表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/35

第32話 勇者、過去を回想する

 ルイス侯爵の動きは迅速だった。


 ルイス侯爵は宝具の触手を伸ばし、上半身だけだが辛うじて生きているフリードリヒ大公、死にかけのカミラ公爵、そして吹き飛んだ衝撃で落としてしまったシャルロッテを回収した。


 (今の時刻は? 九時五十九分……四十秒!!)


 ルイス侯爵は己の幸運を神に感謝し、そしてこのような運命を描いた神を強く恨んだ。

 そして……

 サリエルに対して、一礼した。


 「サリエル様……いえ、魔王陛下。本日は誠に失礼致しました。御身が先代陛下の御子とはつゆ知らず……どうか、お許しいただきたい」

 「……」


 サリエルは何の感情も込められていない目でルイス侯爵を見る。

 今、サリエルには何一つ意識は残っていない。


 ただ、自分の育ての親であるアレクシオスの敵を殲滅する。

 それだけしか考えていないのだ。


 故に……ルイス侯爵を見定めているのである。

 己の敵か、否か。


 「では、本日はここで帰らせて頂きます」


 ルイス侯爵は優雅に礼をして……

 十時丁度の段階で精霊石を破壊した。


 同時に魔神界でも、ルイス侯爵の部下が精霊石を破壊したのだろう。

 転移術は成功し、ゲートが開く。


 ルイス侯爵はその中に消えていく。

 そして最後にサリエルにこう言い残した。


 「必ず、いつかお迎えに上がります。我らの魔王陛下」







 そして……

 サリエルは脱力した。


 意識が回復する。


 「う、うう……一体何が起こって……」


 サリエルの最後の記憶は金髪の男性と別れ、そして闇の中を走ったところまで。

 光に包まれて……気が付いたら、ここにいた。


 「夢、だったのかな?」


 そう思い、サリエルは左手を確認する。

 すると……そこには青紫色の宝石が嵌った、黄金の指輪がはめられていた。


 「夢じゃなかったんだ……そうだ、お父さん!!!」


 サリエルは周囲を見渡す。

 すると……アレクシオスが倒れているのを見つけた。


 「お父さん!! 大丈夫!?」

 「だ、大丈夫だ……お、お前こそゲホ、ゲホ」

 「お父さん!!!」


 アレクシオスは血反吐を吐いて気絶した。

 サリエルは顔を真っ青にさせた。


 「サ、サリエル……君は大丈夫なのか?」

 「わ、私は大丈夫だけど……お、お父さんが!!」


 ニコラスはアレクシオスの腹に手を当てる。

 そして簡単な理術を使い、腹内を調べる。


 「不味いな……内臓が潰れている。このままでは……死ぬぞ」

 「そ、そんな!!」

 「ま、待て……落ち着け。一応、薬と……精霊石がある。今は理力がすっからかんだから治癒理術は使えんが……精霊石に込められた治癒理術ならば問題ない」


 そう言って、ニコラスはアレクシオスの口元に薬を運ぶ。

 だが意識がないアレクシオスは薬を飲むこともままならない。


 「貸してください!」

 「お、おい!」


 サリエルは薬をニコラスの手が奪い、口に含んだ。

 そして……


 アレクシオスの唇に自分の唇を押し当てた。

 舌を入れ、アレクシオスの口を広げて薬を流し込む。


 ゴクリ。


 アレクシオスの喉が動き、薬を飲み込んだ。

 サリエルはアレクシオスが全ての薬を飲んだことを確認すると、唇を離した。


 そして……


 「ニコラス先生! お願いします!」

 「あ、ああ!! 分かった!」(アレクシオスの野郎!! 羨ましい……じゃなかった!! こいつはアニエルではない! アニエルではない! アニエルではないのだ!! 落ち着け、KOOLになれ、吾輩!!!)


 ニコラスは内心で動揺しながら、精霊石をアレクシオスの腹の上で割る。

 命令式が治癒理術を発動させ、アレクシオスの傷を癒した。


 それからニコラスはアレクシオスの腹を調べて……


 「よし、大丈夫だ。完治している。後は寝れば治るだろう」

 「本当……ですか! 良かった……」

 「サリエル? サリエル!?」


 サリエルは気絶した。

 安心して気が抜けたのだろう。


 ニコラスは溜息を吐いた。


 「さて……これからどうなることやら」


 問題が山済みだ。

 しかし……


 「……吾輩も、もう限界だ」


 ニコラスは意識を失った。








 アレクシオスは夢を見ていた。

 そう、これは夢だ。


 何故、夢だと分かるかと言えば……アニエルがいるからだ。


 そして……

 もう一人の自分がいる。


 他にも……ニコラス、マリベル、シオンもいる。

 

 これは過去の記憶だ。

 アレクシオスはそれを……俯瞰するように見ている。



 「みんな……その……相談があるんだけど……」


 いつも笑っているアニエルが……

 とても不安そうな表情を浮かべている。


 そう……この時、アレクシオスたちはアニエルに相談があると呼び出されたのだ。


 (いつだったか……そうだ、魔王を倒し、いろんなゴタゴタが終わってから……約一年ほど経った時かな?)

