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異世界で皇女にTS転生しますのぉぉぉぉぉ!  作者: クリフォトの大樹
第1章 幼女編ですのぉぉぉぉぉ!
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第24話 お風呂と食事ですのぉぉぉぉぉ!

 ★マークとブクマと感想をお願いしますぅぅぅぅ!



「ふぅ、やはりお風呂は気持ちいいですね。」

 ワタシは、身体を流し湯船に浸かりながらそう言いました。

 前世が日本人だったからか、お風呂は大好きなんですよね。

 ワタシは、前世でも1時間位入る長風呂派だったんですけど、友人には15分で充分だって言って時は驚きましたね。

 あの友人は、前世の世界でも元気でしょうか?

 まぁ、案外しぶとく生きてそうなものですが……。

「……さて、そろそろ上がりますか。」

 ワタシはそう言って湯船から上がり、脱衣所に向かいました。




《熟練度が一定に達しました。コモンスキル「斬撃耐性LV1」を習得しました》


〈……どうやら、仮想空間での経験はマスターとリンクしている様です。こちらで行ったことはマスターに熟練度という形で同期しているのでしょう。〉

 ワタシが脱衣所で、下着を着ているとギンカはそう言ってきました。

 あ、この世界の下着事情は前世の世界とさほど変わらない印象ですね。

 前世は男でしたけど、それぐらいは分かりました。

 ふむ……図書室にあった歴史の本にも書いて有りましたが、やはりこの世界にはワタシの他にも転生者や転移者がいる様ですね。

 それはそうと、ワタシとギンカの仮想空間での経験がリンクしているのですか?

(……ではそれを利用して耐性スキルなどを早期に強化できますね。)

 ワタシは、少し思考を回した後、ギンカにそう言いました。

〈はい。現時点では、並列化した仮想空間で他の耐性スキルを習得できる様に様々な状況をシュミレートしているので今日の夜には大半の耐性スキルは習得できると思われます。〉

 ギンカは、ワタシにそう言いました。

 ふむ、今日の夜には……ですか。

 早いですね。

(流石ですね。)

 ワタシはギンカをそう言って褒めました。

〈ありがとうございます、マスター。耐性スキルとスキル開発などと並列で五感等の再現などを仮想空間でできる様にしておりますのでいつかは、マスターをこちらに招待できるかもしれません。〉

 ギンカは、ワタシにそう言って来ました。

(楽しみにしていますね。)

 ワタシはギンカにそう返しました。……よし、着替え終わりましたね。

「ふむ、やはりドレスは少々慣れませんね。」

 ワタシは、スカートの裾を少し引っ張りながらそう言いました。股がスースーするのは慣れないです。

「……そろそろ行かないと行けませんね。」

 ワタシはそう言って食堂に向かいました。



「お嬢様、どうぞ。」

 侍女(メイド)さんに食堂の扉を開けてもらいワタシは食堂に入りました。

「やあ、シオン。グリス君に聞いたよ。もう独自の修練を開始したんだって?ルファトが図書室の過半数の本は読み切っていたと言っていたけどやはり僕達の娘は天才だな。」

 お父様である、アルフレッドはワタシにそう言ってきました。

「そうね、アルフレッド。クリアストやラインハルトでもシオンの歳の頃は私達にべったりだったものね。」

 お母様は微笑みながらそう言いました。

 クリアストとは、ワタシの長兄である人で、次代の皇帝となるべくお父様の下で頑張っているらしいです。歳は5歳だそうです。

 もう一人の、ラインハルトというのはワタシの次兄で、騎士になるべくお母様に鍛えられてるとか。歳はクリアスト兄様の2つ下で3歳だそうです。

「ちょっ、止めてくださいよ、お母様!妹の前ですよ恥ずかしい……。」

 クリアスト兄様は、顔を赤らめながらお母様にそう言いました。

「ぷふぅ、クリアスト兄もそんな頃が有ったんだな、ぷははは!」

 そんなクリアスト兄様に対して、お腹を抱えてラインハルト兄様は笑いました。

「……悪いかな?ラインハルト。俺にだって恥ずかしいことの一つや二つぐらいあるに決まっているだろう。」

 クリアスト兄様は、黒いオーラを出しながらラインハルト兄様にニッコリと笑みを浮かべながらそう言いました。

「皆様、お食事の準備が整いました。」

 そんな2人の言い合いは、食事の準備が完了したらと伝えに来た侍女(メイド)さんによってピタッと止まりました。少しすると、執事(バトラー)さんや侍女(メイド)さん達がワゴンを押しながら入って来ました。

「本日のメニューは、【黄金殻海老ゴールドシェルシュリンプ水晶殻大蟹ロッククリスタルシェルビッグクラブ、美容大根、健康人参のサラダ】、【豚鬼(オーク)カツ】、【格闘鶏(バトルチキン)の卵と牛鬼(ミノタウロス)のスープ】、【艶やか米】にございます。」

 調理士(コック)長……ネスラさん……はそう言って料理を配らせました。

「……では、頂こうか。いただきます。」

 全員に食事が配り終わったのを確認すると、お父様がそう言いました。

 その声を合図にワタシ達は「いただきます」と言ってから食べ始めました。

 ……図書室の本によると数千年前の転生者やら転移者やらが、下着や服、科学などと一緒に食文化までを持って来た様なのです。

 ですから、この世界では『いただきます』、『ごちそうさまでした』は基本らしいです。

 ……それにしても食材の癖が強いと思うんですよね。

 野菜辞典を前に読みましたけど、【猛々椎茸】やら【漲りトマト】やら【速くなりたい菜】やら前世の世界の食材とはかなり違う様です。

 まあ、美味しいから良いんですけどね。

 もぐもぐ、あ、この水晶殻蟹の身、美味しいです。

 プリプリして味が深いですね。


《解析終了しました。エクストラスキル「水晶殻化LV1」、「美容維持LV-」、「水晶増幅LV1」、「雷圧振動LV1」、コモンスキル「骨格強化LV1」、「羽根生成LV1」、「羽根弾LV1」、「精力絶倫LV1」を習得しました》


〈マスター、食事を解析しましたところ、スキルがいくつか習得できました。……解説しますか?〉

 ギンカは、今なお料理を食べている最中のワタシにそう言いました。

 ……確かにどんな効果があるか気になりますね。

(ギンカ、お願いします。)

 ワタシはギンカにそうお願いしました。

 あ、黄金海老美味しい……。

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