第97話 小鬼討伐と薬草採取ですのぉぉぉぉぉ!2
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「ふむふむ。色々生えていますね。」
小鬼討伐が終わったワタシは、そう言いながらギンカの補助を頼りに魔草を採取していました。
今集まっているのは、以下の通りですね。
一種類目、治癒草…別名『薬草』と呼ばれる魔草です。
根と茎に摂取した対象を癒す成分が含まれていて、体力回復薬の材料の一つになります。
その為、根を傷付けずに採取する必要があります。
二種類目、止血草。
こちらは、茎に止血成分が含まれていて、それを磨り潰して止血用軟膏にしたりします。
三種類目、解毒草。
こちらは、草全体に解毒作用のある成分が含まれており、解毒薬の材料の一つになります。
四種類目、眠り草。
こちらは、葉に睡眠促進成分が含まれています。
睡眠薬の材料の一つです。
ちなみに、この四種類は10株ずつ狂科学実験室の『農産室』の畑に植えておきました。
これで、回復薬の研究ができるなりましたね。
ある程度国家規模で研究されてはいますが、もしかしたら有益なものが出来上がるかもしれませんからね。
いえ、別段回復薬に使用しなくても治癒草でしたら、料理にも使えそうですが……。
さて、この位にして戻りましょうか。
冒険者ギルドで換金した後は、スズリ商会で食材を購入しますかね。
ついでに野菜等の種も購入しておきましょう。
複製するのもいいですが、あれはどうやら品質は上がらないようですしね。
ギンカによると、狂科学実験室はワタシの生産スキルの補正が来ているようで、それに伴ってスキル熟練度が送られて来ているそうな。
自動収穫や自動採掘、自動栽培の機能の向上が見られるとも言っていましたので、熟練度が上がればより高品質な農産物や採掘物等を得ることができ、更に熟練度が上がるという循環のようです。
まぁ、自動機能ですので放置するだけで良い様ですね。
そういえば、前世の一昔前ではこの様な機能の導入された電脳遊戯が有ったとか……。
「達成しました。」
森から冒険者ギルドの納品場に戻って来ると、受付係にワタシはそう言いました。
改良型在庫目録から討伐証明部位と薬草をギルド証と共に提出しましょう。
「はい。承ります。確認致しますので少々お待ちください。」
受付係はそう言うとワタシから討伐部位……小鬼の場合は魔石ですね……と薬草とギルド証を受け取りました。
「お待たせ致しました。依頼の達成、確認致しました。達成の印を押しましたのでギルド証の方をお返します。こちら、報酬の合計500Rになります。」
受付係はそう言うとギルド証と報酬を渡されたました。
「ありがとうございます。」
ワタシは、そう言いながらギルド証と報酬を改良型在庫目録に収納しました。