 

 今から十七年前くらいだ。


 「実は……その……」

 「どうした、アニエル?」

 「僕たちの力で何とかできるなら、何でもするぞ」

 「焦る必要はないけど……大切なことなら言いなさいよ。あなたはいつまで経っても私の生徒なのだから」

 「アニエル様、私で宜しければご相談に乗りますよ」


 アレクシオス、ニコラス、マリベル、シオンは口々に言った。

 四人の言葉に……アニエルは涙を浮かべる。


 アニエルは滅多に泣かない。

 アレクシオスもアニエルが泣き出す姿は……そうそう見たことが無かった。


 「みんな……ありがとう。その……私……」


 アニエルは言う。

 その衝撃的な言葉を。


 「妊娠したの」


 (ああ、そうか……この時知らされたんだっけ。俺は……何を思ったんだったか? 悔しさか、嫉妬か、それとも喪失感か……)


 アニエルの発言に……

 四人は沈黙した。


 沈黙を破り、最初に口を開いたのは……

 マリベルであった。


 「誰の子か、分かってるの? その様子だと……アレクシオスやニコラスでは、無いみたいね」

 「……はい、分かっています」

 「誰の子?」

 「……アレクサンダー、魔王の子です」


 この時……

 四人の脳裏に過ぎったものは共通のものだった。

 

 アニエルは決戦の前、一度魔神族に捕まった。

 そして……今、魔王の子を身籠っているという。


 不死族や天翼族の妊娠期間は最長の三年間で……

 捕まっている時に身籠ったというのであれば、十分に説明がつく。


 (この時……俺はアニエルは魔王に強姦されたんだと、思ったんだよな。そう、あの時は。だが……今思えば、本当にそうだったか分からない。特別アニエルは心に傷を負っているというようなそぶりは見せなかったし、魔王の事も「悪い人ではない」と庇っていた。結局、アニエルは合意の上だったのが、強姦だったのか言わなかったし、誰も聞かなかった。聞けなかった)


 合意か、不合意だったかは……

 アニエルとアレクサンダーしか知らない。


 だがこの場に於いて、重要なことはそこではない。

 アニエルが魔王の子を身籠った。

 そして……その事で相談している。


 ということである。



 「それで……おろすの?」

 

 マリベルの問いに……

 アニエルは首を傾げた。


 「そんなわけないじゃないですか。この子が可哀想でしょう。産みますよ。それは決めています」


 あっさりと言った。

 そして……やはり不安そう顔で言う。


 「でも……聖女と魔王の子だなんて、世界が受け入れてくれるはずがない。女神界でも、魔神界でも……それをどうすれば良いか、相談したくて……」


 (ああ、そんなことを俺たちに相談するなんて……彼女は俺たちのことを……心の底から信頼していてくれていたんだな……)


 もっとも…… 

 この時のアレクシオスはそんなことを考えてはいなかった。

 アレクシオスが考えていたのは……


 「じゃあ、アニエル。俺と結婚しよう」


 アニエルとお腹の中の子を助ける方法だった。


 アレクシオスの言葉に……

 ニコラス、マリベル、シオン、そしてアニエルが困惑の表情を浮かべる。


 「アレクシオス! 今はふざけている場合では……」

 「まあまあ、落ち着いてくださいよ。マリベル様」


 アレクシオスはマリベルを諌めてから……

 自分の考えを語る。


 「アニエルはこれでも姫だ。私生児なんてものは許されない。知られれば……おろされてしまう可能性がある。そして……不死族と天翼族の妊娠期間は長いから、誰にも気が付かれないように産むのは難しい。何より、公的な親子になれないのはあまりにも可哀想だ」


 だから……


 「だが、俺とアニエルの子ということにすれば? 勇者と聖女の結婚だ。誰も文句は言えない。いや、言わせない! 世間ってのは、ロマンチックな話を好む。俺とアニエルの結婚は認められるだろう。そして……夫婦なんだから、子供は当然産まれるよな?」


