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Last Message  作者: びゅー
3日目
56/60

3日目-23 恋バナ①

ケイ「しかしあのピッティ君?なんでほっといて一人で取りに行かんかねえ?」

ケイト「リアンとローザちゃんを待ってたんじゃ?」

ケイ「いい人~。だからいいように使われてるって感じ~」

クルル「…」

ケイ「どうした、クルル、顔が赤いぞ」

クルル「…えっ!?そ、そんなことはないです」

ケイト「真っ赤だよ。熱でもあるみたい」

クルル「ないです」

ケイ「…はっは~ん。あんたピッティに気があるんでしょ?」

クルル「ん、何を言い出しますか」

ケイ「ほらほら、言わないと今ここでピッティめがけて叫んじゃうぞ」

クルル「やめてください」

ケイ「心配しないで♪誰にも言わないから」

ケイト{こいつは…絶対に言う}

クルル「気があるって言うか…その…ちょっとお話してみたいな…って思ってるだけです」

ケイ「ふーん」

にやり。

ケイ「じゃ、まかせなさ~い」

クルル「何するつもりですかっ!?」


ケイ「実はね…」

ローザ「ふむふむ」

ケイト{さっそく言いふらしてるわけだが。しかもこの人だけにはいっちゃならんような気がしてならない…}

ケイ「ん、もうすぐ来るよ」

ローザ「まかせて」

クルル「…」


リアン「陳腐な食事だぜ」

ピッティ「昨日と言ってること違うじゃないですか…」

ローザ「ねー、ピッティ」

ピッティ「なんですか?」

ローザ「クルルのことなんだけど…」

ピッティ「…?クルルさんがどうかしたんですか?」

クルル「…」

ケイ{いきなり!?大丈夫なの!?}

ローザ「くを取ったら、ルルだね」

ケイ{………}

クルル「…」

ローザ「まるで風邪薬みたいだね」

ピッティ「…そ、それがどうしたんですか?」

ローザ「思っただけ」

ケイ「げほん、げほん」

ケイ「ちょっと、ローザ、こっち来て」


ケイ「あほか!何やってるの」

ローザ「少しでもうちとけさせようと思って」

ケイ「あれじゃかえって気まずくなるじゃん!」

ローザ「これで二人の間に共通の話題が一つできたじゃない。

ピッティ{クルル、君の名前からクをとったら、ルルだね。まるで風邪薬みたいだよ}

クルル{そんな、私風邪なんて治せません}

ピッティ{いや、きっとすぐに治せるようになるよ}

こんな感じで」

ケイ「そんな共通の話題いらない!」

ローザ「そうかなあ…」

ケイ「とにかく、ふたりきりにさせる必要があるね。リアン君にも協力してもらお」


ピッティ「どうしたんですかね?」

リアン「見るからに秘密の話をしているようだな」

クルル「…」

ピッティ「なに話してるんでしょうね」

リアン「秘密にするぐらいだから、きっとろくな話じゃないぞ」

ピッティ「え?どういうことですか?」

リアン「数年前に山奥に埋めた○○さんの話とか、

もしくは裏口入学か、それとも整形をネタにゆすってるとか…」

ケイト「むちゃくちゃ言わないでくれ」

リアン「分からないぞ?おまえがあいつらの何を知ってると言うんだ」

ケイト「ローザちゃんはともかくとしてケイのことは君よりは知ってるぞ」

リアン「おれがケイと知り合いだったらどうする」

ローザ「それよりそれより」

リアン「なんだケイ」

ローザ「わたしローザだし。ってかさあ」

ローザ{ごにょごにょ}

リアン{ふむふむ}

ケイト{二人目…}


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