第93話 レグニスト帝国学ですのぉぉぉぉぉ!2
★マークとブクマと感想をお願いしますぅぅぅぅ!
「まずは、自己紹介と行こうか!私は『レグニスト帝国学』を教えている、【ディビル】と言う!よろしく頼むぞ!!」
ディビルさんはそう言いました。
「自己紹介をしたから、講義に入るぞ!!この国、レグニスト帝国は【ユミカ暦】より40年以前から有るのだ!」
ディビルさんはそう言って胸筋をピクピクさせました。
ちなみに、現在は【ユミカ暦】100年ですね。
前世の西暦と同じ様に、4代目レグニスト帝国皇帝であり英雄として知られている【ユミカ=フォン=レグニスト】という人が偉業を成し遂げた事を記念して【ユミカ暦】を作り、それが広まったらしいです。
「それより以前にはここには何の国も無かったのだぞ!!それを初代レグニスト帝国皇帝【ドラファゴール=フォン=レグニスト】が幾つかの国をまとめてあげながら作ったのだ!その当時には、周りに軍事大国【バディアルス】や農業連合王国【ファマリヌ】など様々な国が存在し、その大半を組み込んだレグニスト帝国を作った【ドラファゴール】皇帝は人心掌握の天才だったと言われているのだ!そして、その奥方である【ユーフィア】皇妃も商業の才が有り、資金面で【ドラファゴール】皇帝の支援していたらしいのだ!」
ディビルさんは、モニターの写真を交えながらそう言いました。
ふむ。
確か【ドラファゴール】皇帝は、元々貴族の生まれでは無かったらしく、【ユーフィア】皇妃には何度も助けられたとか。
教科書の補足にもそう書いて有りますので多分合ってますね。
「元々は議会制にしていたらしいが、腐敗する者が多くなる事を懸念して君主制にしたらしいのだ!何でも、君主制で有れば、トップがまともで有り、強く有れば腐敗が起きにくくなると考えたそうだぞ!!一応、これまでの皇帝、今代も合わせて皆、まともな皇帝だったと専門家達の間でもそう言われているのだ!」
ディビルさんはポージングを取りながら、そう言いました。
「その次の代の、2代目レグニスト帝国女帝【ミファーシャス】の時代では、国内産業を高める様になったのだ!農業器具の強化や栽培技術の向上を進めていったそうだぞ!!今有る農業技術の半分は【ミファーシャス】女帝の考案した物だそうで、理にかなっているそうだ!ユミカ暦30年前から20年前のこの時代が、産業革新期と呼ばれるものだ!この産業革新期のお陰で当時のレグニスト帝国の国家予算は増えていき、公共事業に手を入れる事ができたそうなのだ!!」
またしても、ディビルさんはモニターを指しながらそう言いました。
この講義を受けた後、他の講義や授業を受け、今日受ける講義や授業が無くなったワタシは、前から行こうと思っていた冒険者ギルドに向かう事にしました。
歴史、書くの難しい……後で描き直すかも
 