 完璧な作戦だ。

 この時のアレクシオスは内心でそう思った。


 だがアニエルが……


 「そ、そんなの反対よ!! 良いわけない!!」

 「何だ? 形だけでも俺と結婚するのが嫌だって? そいつは酷くないか? 別に俺には下心とかは……」

 「そうじゃない!!」


 アニエルは首を大きく振った。


 「私は……あなたの求婚を……拒絶したのよ?」

 「ああ、そうだな」


 (ああ、そうだ。あの時は……辛かったな……二度もフラれるなんて、さ)


 戦争が終わった後、アニエルは約束通り……

 アレクシオスとニコラスに正式な返答をした。


 その答えは……「結婚できない」というものであった。


 (魔王と子作りしたからか、それとも薄々子供ができていることに気が付いていたからか、それとも俺たちの事を男として見れなかったのか……どうかは、分からないけどな。フラれたのは間違いないさ)


 「あなたは……これから未来があるでしょ! 私以外に良い女性なんて、山ほどいる!」

 「お前以上の女はいないと思うけどな」

 「そういうことじゃない! あなたは……私なんかのために……一生を棒に振るつもりなの? い、一生私の……夫という肩書で生きていくつもりなの? あなたの求婚を拒絶した、女のために?」

 「ああ、そうさ。文句あるか?」

 「あるわよ!! そ、そんなことしていいわけがない!! あなたはあなたの人生を生きてよ! 私なんかのためにその人生を使って良いはずが……」

 「アニエル!!!」


 アレクシオスは怒鳴った。

 アニエルはビクリと体を震わせる。


 「良いか、よく聞け。俺はお前のことを愛している。そう、愛しているんだ。例えお前が俺の求婚を拒絶しても、俺のことが嫌いでも、俺はお前のことを愛している。そしてお前に尽くすつもりだ。お前のためならば、お前の幸せのためならば、お前の望みのためならば、俺は何だってする。それが俺の望みだ、幸せなんだ!! いいか、俺の人生の使い道は俺が決めることだ。お前が決めることじゃない。だから確定事項だ。俺はお前と結婚する。そしてその子供は俺とお前の子供ということにする。文句は言わせない!!!」


 (そうだ……俺はこの時……決めたんだ。そして後悔したことは一度もない。これが俺の人生だ。俺は愛した女、アニエルのために、その子供のサリエルのためにこの一度切りの生涯を使う)


 アレクシオスの言葉に……

 アニエルは涙を流した。

  

 静かに……涙を流した。


 「アニエル、あなたの負けよ。このバカは本気」 

 「う、うぅ……分かった、分かったよ……アレクシオス。お願い、お願いします。私と……形だけの結婚をしてください。私と……私の子供のために」

 「ああ、喜んで」


 アレクシオスは笑顔を浮かべた。

 アニエルもまた、泣きながら笑った。


 「ふむ……ならば僕は……封印石で魔神族としての魔力が外に漏れ出ないようにするための理術具を作成しよう」

 「……魔力?」

 「考えていなかったのか? 勇者と聖女の子が魔力を纏っていたら、一大事だろう。全く……君はこれだから……本当に母親になれるのか?」

 「ニコラス……ありがとう!!」

 

 アニエルはニコラスに抱き付いた。

 アレクシオスはそれを少し不愉快そうな顔で見る。


 (だがニコラスの奴は……本当にすごい。こいつは自分の人生のほぼ全てを封印石の研究に費やした。結果、魔王の数倍のサリエルの魔力を今まで隠し通すことができるようになったんだ。ニコラスがいなければ……ニコラスが俺のように、その全てをアニエルとサリエルのために使わなければ……サリエルの幸せは失われていた)


 「なら、私はお偉方を説得するわね。あと、事が露見した時の火消しは任せなさい。生徒と生徒の子供も守れないほど、私の権力は弱くないわ」


 「ふふ……では、私は助産師を務めさせていただきましょう。知る人間は少ないにこしたことはないですから。それに……私は不死族です。もし赤ちゃんの体調に異変があれば、すぐに知らせてください。私が確認します」


 (マリベル様はアニエルのために尽力してくれた。そして……シオンさんも、出産を手伝ってくれた。サリエルが無事に産まれたのはシオンさんのおかげだ。まあ……サリエルが体調を崩すことは無かったし、次にシオンさんに助けてもらったのは健康診断の時だけどな。ちゃんと心臓が六つあるか、調べてくれたのは本当に助かった)

 


 「みんな……本当に、本当にありがとう!!!!」


 

 アニエルは泣きながら……

 号泣しながら、何度も何度もみんなにお礼を言った。



 

