第95話 冒険者ギルドの説明ですのぉぉぉぉぉ!
★マークとブクマと感想をお願いしますぅぅぅぅ!
「はい、お願いします。」
ワタシは受付係にそう言いました。
「それでは、説明させていただきます。ここ、冒険者ギルドでは、ギルド加入者である【冒険者】をランク別けしています。最上位のランクをSランク冒険者として、その下にAランク冒険者、Bランク冒険者と続き、最下位にFランク冒険者となっております。本来は、人柄などを調べたり犯罪歴を調べたりするのですが、その点は『ヒヒイロカネ学園』の制服という身元の保証と戦闘能力の高さの保証から省かせていただきました。冒険者としての依頼はそちらの掲示板にランク別に張り出されていますので、依頼を受けたい場合は、そこの依頼受託受付の方に持って行ってください。依頼には難易度も設定されていまして、その点も踏まえて一定ポイント分の依頼をこなすでランク昇格が可能となります。また、Bランク以上に上がる為には高い教養が必要になります。他には、冒険者同士がギルド証を用いて、パーティー登録やクラン登録も可能となっております。パーティー登録をすると、獲得経験値が分散されるというデメリットは有りますが、依頼を複数人で受ける事が可能などのメリットも有ります。クラン登録をすると、購入した建物をクランハウスとして登録できる様になります。」
受付係さんはそう説明してくれました。
「なるほど。説明ありがとうございます。」
ワタシは受付係にそう言うと、依頼掲示板を見に行きました。
「ふむ。」
ワタシは、依頼掲示板を見てそう言いました。
ワタシのランクであるFランクで受けられるのは、下水道の掃除などと書かれていました。
一応、冒険者ギルドは周囲の信用によって成り立つものなので、地道な積み重ねが良いのでしょうね。
お使い系もFランクの依頼の様です。
薬草採取やら迷子探しやら比較的安全な依頼が多い気がしますね。
一応、大量発生した小鬼種討伐などの依頼も有りましたね。
しかし、ふむ。
お掃除系の依頼は良いかもしれませんね。
森羅万象操作で風を起こしたりして掃除をすれば早そうです。
「……依頼を受託しに行きますかね。おや?常時依頼なんてのも有る様ですね。納品すれば良いと……。覚えておきましょう。」
ワタシはそう言って、依頼表を掲示板から取ると、依頼受託受付に向かいました。
「これとこれをお願いします。」
ワタシは、小鬼種を10匹討伐と薬草15株採取の依頼表を受付係に渡しました。
食用で無い対象を討伐した場合、魔石や名前が分かる物を持ってくれば、依頼は達成になるそうですね。
先程、依頼表を見て知りました。
「はい、承りました。……こちらはお返しします。」
受付係さんは、そう言って何かを操作した後、依頼表を返して来ました。




