クロスオーバー
新魔法!
「「「「うへーーーー」」」」
「なあお前ら、その「うへー」はどうにかなんないのか?」
「じゃあ「ははー」にしましょうか?」
「…うん、じゃあそれでいいよ。」
「「「「ははー」」」」
今謁見の間にクラウチングスタートみたいな姿勢で
整列してるアイラを含めた5人がうちの国の国民だ。
名前はアイラ、ベル、メイ、シャル、クロエ、だ。
なんで国民が5人しかいないかって?
チートに夢中になっててキャラ作んの忘れてたんだよ、コノヤロー!
「話が逸れた。
今日は新しい魔術をお前らに披露しようと思う。」
「えっ!なになにー!」
「よくわかんないけどさすがマスターですね!」
「さすがだな!主はやっぱり最高だ。」
「なんか面白そー!」
「それは興味がありますね。」
「はいはい、騒ぐな騒ぐな。今回見せる魔法は、
転移魔法・《クロスオーバー》だ。」
「えっでも転移魔法って《ワープ》しかないんでしょ?」
「いい質問だシャル。でもな、今回見せる魔法は新しい魔法で、
【次元】すら越える。」
「「「「えっ!」」」」
「そう驚くな。よし、じゃあ使ってみっか。」
「何を転移させんの?」
「手始めに俺らを含めた城ごと大陸間で転移させようと思う。」
「そんなに強大な!そんな魔法使ったら魔力枯渇で死んでしま…って、
主はアホみたいな魔力持ってるしいいか。」
「おいシロエ、お前さりげ失礼なこと行ってないか?」
「いやいや、そんなこと」
「ん、そっか。じゃあ行くぞ。」
「「「「はい!」」」」
「《クロスオーバー》!」
そう唱えた瞬間、眩い光が俺達を包む。
あれ?
「ここどこだ?」
橘くんはデバッグを忘れた模様。