 こうして……

 赤ちゃんは産まれたのだ。


 サリエルは元気に産まれた。

 












 アニエルという、女性の命を奪って。














 サリエルの理力と魔力はあまりにも強大だった。

 如何にアニエルという母体が優れていても……三年間は長すぎた。


 サリエルはアニエルの命を削って、成長し……

 そしてアニエルはその命を燃やし尽くして、サリエルを産んだのだ。


 

 夢の場面が変わる。

 そこは……教会だった。


 誰もが黒い服を着ている。

 みんな悲しそうな顔だ。


 そう……この日は……

 アニエルの葬式が行われたのだ。


 (みんなアニエルを愛していた。だから……多くの人が集まって、泣いて……ああ、アニエル……)


 「あなた、これからどうするの?」

 「どうするって?」

 「その子供よ。サリエルのこと」


 マリベルはアレクシオスの腕に抱かれているサリエルを指さした。

 その胸には小さな封印石の首飾りが掛けられている。


 先程、ミルクを与えるまでサリエルはずっと泣いていた。

 そして……ミルクを飲み終わったらこれだ。

 すやすやと幸せそうに寝ている。


 赤ん坊には関係無いのだ。

 自分が殺してしまった……母親の葬式など。


 お腹がすけば泣く。

 お漏らしをすれば泣く。

 理由がなくても泣く。


 それが赤ん坊だ。


 「育てますよ。アニエルが言ったじゃないですか。サリエルを幸せにしてくれと。だから、俺は育てますよ。サリエルが大きくなって、お嫁に行って……幸せになるのを見届けるまで」

 「そう……憎いと思ったりしないの?」

 「全く思わなかった、と言えばウソになります。ただ……好き勝手泣くこの子を見てね、この子はただ生きようとしているだけだって、分かりましたよ。罪はありません。そもそも……自分の命よりも赤ん坊の命を、サリエルを優先してくれと言ったのはアニエルです。ですから、俺はこの子を育てます」


 アレクシオスがそう答えると……

 マリベルは感心したように頷いた。


 「知らぬ間に……大人になってたのね。アレクシオス。ふふ……あなたはお父さん。私は子供なんて産んだ子とも育てたこともないし、あなたは私よりもずっと大人になったわ。いつまでも生意気小僧のアレクシオスじゃ、無いってことね」 

 「俺にとっては、あなたは永遠の恩師ですよ」

 「当たり前じゃない! 私にとっても、あなたは永遠の可愛い生徒よ。じゃあ、私は帰るわね。何かあったら、連絡を寄越しなさい」

 「はい、分かりました」


 マリベルはそう言って去った。

 次にアレクシオスに声を掛けたのは……シオンだ。


 「アレクシオス様、頑張ってくださいね」

 「ええ、シオンさんもお気を付けて」

 「ふふ……それにしてもアレクシオス様は偉いですね。私なら……憎くて殺しちゃいかもしれません」

 「お、おい!」

 「うふふ……冗談ですよ」


 サリエルを庇ったアレクシオスに対し、シオンは微笑みを浮かべ……

 去っていった。


 最後に声を掛けたのは…… 

 ニコラスだった。


 「アニエルに……似ているのか? 猿顔だから分からんな」

 「そうだな……でもまあ、産まれた直後よりは人間の顔になってきただろ? きっと、お母さんに似て美人になるさ」

 「……そうだな」


 ニコラスは少し戸惑った表情を浮かべてから……

 アレクシオスに言う。


 「僕はお前に負けたよ」

 「どういうことだ?」

 「……アニエルと結婚する、って言ったことさ。僕も……実は思付いたんだ。だけど、言いだせなかった。君は……僕よりもアニエルを愛していた。だから僕の敗北だ」

 「ははは……どっちもフラれてるんだから、勝ちも負けもないだろうが」

 「……そうだな」


 アレクシオスとニコラスは笑い合った。

 そしてニコラスは踵を返した。


 「じゃあ、僕は……吾輩は研究を続ける。成長に従って、魔力は強大になるだろうしな。完成品する都度に君の家に送るよ」

 「来てくれても良いぞ」

 「誰があんなド田舎に行くか! ……だが、サリエルの様子だけは教えてくれ」

 「ああ、分かった」

 

 ニコラスは歩き去っていく。

 アレクシオスはその後ろ姿を見送った。


 そして……

 二人は相手に聞こえないように、小声で呟くのである。


 「「……じゃあな、親友」」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私がなろうで連載している他作品です
もしお時間があったらどうぞ
『異世界建国記』
『三大陸英雄記~現代知識による帝国再建記~』
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