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チート+チート もう一度英雄  作者: 加糖雪広
第一話 英雄+再臨
5/99

『影箱』+『万能ナイフ』

手直しをしました。

+ + + + + + +


 神樹と言うのはこの世界の大陸を動かさないように根を張る、船の錨のような物である。


 大陸は海の上を木船のようにぷかぷか浮いているのがこの世界である。とは言っても氷山の一角なんて言葉がある通りスコップ一本で大陸を掘って海に行きあたる、と言った深さではない。


 世界にある三つの大陸の内、このユニゲン大陸は特に神樹が多く記憶に残るだけでも十、実際は百近くあると思う。


 しかし記憶を掘り返しても、天を支える柱なんて呼び方をされることもある神樹がこんな所にあったなんて覚えていない。新しく植樹されたのだろうか?


 神樹は巨大であり、そのサイズ並みの生命力がある強い植物だから植樹する事は出来ると思うけれど。海水に浸っているはずなのに全く気にした様子もなく雄大にそびえている。近寄れば近寄るほどスカイツリーや東京タワー以上の大きさだと分かる。


 エニスが顔を巡らす。その方向を見れば鹿やらウサギやらがたくさんいた。


 森に分け入れば他にもいるかも知れないので、放っておく。

 エニスに跨ったまま森の中心辺り、神樹の根元まで来てみたけれど何もなかった。エルフの仲間(『神弓』)の事を思い出し、もしかしたらなんて思っていたけれどそんな簡単な事はないだろう。


 神樹を護り、育てる為にこのジルエニスの第一世界の神が生み出したと言う種族。それが長耳長命族エルフである。だから神樹の守人がいるかもと思ったのだけれど、どこかでそれが以前の仲間だった『神弓』だったらなんてどこかで思っていのだけれど、そんな事もなかった。


 神樹は世界の根でありそれを護る崇高な使命、という意識があったけれど、五百年の間に意識改革があったのだろう。この森にはエルフはいないようだ。


 神樹は半分湖に入っている形でそびえていて、湖の方は相変わらず記憶の通り澄んだ水質である。


 エニスから降りると水をすくって口に含む。冷蔵庫で冷やしたかのように冷たい水だった。仮に雨が降っても神樹の枝で雨が遮られるだろうし、今日はここで野宿する事にする。


 現代日本のアニメ映画みたいにそのままエニスに座っていたのだけれど、背骨が当たってケツが痛かった。少しゆっくりしようと思う。お金を貯めたら専用の鐙を準備しよう。


 少し身体を伸ばしたりしているとエニスが鹿をくわえてやって来た。

 さすが狼と言うべきなのか、獣神大人げないと言うべきか、自分が降りてから数分も経ってない筈なのに鹿を三頭くわえていた。


「凄いな」


おん!


 実際吠えているわけではないので獲物を落とす事もなかった。

 受け取ろうとすると三頭同時には無理があったらしい、一頭がずるりと落ちてしまった。


 すとん。


おん!


「消えた……」

 どうやら『影箱』に落ちてしまったらしい。『影箱』は自分からできる影の中を影箱(多分亜空間)につなぐ特殊技能なので掌を下向けてそこに万能ナイフを仕舞ったりしていたのだけれど、足元の影でもできるようである。


 取り出そうとするとステータス画面が表示された。


 [狩猟・ラウズル鹿 処理しますか?]


 ………嫌な予感がした。


 実験も兼ねてで処理を実行してみる。


 [鹿の肉×40 鹿の一枚皮 ラウズル鹿の角×2を手に入れました]


 解体技術など役に立たない事が解った。内臓や血はどうなったのだろうか?


 万能ナイフの切れ味も試していないし(使いたくないけれど、仕方がない)、そもこの鹿はエニスが狩ってきてくれたものだ。このままだと何もせずに終わってしまう気がした。



 しかも火を熾すのはエニスができた。獣神は火を吹く事すらできるらしい。加減したらしいが火力が凄かった。横にいて顔の産毛が燃えたかと思った。


 湖で釣った数匹の魚と肉を焼く。

 この辺りに人がいないためなのか、釣りの腕前をエニスに披露しようとしたら釣糸代わりの蔦に虫を結んで垂らすだけで川魚と呼ぶには大きな魚が次々と釣れてしまった。入れ食いと言うより、掬うと言う方が近いお仕事であった。


 楽過ぎてする事がないのでちょっと悪乗りで万能ナイフを持って念じると、想像した通りの瓶入りの塩が出てきた。突然現れた(ゲームの魔法のような見た目のエフェクトは一切なかった)それを左手でキャッチして見てみると、キャップやロゴまで再現されている。


