのち寝ました。
スヤー。




