表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で皇女にTS転生しますのぉぉぉぉぉ!  作者: クリフォトの大樹
第1章 幼女編ですのぉぉぉぉぉ!
54/108

第49話 お父様との鍛錬ですのぉぉぉぉぉぉ!2

 ★マークとブクマと感想をお願いしますぅぅぅぅ!

「さあ、対処してごらん。」

 お父様がそう言うと、背後の七つの【砲追球(ビット)】からそれぞれの属性の魔術攻撃が放たれました。

「『【火燃矢(ファイヤー・アロー)】、【水流矢(ウォーター・アロー)】、【風刻矢(ウィンド・アロー)】、【地塊矢(アース・アロー)】、【極光矢(ライト・アロー)】、【極闇矢(ダーク・アロー)】、【魔塊矢(フォース・アロー)】』。」

 ワタシは、初撃目のそれを【(アロー)系】の魔術で撃ち落としました。

「ッ!!局所魔塊盾ローカル・フォース・シールド!」

 しかし、お父様の【砲追球(ビット)】からは次撃目、三撃目と魔術の弾幕が放たれるため、ワタシは無属性の盾を部分的に発動し、逸らしたり、弾いたり、しました。

 部分的に【魔法】を展開する、初歩の魔理技術だとお父様は言っていました。

「複合魔術、『【移雷槍(プラズマ・ランス)】』。」

 ワタシは、お父様の攻撃の隙を突き、複数属性の魔術を組み合わせて発動させるスキル外の技術体系……【複合魔術】を使用し、ワタシの右手の先から出てきた、炎と雷で形成された移雷(プラズマ)の槍をお父様目掛けて放ちました。

「『【局所魔塊盾ローカル・フォース・シールド】』。脇がガラ空きだよ?」

 お父様は、ワタシの魔術攻撃を【魔塊盾(フォース・シールド)】をワタシと同じく部分的に展開することで防御しました。

 そして、お父様は、そう言うと、無属性の【砲追球(ビット)】を自動操作から手動操作に切り替えると、移動させ始めて、ワタシの右横から連射銃(ガトリングガン)の様に【無魔弾(フォース・バレット)】を放ちました。

「ッ!!『【身体強化(フィジカル・ブースト)】、【減重力化(ライト・グラビティ)】』。」

 ワタシは、瞬時に術者の身体能力を強化する無魔術の呪文(スペル)と術者に掛かる重力を軽量化させる呪文(スペル)を展開して、後方に飛び、回避しました。

「『【火燃環(ファイヤー・サークル)】』。」

 後方の地面に着地すると同時に、ワタシは、そう言って、お父様の足元目掛けて火の環を放つ呪文(スペル)を発動しました。

「『【火燃防壁(ファイヤー・ウォール)】、【魔塊防壁(フォース・ウォール)】』。」

 しかし、お父様は、足元に魔法陣が展開されきるより先に、【防壁火燃(ファイヤー・ウォール)】と【魔塊防壁(フォース・ウォール)】の二つを展開して防御しました。

 ふむ。

 【火燃環(ファイヤー・サークル)】による炎熱属性と魔力の双方のダメージは、お父様の二層の【防壁(ウォール)】によりよって完全に防がれましたね。

「『【爆風球(ウィンド・ボム)】』。」

 それを、コモンスキル『思考加速』によって加速した思考領域で確認したワタシは、そう言ってお父様目掛けて接触時に周囲に風撃を放つ呪文……【爆風球(ウィンド・ボム)】を展開し、放ちました。

「『【爆風球(ウィンド・ボム)】』。」

 お父様は、ワタシが放った呪文(スペル)と同様の呪文(スペル)を使用して、ワタシの魔術攻撃を打ち消しました。

「……ワタシの負けです、お父様。」

 打ち消されるのを見たワタシは、お父様にそう言いました。

 もうOP(オド・ポイント)……体内魔力量(オド)がすっからかんになっているので、これ以上の魔法の実践練習はキツそうです。

 いくら『OP自動回復』が有っても限度が有りますからね。

「そうだね。シオンの体内魔力量(オド)も、もう少ないみたいだから良いよ。今日の分は終わりだよ。汗をかいたいるだろうし、シャワーを浴びてくると良いよ。」

 お父様は、ワタシにそう言いました。

 では、お言葉に甘えて、シャワーを浴びて来ますかね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