 成分表や製造元なんて覚えていなかったけれど、そこまでしっかり表記されているので曖昧な記憶でも正確に再現できるらしい。

 塩瓶ができるなら、と更にコショウと醤油まで出てきたから、もしかしたら出そうと思う限りなんでも出てくるのだろうか。


 エニスを見て、ピッタリになりそうな鐙を想像する。上質で、金具を使い鋲打ちされた形を想像すると、……………。



 どさりと出てきたのである。



 万能ナイフにも変化はないし、自分自身も疲労感はなかった。

 更に調子に乗って折り畳み式のテーブルとイス、ランタン(ガス・ガソリン式)。ライターや寝袋など旅に必要になりそうなものを次々に出して、気が付いたら必要な物はほとんど出してしまっていた。


 ……………。

 やりすぎだよ自分。


 塩とコショウ、醤油をエニスに確認してもらうと何だか嬉しそうだったので、鹿肉(適度な大きさに切られていた)と魚に塩コショウと醤油の二種類の味付けをして食べた。


 再臨一日目はこうやって過ぎて行ったのだけれど、全く疲れていないのは今までで旅をしていた中で初めてでした。


+ + +


 朝目覚めると、エニスのサラサラとした毛の感触があった。


 高級品の毛布があったらこんな感触なのかもしれないけれど、和国では平民生まれだったし、戦争に兵士として参加して峰国で空爆されるまでの十五年間こんな感触を味わった事はない。


 この世界の技術水準は来た当初こそ感動の連続もあったけれど、日本を体験してしまうと感動としてはかなり薄れるしね。贅沢は一度覚えるとダメになってしまう気がした。


 第一世界から第五世界を救った後、出来る事ならばどんな願いも叶えてくれるとジルエニスは言った。その時思ったのは、戦争のない国で過ごしたいと言う事で、ジルエニスは二つ返事で受け入れてくれた。


 ただ、世界の管理での事後処理で忙しかったので、魂だけを死産するはずだった日本の赤子に乗り移らせ彼の力で蘇生。そうやって願いを聞き届けててくれたのだ。


 オプションとして、恵まれた身体能力や才能はいるかと聞かれたけれど、その時はごく普通の一生を体験したいと思っていたので断っていたのである。


 ………こうやって再びここに来たことを考えると、ジルエニスのあの時の忙しさは幸運だったのだろう。仮にいわゆる転生を行っていたら自分ではない誰かが呼ばれていたりしたのかもしれないけれどね。


 日本での自分はそれまでの記憶全てを覚えていない、本当に普通の人間として過ごせた。和国だったら七つになったら男女共に竹槍で戦闘訓練を始めたりしていた。十二歳になると鉄の十文字槍を貰うのが通例だったりする。それを考えると日本は幸せだったなあ。


 …………角山さんは、元気だろうか。この旅が終わった時、あの瞬間に戻れるのか少し不安に思うけれど、それは気にしていたら始まらないだろうなあ。


 もしかしたら角山さんの為に奔走しているのかもしれない。


 そうだ、考えてみたら憑依みたいな形の筈である。自分自身は生まれ変わりとかしたわけではなく、人の人生を覗き見していた時間だったのではないだろうか。


 最高級の刷毛のような感触が頬を撫でる。見るとエニスの尻尾が優しく自分の顔を撫でてくれていた。情けない顔でもしていたのかもしれない。


「おはよう」


おん!


 悩んでいても仕方がない。全部が終わった時その後の続きをジルエニスに聞ければ充分だ。


 顔を洗って歯磨きをする。そう言えば歯ブラシもタオルもないやとか思っていたら、万能ナイフから出てきた。洗顔料と歯磨き粉付である。なんだかジルエニスに本当に申し訳ない気持ちになってしまった。


 ここまで来たらある程度は好き放題やってしまうかと開き直り(思えば既に自重していなかったけれど)、解析を使って食材になりそうな草や木の根っこを引き抜き、味噌汁を作ってエニスと食べる。エニスは火にかけていた鍋を前足で抱えて食べていたけれど熱かったりしないのだろうか?


