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異世界に召喚されたら最強過ぎた件について

作者: 吉田樹

※改行増やしてみました



 世の中、色んな趣味はあるし、ハマる物も人それぞれだと思う。

 俺の場合は、それは剣だった。



 五歳ぐらいだったと思うが、見ていたアニメに剣を使う奴が出てきたんだよな。

 その戦い方が格好良くて、幼心に憧れを抱いた。



 ともかく、親にせがんで剣道の道場に通い始めたのが、五歳ぐらいだったんだ。



 それなりに楽しかった。

 うん、それは間違いない。

 来年大学生になってからも剣道部に入るんだろ、と友人知人にもよく言われてた。



 ただね、やっぱこう、あれよ。

 なんというか、あまり大きな声では言えないんですが……


 斬り合いたい。



 辻斬りじゃないんだ。

 無抵抗の人間を、ばっさりやったって何も楽しくない。

 こちらもやる気だけど、相手もやる気で、やってやるぜっていうのがいいんだ。



 結果、負けたとしても全然構わない。

 尊敬する人、というか羨ましいのは佐々木小次郎だ。



 大河とか、講談を元にした小説じゃ、宮本武蔵と巌流島で一対一の決闘をした事になってるけど。

 実のところ、宮本武蔵は弟子を山ほど引き連れてて、佐々木小次郎は多勢に無勢で敗れ去ったらしい。



 羨ましいよね。



 まず勝ち目の無い相手に、剣一本で最後まで立ち向かう。

 剣鬼として、これ以上の最期は無いんじゃないかと思うよ。



 アニメや漫画、ゲームなんかだと普通に使われてる武器だけど、剣が使われた事なんて史上ほとんど無い。

 中国でも西洋でも大昔の一時期、もしくは日本の幕末なんかのように、平和ボケした人間達による市街戦という特殊な例だけ。



 ロングソードも、ドイツのツヴァイハンダーとか、スイスのハルバードなんかのように長物の扱いだった。

 しかも実用性というより、『高価な鉄を、たくさん使ってるんだぜ』というステータス、金持ちの飾りだ。



 そう、剣士なんてのは時代遅れどころか、幻想の中だけの存在なんだわ。

 信長だって鉄砲使ったし、源平の頃から武士の象徴は弓だしな。



 無双したいわけじゃない。



 無様に負けてもいい。



 だから俺に斬り合いをさせろ!


 勢い余って、米軍基地に乗り込もうと考えた事もあるが、日本政府に尻拭いさせるのも悪いので考え直した。

 交番やらヤクザ事務所に突撃するのも、家族に迷惑がかかるので駄目だろう。



 なので、南米かアフリカで反政府勢力に加わるべく、バイトしながら英会話を習っていた。



 ああ、イスラム系武装組織は駄目だ。

 連中は資金力もあるし、銃撃戦や自爆テロばかりで、剣なんかお呼びじゃないだろう。

 反政府ゲリラだって銃が主だろうが、まだ接近しての不意打ちという剣の出番がある。



 俺は殺し合いがしたいんじゃない、死ぬまで剣で戦いたいんだ。



 戦うだけだったら、フランスの外人部隊に行けばいい。

 でも、現代の軍隊は当然ながら効率重視。

 ナイフ一本で人は殺せるのに、剣なんか無駄、無意味だと、使わせては貰えないだろう。



 ナイフもねえ。

 こう、悪くはないんだけど……ちょっと手応えが。



 具体的に、どこにどう加わるか決まったら、現地の言葉を覚え次第、日本を発つつもりでいたんだが……


「召喚に応じて下さり、感謝致します。

 異界の勇者よ」


 日課の素振りの帰りに、くらっときたと思ったら、見覚えの無い場所に居た。



 床には光る魔法陣が描かれていて、周囲には巫女っぽい服を着た女達やら、ローブ姿の奴らとか、甲冑を着た連中がずらりと。



 これは、あれですか。

 ゲームとか漫画でお馴染みの、異世界召喚ってやつですか。



 よし、斬れる!


 なるべく神妙な顔をして聞くつもりだけど、理由はなんだっていいんだ。

 国を守る戦いだろうが、他国への侵略だろうが、魔王と戦うんだろうが、剣奴として見世物になろうが、いっそ世界を滅ぼすんでも構わない。



 いいから早くしろ! 俺に斬らせる限りは付き合ってやるから。



 うきうきしながら待っていたものの、いつまで経っても続きが無い。

 おかしいなと思って見回したが、誰一人として身動きしていなかった。

 よく見ると瞬きすらしてない。



「あ、すみません。

 それ、ちょっと待って下さい」


 どこからかかけられた声に、きょろきょろと見回すと、ぬっという感じで真横に女が現れた。



 女だよな?


