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5話目ですよね・・・?
よろしくお願いします
「・・・・・・シッ!」
無言で剣を振るう。
ぎりぎりでかわされた。
剣士が追従して剣をないだ。私に少しかすった
「クッソ!使えない勇者め!命懸けで一発入れろよ!使えねえ!」
「まあでも、時間稼ぎにはなりましたよ!」
魔王に魔法が炸裂した。近くにいた私も巻き添えをくらいそうになったが空中に防御を貼る。だが魔法使いの全力の一撃。たとえ余波でも防げるわけもない。もちろん防ぐつもりもない。そのまま反動で上へ
魔法使いはさすがに剣士には防御を張ったのだろう。上からダメージをおった魔王に切かかっていた。追従する。
私の背中に向けて冒険者が弓を放った。ぎりぎりで避ける。いきなり私がわきえそれたと思ったら矢が飛んできたのにさすがに驚いたのか魔王にすきができる。私は5回きりかかり、剣士も切かかった。剣士のは足捌きだけで避けられる。最近訓練怠ってるからだ馬鹿め。
「ちょッと~、勇者まじ邪魔~。狙いつけれないじゃん!」
「おい、勇者!こっちに合わせる事もできないのか!おかげでせっかくのチャンスを不意にしたぞ!」
魔王とはもう2メートルほど距離が離れていた。
こちらをあきれたように見ている。
「・・・・・・おい、勇者」
魔王が口を開いた。人を魅了し、恐れをいだかせる声だった。なるほどこういう者が王というものか。後ろで聖女の護衛と称し、動かない王子とは大違いだ。
「お前は、現状に不満がないのか?
見下され、おとしめられ、愛されず、守ってもらえず、見方にすら攻撃されるこの状況に、不満はないのか」
「卑怯よ!魔王!ピンチだからって勇者を仲間に引き入れようとするなんて!勇者はそんな甘い言葉に屈しないんだから!」
聖女が話に入ってきた。
魔王は話を遮られたせいか聖女を睨みつけた。王子が聖女を背中に庇い殺意を向ける。
「私が質問したのは純粋な興味だよ。なぜここまで自分の故郷でもないのに戦うのか。その理由だ。やもや頼まれたからではないだろう?」
「私が聖女だからよ!」
まさか、聖女が答えてくださるの以外だった。魔王もあきれた目を聖女に向けている。大丈夫だ。私もその勘違いはあきれる。
ゆっくりと感覚を研ぎ澄ます。
震えていたいた空気が安定してくる。空気の振動は空気中の魔素が魔法陣に反応し、魔法を発生させる証だ。それが震えなくなったということは術の魔素供給がいらなくなったことを意味する。
つまり・・・
「帰りたいからよ」
私は強く地面を蹴り、前に飛び出した。
・・・攻撃開始だ
後もう一話勇者時代の話でその後戻ります。時系列ぐちゃぐちゃですいません。
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