 すぐに動くのも良いかもしれないけれど、日本で生きている時間が長かったので気分的に鍛錬不足のような気がする。


 万能ナイフを握って軽く身体を動かしてみることにした。

 まずは和国で慣れ親しんだ槍。やはり形こそ想像通りの十文字槍になるが、見事な意匠や生まれた紋様は芸術品としか思えない。白銀の刀身はナイフの時と同じだけれど、黒鞘が黒柄に変わるのは理屈ではありえないだろう。


 突いたり薙いだりする内に色々と万能ナイフの特性みたいなものが分かるようになってきていた。


 次に第一世界で使い込んだロングソード。当時の仲間が使っていた無骨なデザインのそれを想定してみたのだけれど結局はキラキラとした物になってしまった。意匠や紋様は何か意味があるのだろう、どんな形に万能ナイフを変えてもこれが無くなる事はなかった。けれどその中身はかなり違う。


 まず重さ、もっと軽い方が使い易いな、とかその逆だとか、握りにグリップがあれば良いとか振りながら思うとすぐさま重みが変わったりグリップ代わりの装飾が生まれるのである。重心を変えた方が良いとか柄が大きい方が良いとか何気なく思っても変わる事から、戦闘時の雑念とかも敏感に汲み取ってしまうのかもしれない。


 これは特に気を付けた方が良いだろう。


 次に伸縮。斉天大聖の如意棒にした時に思ったのだけれど、ナイフや剣の時は刀身を、槍の時は柄の長さを使いながら調節できるかもと思うと、一気に伸びた。


 その代わり切先を真っ直ぐ保つのが難しく、重量の操作と威力のバランスを同時に考える必要がある様だった。


 次に第一世界で以前使っていた金銀装飾のされたロングソード(神剣)でできた事を試してみた。


 管理神ジルエニスからもたらされた文字通りの神剣は、遠くを切りたいと思えば空気を切り裂いた形の三日月が生み出されたりしていた。距離の離れた相手に攻撃したり出来たので、弓や魔法を使う相手にはとても助けられた。


 念じて振ってみると以前の神剣と同じ要領で使えるらしい。ただ威力は神剣よりもかなり落ちる。でも威力の調整が念じ方一つ、想像通りなので扱い易さではこちらの方が良いだろう。


 一度洞窟で使った時生き埋めになって死に掛けた事があったので、調整が可能と言うのはとてもありがたかった。


 今度はナイフの形に戻して使ってみる。

 三日月の形は小さくなったけれど、これも問題なく使えるようだった。


 神剣はそれ自体が非常に重い武器だったけれど、持った瞬間それが爪楊枝に感じるほど身体が力を漲らせていた。


 それも剣か鎧の効果だったのだろうけれど、万能ナイフを使っていてもそう言った感触はない。出来ないのかと考えるけれど、『万能』ナイフなのだからきっと使い方があるのだろう。ただ念じても効果がないので使い方があるのかもしれない。


 解析しても『万能ナイフ』として表示されない。


 味噌汁の方は具や成分表まで出てきたのを考えると何か理由があるのだろう。きっと今は解析できない理由がある筈だ。もしかしたらジルエニスが親切で今の状態で使いこなせるようになるまでロックしている可能性もある。


 あの神様ならそれくらい平気でするだろう。


 ジルエニスはとても優しく、丁寧で、神様だと言われなくてもそう思う位に綺麗で立派な人だ。否定されてもそう思えてしまう位と言うのは凄い事だと思う。


 だからそれ位ジルエニスは凄いのだ。


 エニスは飽きた様子もなくこちらを見ていた。

 『影箱』の時は少し驚いたようだったけれど、万能ナイフが調味料を出しても形を変えても全く驚いた様子はない。ある程度は解っているのだと思う。


 最後に、万能ナイフの変化がどれほどの範囲なのか試してみる。


 まずは手裏剣、苦無、連刀、忍者刀と想像通りに変わった。銃の形にはなったけれど、弾倉には弾が入っていなかった。仲間が持っていた魔法の杖を想像して形にしてみた所、柄尻の宝石が大きくなり宝珠を嵌めこんだ立派な杖に変わった。


 ステータスの魔法欄を見てみると、灰色表記の魔法が白文字に変わっていると言ったところはなかった。


 魔法の呪文は流派があって多岐に渡るのだけれど試してみても魔法が成功したりはしなかった。作法や正しい発音が必要だったと記憶しているから、もしかしたらそっちが良くないのかもしれないけれど。