 見たところ同年代ぐらいの少女だが、男と言われても頷ける。

 えらい年寄りのようにも、すんごい年下にも見える不思議な相手だった。



 長い髪も服装も真っ白で、透けているというか、うっすら光っている。

 神秘的っていうんだろうか。

 あいにく、霊感とかそういうのはさっぱりなんで、よく分からないが。



「私は、この星系を管理している者で、恒星の……お日様の化身というか、ええと、精霊とか神と言えば分かりますか?」


「よく分からないが、その精霊だか神様だかがどうしたんです?」


「実はですね。

 今、この国の人が、異なる宇宙から貴方を召喚したんですけど。

 ひっじょーにまずいんですよ」


 彼女の説明によると、この世界だと俺は強過ぎるらしい。



 なんでも周りに魔力が無いと死ぬレベルで、俺は魔力を扱う才能を先天的に持っているらしいが。

 元居た世界には、まるっきり魔力が無かったそうだ。

 なのに、問題なく日常生活が送れていた。



 言ってみれば、高地トレーニングならぬ、真空トレーニング状態だったらしい。



「なので、魔力の溢れるこの世界で戦われてしまうと、ちょっと洒落にならないんですよね」


「まずいんですか?」


「とてつもなく。

 おそらく、純粋な力なら私と同じぐらいはあると思います」


 彼女達のような恒星の化身は、そのままだと恒星と共に寿命が尽きる。

 こっちの常識と同じく、それは何十億年かだそうだが。



 それまでに恒星系内で、知的生命体が他星系に進出するまでに進化すれば、彼らの守護者として生き永らえるらしい。

 なので彼女達は、一つの種には固執しないものの、全滅しそうな時は介入するんだとか。



「ちなみに、俺が全力で戦うと?」


「踏み込みの余波だけで、地上の全生命が死に絶えるでしょう。

 足下の大陸が粉々に砕けて成層圏まで舞い上がり、数百年に渡って日の光も差し込まなくなります」


 うん。

 戦いになるならないってレベルじゃないね。



「なんだか期待されていたようなので、本当に申し訳ないんですが」


「はあ……それじゃ、元の世界に帰して下さい」


「それなんですが。

 さっきからずっと交信を試みているのに、応答が無いんですよね。

 もしかして、貴方の居た宇宙に神はいないんじゃないでしょうか」


「あー、数百年前にニーチェっておっさんがぶっ殺しましたから」


「それはまた、怖いところですね」


 期待して落とされた分を除いても、元の世界に居た方がましだった気がする。

 なんせ、戦いになる相手がいないんじゃ……


「なんですか?」


「あなたがいるじゃないですか。

 そうだ! 俺、世界を滅ぼす邪神やりますから、討伐して下さいよ」


「無理です」


 さっき、純粋な力では同じぐらいだと、彼女は言った。

 だが力はあっても、彼女は戦い方を全く知らないらしい。



 俺が街のごろつきとするなら、彼女は市長を世襲した箱入り娘のようなものなんだとか。

 言ってみれば、経営シミュゲーをやってる奴に、自分の得意な格ゲーで勝負を挑むようなものだ。



「俺にどうしろと」


「私に出来る事なら、なんでもします」


「へえ。

 なんでもねえ」


 豊満な胸を持つ彼女を無遠慮に眺めてやったら、なんだか覚悟したように頷いてきた。



「お望みであれば、この体でも」


「いや、俺は貧乳じゃないと、琴線に響かないから」


「悪い意味での子供好きでしたか」


「ロリとか論外だろ、育っちゃうじゃないか」


 白い目を向けられたが、薄い胸が好きなのはしょうがないだろ。

 ともかく咳払いで誤魔化して、話を戻す。



「俺が普通に戦える世界を見つけて、そこに送り込んでくれ」


「普通に、というのは?」


「ああ、なんというか……周り全部が圧倒的に強くて、行って数秒で死んだとしても恨まない。

 とにかく、剣を振って戦えるんだったらどこでもいい」


 少し悩んだようだが、というか俺が本音を言っているか確かめていたのか、なんにせよ彼女は頷いた。



「分かりました」




 その後、俺を召喚した王に、魔王軍の侵攻を止めるよう命じられた。

 方法は問わないとの約束を取り付けたので、一人で国境まで迫っていた魔王軍に出向き、今回は中止するよう頼んで引き揚げさせた。



 話の分かる奴らで良かったよ。

 無駄だと分かるまで攻撃させるとか、うっかり防御したら魔王軍も王国も地上から消えかねない。



