表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/94

第19話 進むのが怖い

 バクバクバクバク。とんでもないことを言ってしまい、私の心臓が早くなりだし、

「あ、明日学校だし、もう部屋に戻るね」

と、司君の部屋を出た。司君はなんだか、恥ずかしそうに笑いながら、ベッドに座ったまま、おやすみと言った。


 恥ずかしいのはこっちだよ~~~~!と自分の部屋に戻ってから、私は畳の上に座り込み、しばらく丸まっていた。

 ど、どうしよう。

 クリスマスが、怖い。


 その日はドキドキしながら眠りにつき、翌朝も、ドキドキしながら目を覚ました。

 クリスマスまでは、日にちもあるんだし、それまでに覚悟はできるかな。

 でも、もし、やっぱり無理って思ったら、そう言っても司君ならわかってくれるよね?ね?


 制服に着替え、一階に行った。

 あれ?そういえば、7時になっても司君、壁をノックしてこなかったな。アラームの音もしなかったし、私よりも早く起きたのかなあ。


「…あら、司は?」

 一階に下り、顔を洗ってダイニングに行くと、お母さんが聞いてきた。

「あれ?まだ起きてないんですか?」

「うん、まだよ?」

「…まだ、寝てるとか?」


「穂乃香ちゃん、見て来てくれる?風邪でいきなりダウンしているわけはないと思うんだけど、たまにあの子、鬼のかく乱っていうのかしらね、突然ダウンしちゃうから」

 え?

 風邪?!


 私は心配になり、慌てて2階に駆けのぼった。それから、司君の部屋をノックしたが、なんの返事もないので、そっとドアを開けてみた。

 あ、司君、まだベッドの中だ。


「……。司…君?」

 そうっと顔を覗いた。スウスウと寝息を立てて、可愛い顔で寝ている。

 く~~~~。可愛い。って、そうじゃなくて。熱があって、寝ているのかもしれないんだった。

 私は、そうっとおでこを触ってみた。そんなに熱い感じはしないけど…。


「う、う~~ん?」

 司君が目を開けた。

「……穂乃香?」

 私の顔を見て名前を呼ぶと、嬉しそうに微笑んだ。

 えっと…?寝ぼけてる?


「具合悪いの?もう、7時20分になるけど」

「…え?!」

 司君は慌てて上半身を起こすと、目ざまし時計を見て、

「やっべ~~。寝坊した」

とベッドから抜け出した。


「寝坊だったの?ごめん。7時に起こせばよかったね」

「あ~~。うん。穂乃香はちゃんと起きれたんだ」

「うん」

 って!司君、いきなりパジャマのズボンを脱いじゃったよ。わわわ。司君のパンツ姿、思い切り見ちゃった!


「あ、あ、先に下りてるね」

「え?うん。起こしに来てくれてサンキュー」

 そう言う司君の方も向かず、私は一目散に司君の部屋を出た。

 ドキドキドキ。心臓に悪い。そりゃ、お尻を見た時よりも、パンツを履いているだけ、いいんだけど。


 ああ、司君のパンツ姿を見ただけで、こんなにドキドキになっちゃうんだよ?なのに、なのに~~~。

 あ、そうか。小さな電気をつけていたって、目をつむっていたら司君の裸を見なくて済むんだ。

 …って安心してる場合か!司君にしっかりと、私の裸を見られちゃうってば!


 でもでも、やっぱり司君も、真っ暗は嫌だったんだ。

 あ~~~~~~~~~。どうして昨日、無理だって言い直さなかったんだろうか、私…。


 ガチャ…。

「あれ?穂乃香、なんでこんなところで、うずくまってるの?お腹痛いの?」

 司君が、もう制服に着替えて部屋を出てきた。

「ううん。つ、司君のこと待ってただけ…」

 そう言って私は背筋を伸ばし、司君のあとに続いて階段を下りた。


「…。なんか、考え事?」

「え?」

 階段を下りながら、司君に聞かれた。

「穂乃香って、考え事してると、丸くなってる時多いからさ」

「…」

 う…。そういうの、ばればれ?