 次に斧、斧槍と変えて盾と念じると時間はかかるけれど変わる様である。刃を持たない武器で鞭、メイスと考えるとこれも盾程ではないけれど時間がかかった。


 如意棒に変えてみると昨日は気付かなかったけれど同じくらい時間がかかる事が解った(もしかしたら何か制限か今掛かってしまったのかもしれないけれど)。


 こうなると刃のない武器位なら戦闘で使う事も出来るけれど、盾や篭手と言った防具に変化させるのは戦闘中では今の段階では使えないと言う結論。


 銃はダメだが弓ならばどうかと試すと、これも時間はかかるけれど成功。しかし弓はできても矢はどうやっても出来なかった。


 そこで形を変えるではなく、万能ナイフの能力で出せるか試すと、リボルバー用の六発を一度に装填出来る物や矢が出てきた。調味料や生活用品を作るのと同じくらい簡単に作る事ができる。


 しかし銃本体や弓が出てこない。でもこれで弾や矢を使う事が出来るようになった。万能ナイフの形を銃に変えた。


 弓は苦手だけれど、銃は想像よりもしょぼい音を出しながら問題なく発射された。


 しょぼいと考えたのがまずかったのか次に銃爪(ひきがね)を引いた時、爆音が鳴り響いた。突然の事に驚いた鳥が羽ばたき、色々な動物の鳴き声が聞こえたり、草叢が葉鳴りする。

 びっくりしてリボルバーを取り落としそうになった。

 ちなみに日本時代の母の趣味で銃の基本形は宇宙海賊のメイン銃、ではなく腰に下げていた出番の少ない確か47マグナムだったか。あれは地球人が使えるレベルではないとか説明されていたけれど、これは威力の方はどうなんだろうか?


 ゲームで見知っている程度の銃の実験に半日近くかけてしまった。



 弓矢は元々自分の腕では三メートル先の空き缶ほどの大きさの物すら外すくらいなので、ひとまず置いておく。


 もしかしたら万能ナイフの力で上手く中てられるやもと思っていたけれど、どこか自分自身の腕に懐疑的なせいか、上手くなると言った事はなかった。


 その代わりと言ってはなんだけれど。

 リボルバーの方はかなり使い込めた。最初こそ弓よりひどい有様だったけれど、体勢に気を付ければ意外と狙い通りに当たる事に気付いた。もしかしたらこちらは万能ナイフの補正が掛かっているのかも知れないけれど、百発九十中程の命中率になった。


 弾は撃ち出す前の考えが反映されるようで、曳光弾や照明弾、サイレンサーもないのに消音弾(威力は落ちるようだけれど微かに、といったレベル)、散弾、徹甲榴弾と言った本来ならば有り得ない弾を打ち出せるようになった。


 非常に奇襲性が高いので、消音弾を想像して生みだし『影箱』に十セット程入れておく。考えながら撃つ余裕もない時もあるだろうから、基本の弾丸は消音弾にしておこう。


 逆に目立つ必要がある場合もあるかも知れないけれど、消音弾を目立つように考えて撃てば音や着弾の様子などに変化が起きる。

 変化があっても撃ち出された弾丸はウィンドウには『消音弾』と表示されていたので、銃の方にそれを調整する能力がある様だ。


+ + +


 昼は鹿肉をフライパンで素揚げ(風)にして、塩とレモン(採取した物、味はかなり酸っぱい)をかけてエニスと堪能した。食材も万能ナイフで出せるようだけれど、調味料位にしておこうと思う。気分的な問題だからこの先は解らないけれど。


 次にステンレス製の水筒を万能ナイフから出して湖の水を入れておく。

 これは1.5リットルの物で日本使っていた物と同じ形と色だった。(細かな傷や塗装剥げはないので全く同じもの、とは言えないだろう)『影箱』にテーブルやランタン、寝袋を入れたり、取り出したりする練習を少ししたら、エニスに鐙をつけてみる。


 乗馬はこの世界でそこそこやったから大丈夫だけれど、鐙の取り扱いは少し苦手だった。

 慣れている馬でもそれをする相手への信頼やこちらの心情で嫌がられることが多かったけれど、エニスにそんな心配は全くなかった。


「これならこの先エニスに乗っていられる時間も長くなりそうだな」


おん!


 自分の言葉に嬉しそうに応える。エニス用の鐙は腰当さえ付いているのでかなり楽になる筈だ。手綱のない形で、ゲームセンターのロデオの奴みたいに握りが付いている。金具や鋲がキラキラとしていてエニスの見た目を損なっていないのが妙に嬉しかった。


「森で少し騎乗の狩りをやってみてから、近くの村に行こう」


 そう言ってウィンドウを開く。近くの村までの距離を調べようとしたら、どこにも村なんてなかった。


あれ?


想像の二十倍を超える方々に読んで頂けております。宜しければ誤字脱字やここが解らないなどのご指摘、感想など戴ければそれを反映するために注力出来るやも、と思います。

本日もありがとうございました。

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