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よし、ここに家作るか。

ある日会社の面接を受けていた中村翔は、いきなり異世界に飛ばされた。

能力は『テレパシー』。戦闘系能力じゃないことに愕然とする。

しかし悩んでもしょうがないとパイプ椅子片手に戦います!

仲間の喋るドードー、トカゲと一緒に生き延びます!


「家が欲しいなあ…」そう思ったのはだだっ広く入り組んだ森を3時間歩いた時だった。

ドードーとトカゲは鼻歌混じりに隣を愉快そうに歩いている。

呑気な2人と違い、俺はパイプ椅子(私用武器)で異形の怪物を薙ぎ払っている。

その時、今まで見かけなかった怪物が出てきた。粘液の塊、いわゆるスライム。

水色と緑色が混じった不思議な色合いをしている。

特に何をするわけでもなく、ただそこにいるだけ。

俺がその場を通り過ぎると微かにこちらを見たような気がする。(目はないけど)

そして歩いて歩いての1日が過ぎ、森の出口に差し掛かった。

「よし、ここに家作るか。」パイプ椅子で枝や細い木を薙ぎ倒し、一部を更地に。

幸い建築材料はそこら中に転がっている。

穴を掘り、柱を4本立て、骨組みを作る。木の枝を大量に並べ床作り。

こうして夢中でやってるうちに、結構な豪邸ができた。

3階建で、縦横5mという広さ。パイプ椅子以外の家具がないのでやたらと広い。

グーグーと地べたで眠りこけていた2人が目を覚ました。

「おおっ!?なんだ幻覚か…わしも老いぼれたのう」

幻覚じゃないぞ、ドードー爺さん!

雑な作りだが一応ドアもついている。

さて一息着こうとパイプ椅子に座る。プニュウッ ん?プニュウッ?

さっと立ち上がって椅子を見ると、そこにはさっきのスライムがいた。

スリスリと体を俺に擦り付けてくる。不思議と粘液まみれにはならない。

「へ〜、スライムはいいペットになるぞ〜」トカゲがゆる〜くいった。

この粘液が!?俺のペット?







読んでくださりありがとうございまーす!

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