「あと、落ち込んでる時も、恥ずかしがってる時も、丸くなってるけど、今のは、どっち?」

「…えっと。は、恥ずかしがってるほうかな?」

「何がどうして、恥ずかしかったの?」

 司君は階段を下り、ダイニングに行きかけたところで立ち止まり、私のほうを向いて聞いてきた。

「…つ、司君が、着替えだしたから…」

「え?」

 司君は一瞬目を丸くして、あははって笑った。


「そんなことで?でもさ、俺の着替えてるところなんて、もう何回も見てるでしょ?」

 ぐるぐるぐる。私は、3回くらい首を横に振った。

「あれ?でも、俺、たいてい先にベッドから出て、穂乃香の前で着替えてる…」

「見てないもん。背中向けて、布団に潜り込んでるから」


「……。そうだっけ?」

 そうだっけって、知らないでいたの?あれ?じゃあ、私、司君が着替えてるところを見ててもいいってこと?パンツ姿や、お尻。


 ハッ!何を今、考えてた?見ちゃうのも、恥ずかしくって無理なくせに。


「穂乃香って、可愛いよね」

 司君はくすくす笑いながらそう言った。

「…そ、そうかな。これが普通なんじゃないかな…」

「…あ、そうか。日本の子はみんな、そんな感じなのかあ」

「…」

 また、キャロルさん?


「アメリカは違うの?」

 こうなったら、言われる前に、私から聞いちゃう。

「さあ?どうかな。ただ、キャロルは…」

「…」

「あ、ああ。うん。いいんだけどさ」


 司君は話すのをやめた。キャロルさんのことを言うと、また私が気にすると思ったんだろうか。

「キャロルさんは、平気で司君の着替えてるところを見てたの?」

 私から聞いてみた。だって、途中でやめられても気になるよ。

「う、うん。まあね」

 司君は思い切り、顔を引きつらせてそう言うと、さっさとダイニングに入って行った。


 なんだか変と言うか、怪しい感じがしたけど。でも、あんまり気にするのはやめよう。気にしすぎるのも私の悪い癖だ。


 お母さんに元気に今日も見送られ、私と司君は家を出て、駅に向かって歩き出した。もう、私の心臓もいつもと同じ速さに戻り、司君の隣にいることをひそかに喜びながら歩いていた。

「司君が寝坊なんて、めずらしいね?」

「え?あ、うん。なかなか寝れなかったからかな」

「何かしてたの?勉強とか…」


「いや。小説を読んだりして、ベッドには11時半ごろ入ったんだけど」

「…寝付けなかったの?考え事?」

 心配事かな。あ、まさか、キャロルさんと彼氏のこととか、心配になったのかなあ。


「まあね」

 司君はコホンと咳払いをしてそう言うと、ちらっと私を見て、目が合うとパッと前を向いた。それから、耳を赤くした。

 えっと?なんで赤くなったのかな?


「夢も見たからかな」

 赤くなったまま、司君は恥ずかしそうに話しだした。

「夢?どんな?」

「…多分、昨日の夜、ずっと考えてて、それであんな夢見たんだろうな」

「…ど、どんな?」


 ドキドキ。私、その夢に出てきた?それとも、キャロルさんが出てきた?

「穂乃香と…、クリスマスを過ごしている夢」

「え?」

「夢の中じゃあ、シティホテルに泊まってて、穂乃香が……」

 そこまで言うと、司君は顔を真っ赤にさせ、うつむいてしまった。


 ど、どんな夢?あ!まさか!小さい電気つけてた夢とか?!

 続きを聞きたいような、聞きたくないような。っていうか、ずっと寝る前に考えてたのも、そのこと?


 か~~~~~~~。

 司君?なんでどんどん、顔赤くなってるの~~~~~!!!


「あ、えっと。ま、いいよね?どんな夢でも」

 司君はそう言うと、コホンと咳払いをして、顔の表情を戻そうとしている。

 よくない。よくないってば。

「き、気になる」

 そうつぶやくと、司君は小声で「え?」と聞き返し、それから、下を向いてしまった。


「き、綺麗だったんだ」

 下を向きながら、司君はつぶやいた。

「綺麗?何が?…。あ、ホテルの窓から見える夜景とか?」

 ロマンチックだったのかな?


「いや…。穂乃香が」

「え?」

「夢の中で、部屋の電気を消したのに、外がイルミネーションで明るくって、なぜか、部屋にもツリーが飾ってあって、それも電飾がついてて、その明かりに穂乃香が照らされて、綺麗だったんだ」


「……」

 私が?それで、なんで真っ赤?

「穂乃香、お風呂から、何も着ないで、は、裸のまま出てきて…」

 え?!

「俺、びっくりしてて。でも、すごく綺麗で、つい、ずうっと見ちゃった」

 な、なんですと?夢の中で?


 でも待って。

「司君の夢の中の私、想像だよね?それ、本当の私を見たら、がっかりするかも」

 そう慌てて言うと、司君は首まで赤くして、

「…想像じゃなくって。前に見た穂乃香の裸、再現してて…」

と下を向いたまま、話を続けた。


 再現?いったい、いつの~~~~~?!!!!!


