第39話 家庭教師ですのぉぉぉぉぉ!
★マークとブクマと感想をお願いしますぅぅぅぅ!
「陛下及びシオン殿下、家庭教師の方が到着されたとの事です。」
皇城にある応接室で、ワタシとお父様が家庭教師達を待っていると、皇城の執事長である【セバス】が扉を叩いて入ってくるとそう言いました。
「……分かった。ここまで連れて来てくれ。」
お父様は、セバスさんにそう言いました。
「承知いたしました。」
セバスさんはそう言って礼をすると、出て行きました。
「お連れいたしました。」
セバスさんは扉を叩いて、そう言いました。
「入ってくれ。」
お父様はそう言いました。
「失礼します。」
透き通る様な声でそう言うと、一人目の家庭教師の人が入って来ました。
その家庭教師の背中には白い鳥の様な翼を一対生えており、頭の上には光の輪が浮かんでいました。
天使種ですかね?
「お久しぶりで御座います。アルフレッド陛下。学園高等部以来で御座いますね。シオン殿下の礼儀作法の教育に参りました。」
天使種の家庭教師さんはお父様にカーテシーをして、そう言いました。
「ああ。久しぶりだね。【マリナ】。」
お父様は、マリナさんにそう言いました。
「シオン殿下、初めまして。マリナと申します。」
マリナさんは、ワタシにもそう言って挨拶しました。
「失礼します。」
マリナさんの挨拶が終わると、そう言って次の家庭教師が入って来ました。
その家庭教師の姿は、服を着た二足歩行の蜥蜴の様でした。
多分、竜鱗人種なのでしょう。
「お久しぶりで御座います、アルフレッド陛下。シオン殿下の座学の教育に参りました。」
竜鱗人種の家庭教師は礼をして、そう言いました。
「お久しぶりだね。【プロミネ】。」
お父様は、プロミネさんにそう返しました。
「シオン殿下、初めまして。プロミネと申します。」
プロミネさんも、ワタシにそう言って挨拶しました。
この間も鱗の生えた尻尾を左右に振っています。
無意識でしょうね。
「今日から、この2人がシオンの家庭教師となる。割り振りとしては、午前中でプロミネの座学をした後、マリナの礼儀作法を教わることになるかな。」
お父様は、ワタシにそう言いました。
「よろしくお願いしますね、マリナさん、プロミネさん。」
ワタシは、カーテシーをしてそう言いました。
「「こちらこそ、お願いします。」」
2人は、カーテシーと礼をして、そう返しました。
現在分かっているシオンの過去。
・男
・彼女いた。
・開発者?