 三年間の不可侵も約束させたし、充分だと思ったのだが、王はお気に召さなかったらしい。

 ぶつくさ言いながら、褒賞金を渡して俺を城から放り出した。



 なんかどうも、最初からぐるだったと思われたみたいなんだよな。



 精霊の話によれば、俺は魔力を取り込んでいる限り、寝たきりでも肉体は衰えないらしい。

 ここでも魔力の薄い場所だと、その限りではないそうなんだが。



 王国からは使えない奴だと思われた俺だが、魔王軍の方は評価してくれたようだ。

 相談役として来て欲しいと請われたものの、断るしかなかった。



 人に関われば、いらっとする事もあるだろう。



 問題は、壁に八つ当たりしただけで世界が滅ぶ、という馬鹿げた力だ。

 いらっとしたので世界滅亡させましたとか、流石にどうかと思う。

 それぐらいなら、とっくに辻斬りやってるわ。



 だから俺は、人跡未踏の深山幽谷にこもり、ひたすらイメージトレーニングに励んだ。

 斬って斬られて、斬って撃たれて。



 理想の剣筋を目指すわけではなく、死ぬまで斬り続けたいだけだから、剣の修行にはなってないだろうけど。

 体を動かすのにも気を使うんじゃ、他にやる事というか、やれる事が無いからな。



 たまに麓へ下り、長い距離を歩いて村や街まで出向いて、食料なんかを仕入れ、また山に戻る。



 こっちの文字が分かれば本で暇が潰せたんだろうが、言葉は通じるのに読めないんだよな。

 精霊の話によれば、俺はこっちの言葉を話しているわけじゃなく、別の言語を無意識のうちに翻訳してる状態らしい。



 魔力の扱いの才能が、翻訳の魔法を自動でかけてるんだそうな。



 王国から貰った褒賞金は、しばらく遊んで暮らせるほどあったが、いつまでかかるかは分からない。



 だから山に棲む獣を爪先で軽く撫でて倒し、無事だった死体を運んで適当な物と交換したりもした。

 凶悪な奴も混ざっていたらしくて、たまに懸賞金なんかも貰えた。



 尊敬の目で見てくる人とかもいるんだけど、いたたまれないよね。

 なんせ、その凶悪な獣どころか、地上の全生命が総力を結集して攻撃しても、俺には傷一つつかないんだから。



 あの精霊も、戦った事が無いわけだよ。

 そもそも戦いになりゃしない。



 そういう生活を……どれぐらいだろうか。

 何度か季節が変わるぐらい続けるうちに、一人の若者がやってきた。



「あんたが、この山に住まうという仙人か?」


「仙人かどうかは知らんが、ここに住んでるのは俺ぐらいだ」


 ここは、まともな人間が来るにはかなりの難所だ。

 生き物どころか、草だって生えていないような高地だからな。



「数々の凶獣を狩ってきた達人だと聞いている。

 頼む、俺に修行をつけてくれないか」


「あいにく人に教えられるような物ではない」


 いいよなあ。

 ぎらついた目は暗いが、なんであれ全力を尽くせるってのは。

 こっちは手加減に手加減を重ねても、ちょっと間違えると世界が滅ぶのに。



「そう言わないでくれ。

 俺はどうしても、強くなりたいんだ」


 聞けば、彼の住んでいた国、俺を召喚した王国なんだけど、魔王に滅ぼされたそうだ。

 って事は、あれから三年は経ったのか。



「復讐か」


「やっぱり、動機が不純だと教えられないか」


「いや。

 理由は人それぞれだろう」


 俺みたいに、ただ斬り合いたかっただけなのに、ひょんな事から強くなり過ぎてしまった奴もいる。



「見せてみろ」


 落ち込んでたのが気の毒だったので、そう声をかけると、ぱっと顔を明るくさせた。

 いそいそと剣を振りだしたが……うーん。



 来る日も来る日も、ひたすら剣を振る事を考えていたからだろうか。

 どうも、彼の振り方が気に食わない。

 俺が振れるんだったら、もっと力が乗るように振る。



 相手の為になるかどうかは分からないが、俺が満足する振りが出来るまで、ひたすら若者に剣を振らせ続けた。

 軸が動いているとか、手に力を込め過ぎだとか、気になったところを注意しつつ。



 時計もカレンダーも無いので、どれぐらい経ったかは分からない。

 それでも何度か麓に下り、獲物と食料を交換するうち、若者の振りは鋭くなってきた。



 そして、ある日、素晴らしい一撃を繰り出した。



「見事だ」


「ありがとうございました!」