「それって?それって…」

「あ!ごめん。見てないって言ったけど、前にドア、開けちゃった時と、変な奴が風呂覗いて、穂乃香が裸で抱きついてきた時の…」

 やっぱり、しっかりと見てたんだ!


 私たちは人が一人もいない小さな路地から、人通りのある道に出たので、その話をするのをやめた。でも、司君も私も顔がまだ、真っ赤だった。


「…そ、それで、寝坊?」

 小さな声で聞いてみた。

「うん。それで寝坊」

 司君も小さな声でそう答えた。


 う…。やっぱり、無理です。小さな明かり…。ますます言えなくなった。

 いや、そんな夢見るなんて、司君のエッチ。もう、電気、絶対につけちゃだめ!って怒ってみる?


 ………。

 司君は顔を真っ赤にしてうつむいているけど、時々私を見て、恥ずかしそうにまた下を向く。なかなか、ポーカーフェイスに戻れないようだ。

 そんな司君も、可愛い。


 だから、怒れない~~~!!


 あれ?でも、考え事はいったい、どういう考え事だったの?


 学校に着くと、司君はさっさと自分の席に行った。電車に乗ったあたりから、司君はしっかりとポーカーフェイスに戻っていた。さすがだ。

 私の方は、なんだかずっと気になって、ドキドキしていたというのに。


「おはよう」

 美枝ぽんと麻衣が、私の席に来た。

「おはよう」

「ね、穂乃香。また、雑誌を買ったから、昼休み、中庭に行こうね」

「雑誌?」


「あとでね」

 麻衣はそう言うと、自分の席にとっとと行ってしまった。

「なんの雑誌?」

「多分、この前のみたいのじゃないかな?」

 美枝ぽんはそう言うと、ちょこっとにやついてから、自分の席に戻った。


 この前のって、初めての日特集していた雑誌のこと?だよね。

 まだ、麻衣は悩んでいるんだな。

 っていう私もか。今度のには、電気をつけるか消すか…なんていうのも、載っていたりしないかな。

「はあ」

 

 つい、ため息が出てしまった。すると、ちょっと離れたところから、こっちを沼田君が見ていて、バチッと目が合ってしまった。

「…」

 沼田君は黙って、静かに近づいてきて、私の隣の席の椅子に座り、

「何か、悩み事?」

と聞いてきた。


「え?」

 あれ?ずっと話もしてこなかったのに、どうしたのかな。

「ううん。べ、別に」

 私は笑顔を作ったつもりだ。でも、引きつってしまったと思う。


「…まさか、瀬川さんのこととか?」

「え?」

 瀬川さんのこと?

「なんだか、司っちに言い寄ってるって噂、聞いたけど」

「そんな噂あるの?」


「聖先輩にふられたから、今度は藤堂君に乗り換えたみたい…っていうそんな噂、聞いたよ」

「……」

 そうか。

「大丈夫。瀬川さんのことだったら、文化祭のあとで、柏木君が司君に忠告していたし」

「柏木、来てたの?」


「あ、沼田君は、文化祭来なかったんだもんね?」

「え、ああ」

 沼田君は、ちょっと顔を曇らせ、

「だったら、いいんだ。別にあれだよね?司っちとうまくいってないわけじゃないんだよね?」

と小声で聞いてきた。


「うん。大丈夫だよ」

「ん。じゃ、いいんだ」

 沼田君は元気のない笑顔を作り、椅子から立ち上がると、ふざけている男子の中に混じっていった。

「…」

 私、最近、元気なかったかな?司君とうまくいってないように見えた?


 それもそうかな。なにしろ、教室では本当に話さないし。だけど、登校下校は一緒なんだけどな。

 

「私、暗い?悩み事でも抱えてるように見える?」

 昼休みに中庭で、お弁当を食べている時に、麻衣と美枝ぽんに聞いてみた。

「うん。キャロルさんのことで、暗かったりした」

 麻衣にそう言われた。


「あ、そうか。そうだったよね」

「それに、今日もため息ついてたよ?また何か悩み事?」

「え?」

 ドキ!まさか、司君に小さな電気をつけてくれって言われた、なんて言えないし!


「ううん、何も」

 慌てて首を横に振ったが、その慌てぶりが、逆に2人に怪しまれることになった。

「顔赤い。なんか、赤くなるような悩み事?」

 麻衣がつっこんで聞いてきた。


「え?」

 ドキドキドキ~~!

