表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で皇女にTS転生しますのぉぉぉぉぉ!  作者: クリフォトの大樹
第1章 幼女編ですのぉぉぉぉぉ!
32/108

第27話 アスレチック式鍛錬ですのぉぉぉぉぉ!

 ★マークとブクマと感想をお願いしますぅぅぅぅ!

(……終わりましたね。)

 ワタシはそうギンカに言いました。

〈お疲れ様です。マスター。〉

 ギンカは、ワタシにそう言って来ました。

(……この鍛錬だけでは、戦闘系スキル以外のスキルLVが上がり難いですね。いっその事、アスレチックの様にして鍛錬した方が良いかもですね。)

 ワタシは、10秒程考えた後そう言いました。どうですかね?

〈……そうですね。では、アスレチックでの踏破鍛錬のち「鍛錬樹」での戦闘鍛錬に致しましょう。〉

 ギンカは、ワタシの意見にそう言って賛成してくれました。

 これで、上がりの悪いスキルのスキルLVが上がり易くなりますね。

〈それでは、アスレチックを作成します。〉

 ギンカがそう言うと、ワタシの前の地面の一部が空に向かって突き出し始め、瞬く間にアスレチックが出来上がりました。

 まぁ、少し小さめな気もしますが。

〈アスレチック作成完了しました。本当はもう少し難易度を高くしたかったのですが、騎士の方々への迷惑を考慮し規模を縮小したため、それに合わせて難易度も低下してしまいました。尚、騎士の方々には偽の光景を見てもらっています。〉

 ギンカは、少し申し訳なさそうにそう言いました。

 それはしょうがないのでは無いですかね?

 一応、あそこにいる騎士達は自己修練の真っ只中ですからね。

 迷惑を考慮してくれたのは嬉しいですね。

 ……ワタシが、鍛錬している時点で手遅れな気もしますが。

(大丈夫ですよ、ギンカ。これでも鍛錬には丁度良さそうですからね。……妨害もお願いしますね、その方が鍛錬になりますので。)

 ワタシは、そう言うとアスレチックに挑み始めました。

「……ロッククライミングですか。」

 まずワタシは、壁に石がぽつぽつ生えているところから始めました。

 高さは大体5メートル程ですが、石が本物の石なので掴みにくく時折りギンカからの風と重力による妨害が入るので、普通より難易度が3倍程に上がっている様に感じました。


《熟練度が一定に達しました。コモンスキル「登攀LV1」を習得しました》


 やりました、スキルを習得しました。

 先程よりも登り易くなったので効果は顕著に出ていますね。



 クリアまで、後少しというところでギンカからの妨害に新しいのが追加されました。

 風と重力に加えて、新しく石が飛んでくる様になりました。

 前後左右から飛んで来るので避けながら登るのは更に難易度が上がりました。




《熟練度が一定に達しました。コモンスキル「登攀」のスキルLVが5に上がりました》


 数分後、ワタシは何とか登り切ることに成功しました。

 ふむ、登っている最中に習得したスキルがもう半分までスキルLVが上がっていますね。

 真剣さが熟練度上昇に関係しているのでしょうか?

「さて、次は……綱渡りですか。」

 ワタシの目の前には、硬質化した石で形成された横幅5センチ程の柱が3メートルに渡り掛けられていました。

 これまた、ギンカからの妨害が入るので普通の数十倍は難しくなっていますね。



《熟練度が一定に達しました。コモンスキル「軽業」を習得しました》熟練度が一定に達しました。コモンスキル「平衡感覚強化LV1」を習得しました》熟練度が一定に達しました。コモンスキル「重心操作LV1」を習得しました》熟練度が一定に達しました。コモンスキル「回避LV1」を習得しました》


 ワタシが、1メートル半位まで渡っているとそう通知(アナウンス)が来ました。

 かなり難しいですね。

 渡ろうとすると左右のどちらからか風が吹いたり、重力で引っ張られたりするのは。

 先程なんて、飛んで来た石をイナバウアーの様に後ろにのけぞりながら回避しましたからね。




《熟練度が一定に達しました。コモンスキル「平衡感覚強化」のスキルLVが4に上がりました》熟練度が一定に達しました。コモンスキル「重心操作」のスキルLVが3に上がりました》熟練度が一定に達しました。コモンスキル「回避」のスキルLVが3に上がりました》


 ふう、無事渡り切りましたね。

 途中ヒヤッとしたところが有りましたが良かったですね。

 おや、今度は、柱が有りその間がかなり空いてますね。

 これを渡れということですかね。

「せーのっ!」

 ワタシは、そう言って前の柱目掛けて飛びましたが、ギリギリ届き切らずに落ちそうになりましたが、端に手が届き助かりました。

 ……少し怖かったですね。


《熟練度が一定に達しました。コモンスキル「跳躍」のスキルLVが7に上がりました》熟練度が一定に達しました。コモンスキル「空歩」のスキルLVが3に上がりました》


 ……後10回程あるみたいですね。

 さっさと行きますか。



《熟練度が一定に達しました。コモンスキル「跳躍」のスキルLVが10に上がりました。スキルLVがMAXになりました》スキルが派生しました。スーパースキル「空間跳躍LV1」を習得しました》熟練度が一定に達しました。スーパースキル「立体機動」のスキルLVが5に上がりました》熟練度が一定に達しました。スーパースキル「疲労軽減」のスキルLVが4に上がりました》スーパースキル「予測Ⅱ」のスキルLVが3に上がりました》エクストラスキル「予感」のスキルLVが2に上がりました》熟練度が一定に達しました。スキル「回避」のスキルLVが6に上がりました》ユニークスキル「最適化(オプティマイズ)」が発動しました。コモンスキル「跳躍LVMAX」、「登攀LV5」、「回避LV6」を統合させ、エクストラスキル「自在踏破(パルクール)」に進化を開始・・・・・・成功しました。エクストラスキル「自在踏破(パルクール)LV1」を習得しました》熟練度が一定に達しました。スーパースキル「並列行使Ⅱ」のスキルLVが2に上がりました》熟練度が一定に達しました。エクストラスキル「領域把握(リージョン・グラスプ)」のスキルLVが2に上がりました》熟練度が一定に達しました。コモンスキル「見切り」のスキルLVが9に上がりました》


 やっと終わりましたね。

 ふむ、自在踏破(パルクール)ですか。所謂複合スキルというのですかね。

 ワタシのユニークスキルと似たような感じですかね?

 さて、鍛錬に意識を戻しましょうか。

(ギンカ、次は何をすれば?)

 ワタシは、柱を飛ぶ鍛錬を終えギンカにそう聞きました。

 もしかして、ですが、この壁の様なところを使うのでは無いですかね。

 感ですが、そんな予感がします。

〈その壁の上を全力で走ってください、マスター。それでこのアスレチックは終了です。〉

 ギンカは、ワタシにそう返しました。

 予感は当たっていましたか……。

 綱渡りの時の2倍の幅が有るといってもこの上を走るのは相当難しそうですね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