第34話 剛魔人形での鍛錬ですのぉぉぉぉぉ!
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投稿遅れすまぬ。明日辺りから早めに投稿できそうだから許してください。
ワタシは、自己鍛錬をするため、自室から出て修練場に来ていました。
さて、剛魔人形を創造してみますか。
「下位剛魔人形創造。」
ワタシがそう言うと、目の前の地面に黒い滲みの様なモノが現れ、そこから体長2メートル程の石でできた何かが浮かび上がって来ました。
その何かは人型を取っており、その顔の目に当たる部分には赤い炎が瞳の様に存在していました。
よく見てみると、その人型の何かは、胴体ががっしりとしており、四肢は太く、指先が両手足全て人と同じ数の姿をしていました。
〈解析終了しました。どうやらこの【石剛魔人形種】が基本型の様です。〉
ギンカはワタシにそう言いました。
ふむ、では【剛魔人形改造】を使ってみましょう。
ワタシはそう思い、騎士をイメージしながら使用してみると【石剛魔人形種】は騎士の姿に変形しました。
〈解析終了しました。対象は種族【石騎士剛魔人形種】に変化しました。〉
ギンカはワタシにそう報告しました。
……取り敢えずコレと戦ってみますか。
ワタシはそう思うと、改良型在庫目録から鉄から作成した斧槍と【成長刀】である〈ダン〉を取り出しました。
【成長刀】は、血を与えるとその血の持ち主専用になる様でワタシ専用武器になりました。
〈ダン〉という名は、ワタシがその時に名付けました。
使い込めば使い込む程強くなるそうなのでこれからは、毎回使っていこうと思っています。
さて、話を戻して【石騎士剛魔人形種】との鍛錬をしていくとしましょう。
「命令。全力で攻撃して来なさい。但し、周囲に迷惑の掛からない範囲で。」
ワタシがそう命じると、【石騎士剛魔人形種】はコクリと首を縦に振った後、持っていた大剣を両手で構えました。
なかなか様になっていますね。
ワタシはそう思うと同時に地面を蹴りながら間合いを詰めました。
右手に持った〈ダン〉は、突きを放つ様な構えをし、左手に持った斧槍は穂先が地面を擦り上げる様な持ち方をしました。
ワタシが、【石騎士剛魔人形種】の剣の間合いに入ると【石騎士剛魔人形種】は大剣で真っ向斬りをする事で迎撃をして来ました。
「朧月。」
ワタシがそう言うと同時に大剣はワタシを真っ二つにしました。
【石騎士剛魔人形種】 の大剣が地面に到達すると、砂煙が少し舞いました。
【石騎士剛魔人形種】は、大剣から感じる感覚に違和感を感じたのか、周囲を警戒し始めました。
すると、【石騎士剛魔人形種】は背後に殺気を感じた様で、大剣を背後目掛けて、一閃しました。
その一閃はワタシの〈ダン〉による一撃とぶつかり合い、バチバチと闘気が周囲に飛び荒れました。
「もういっちょ!」
ワタシはそう言うと、左手の斧槍を思いっきり【石騎士剛魔人形種】目掛け振り下ろしました。