「穂乃香も、司っちに言われた?クリスマス、穂乃香をプレゼントしてくれ…、な~~んて」

 麻衣の言葉に、一気に私は赤くなった。ちょっと違うんだけど、でも、近い。

「え?そうなの?きゃ~~~」

 美枝ぽんが、歓喜の声をあげた。


「し~~。声大きい」

 私がそう言うと、美枝ぽんは、

「だって、いよいよ穂乃ぴょんも、藤堂君にあげちゃうのかと思ったら、なんだか…」

 今度は声を潜め、美枝ぽんはそう言うと、にやにやと笑いだした。

「そっか。じゃあ、同じ悩みを持つ同志、こんな雑誌でも読んでみない?」

 麻衣が袋から、雑誌を取り出した。


「これ、男性が読む雑誌だよね?」

「うん。ほら、これ、この特集が見たくって、隣の駅の本屋まで行って、買って来たの。知ってる人がいたら、嫌じゃん?」

 隣の駅の本屋だとしても、こんなの買えないよ。だって、「初めて彼女と結ばれる日特集」だよ?


「女の子の本音を聞いてみた。こんなシチュエーションで結ばれたい。とかね、そういうのが載ってるのよ。みんな、どんなことを思ってるんだろうなって、興味あって買っちゃった」

「シチュエーション?」

「クリスマスに、素敵なシティホテルに一泊して…。っていう意見も多いみたい。窓の外は夜景が見えて」

「それ、麻衣は実現するんじゃないの?」


 美枝ぽんの言葉に、麻衣は頬を染め、うなづいた。

「そうなんだ。そういうの、みんなあこがれるんだ」

 あれ?そういえば、司君もそんなような夢を見たんだよね。まさか、司君まで、あこがれているシチュエーションだったりして?


「あとは、高原のペンションに泊まって…とか、でも、一番は、オーソドックスに彼の部屋なんだよね」

「え?」 

 ドキ~~~。それ、私だったりして?

「で、実際に初めて結ばれた場所は?って質問には、彼の部屋、自分の部屋、ラブホテル。そういうのが多かった。あと、旅行先でっていうのもあったけど」


「ふうん」

「少数意見では、学校の教室とか、オフィスでとか、そんな大胆なのもあったよ」

「げ!教室もかなりびっくりだけど、オフイスって?」

 美枝ぽんが驚いていた。


「美枝ぽんだったら、どこがいい?」

 麻衣の質問に、美枝ぽんはしばらく黙り込み、

「わかんない~~~~」

と、首をかしげながら答えた。


「穂乃香だったら?」

「私?!」

 ああ、声が裏返った。

「同じ家に住んでるんだから、やっぱり司っちの部屋とか?」


 ドキ~~~。

「藤堂君の部屋、入ったことあるの?勉強もダイニングでしてるんでしょ?」

 美枝ぽんが聞いてきた。


「あ、あるよ?」

 ドキドキ。言っちゃってよかったかな。

「どんな部屋なの?」

「モノトーンで、シックな部屋」

 美枝ぽんは、興味があるのか、目が輝いている。


「ベッド?」

 麻衣が聞いてきた。

「え?う、うん」

「ひゃ~~。よく押し倒されなかったね」

 ギクギク~~~~。


「つ、司君、誓い立ててるし」

「あ、そっか。でも、それもクリスマスまでか。さすがに、藤堂君も、それ以上おあずけでいるのは辛いんだね」

「………」

 何も言えなくなってしまった。


「どうしよう」

 麻衣がいきなり、暗い声を出した。

「え?何が?」

 美枝ぽんが私から麻衣の方へと顔を向け、また興味を持ったのか、目を輝かせながら聞いた。


「なんだか、どんどん、どんどん怖くなるんだよね」

 麻衣はそう言うと、は~~って長いため息をした。

「…」

 そうだよね。怖いよね。


「変わる怖さ…だよね?」

 私は思わず、そうつぶやいていた。すると、麻衣はうなづきながら、

「先に進むのが、すごく怖いの」

と一点を見つめながら、小さな声で言った。


 先に進む怖さ。それ、私もかも。司君と結ばれたけど、いまだに電気もつけられない。真っ暗な中、布団になるべく入って、裸を見られないようにしているし、司君の裸なんて、とてもじゃないけど見れない。


 それで、いまだに、「まな板の鯉」状態だ。だけど、これ以上進んじゃうのも怖いんだ。自分が自分じゃなくなるような、司君も変わっちゃうような気がして。

 きっともっと男の司君を見るのも、女の私を知るのも、怖いんだろうなあ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