 彼も手応えがあったのだろう。

 深々と礼をすると、魔王と戦いに山を下りていった。

 勝てるかどうかは分からないが、満足いく戦いは出来るだろう。





 街の噂で、王国の遺児、養子に出されていた妾腹の王子が、魔王を討ったと聞いた。

 それからしばらくすると、新王の使いを名乗る一行が山に来て、手土産と共に丁寧な礼を述べてきた。



 あまり高価な物を貰っても、近くの村や街では捌きようもない。

 手頃な品だけ受け取って、後は持って帰って貰う事にした。



「陛下は、ぜひとも先生に宮殿へいらしていただきたいと」


「俺に出来るような仕事は何も無いよ」


 力は有り余ってるのに、荷運びも難しいからな。

 ちょっと躓いただけで全生命滅亡とか、洒落になってない。



 狩りの獲物を運ぶ時のように、手も使わず、魔力だけで移動させたら騒ぎになるだろう。

 近くの村や街だって、慣れるまでは毎回人だかりが出来てたもんだ。

 あれもな、もう少し細かくコントロール出来れば便利なんだが。

 ぽんと置いて百メートル単位でずれるんじゃ、荷物運びの仕事も出来やしない。



 また改めて来るので、考えておいてくれと言って、使者は去っていった。



 でもねえ。

 俺が王宮に行ったところで、出来る事なんか置物ぐらいだと思うぞ。

 なんかこう、誠意ある対応をする王だ、ってのを民衆に示したいんだろうか。

 俺を巻き込まないで欲しいんだが。



 そうやって何日か、珍しく剣以外の事も考えていると、待ち人が現れた。



「見つかりましたよ」


 朗報を持ってきた精霊に、感無量となった俺は無言で頷いた。



「ただ、あいにく人類に敵対的な生命体、現地では魔物と呼んでいますが。

 それに地上のほとんどが奪われ、人の生存圏は狭い場所しか無いんですよね」


「そこでなら、俺は剣を振れるのか?」


「はい。

 時間がかかってしまい、申し訳ありません。

 銃が無くて魔力も薄いところとなると、なかなか無くて」


「なんでだ? 別に銃はあってもいいだろう」


「けど、銃を相手にしたんじゃ、斬り合いになりませんよ」


「剣で斬れるなら、一方的に嬲り殺しにされるんでも構わないって」


「こちらが構います」


 むっとしている様子から、その辺りを構わないなら、もっと早く終わったんじゃないかとも思ったが。

 骨折りに感謝しているのは確かなので、黙っておいた。



「なんにしろ、苦労をかけた」


「でもいいんですか? 聞きましたよ、新しい王に剣技を授けたとか。

 王宮に行けば、富も名誉も、酒も女も好きなだけ手に入るでしょうに。

 なにも好き好んで、人類が崖っぷちのところへ行かなくても」


「だが、斬れる」


 他の全てが手に入らなくても、剣さえあればいい。



 長い月日、振る事すら出来なかったからか、それともあの若者を指導したからか。

 剣は振れるだけでも素晴らしいのだと、俺は悟りのようなものを得ていた。

 剣に飢え、乾いていたのだ。

 今なら斬れなくとも、剣を振れるだけでも満足だ。



 ……ごめん、やっぱ嘘。

 斬りたい。



「世話になったな」


 精霊が開けてくれた、異世界への扉を前に、彼女を振り返った。



「いえ。

 こちらこそ、ご迷惑をおかけしまして」


「召喚は、術者が勝手にやった事だろ?」


「あの術には、私の力が使われているんですよ。

 今までは大きな問題も起こらなかったので放置してましたけど、封印するしかないですね」


「俺を喚んだ国は滅んでるじゃないか」


「あの王の望みは、国の存続ではなく、魔王を倒す事だったんです。

 召喚した相手ではなく、その弟子がやったにせよ、願いは叶ってしまっているでしょう? 今回の件で、私でも対処しきれない可能性があると分かりましたからね」


 だから封印します、と言う彼女に、特に反対はしなかった。

 ここの問題なのだし、何より俺が斬る事には何ら関係ないのだから。



「それでは、お元気で」


「ああ。

 そっちもな」


 絶望的な状況らしいから、行ったらすぐに死ぬかもしれない。

 だが、そんな些細な事はどうでもいいんだ。

 最後に軽く手を振って、俺は精霊の作り出した扉を抜け、新たな世界へ足を踏み出した。



 さあ、斬ろう。




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