バッド
以前にとある小説で見かけた「バッド」という記述。別に悪いほうの話ではなく、みんな知ってる「エスカリボルグ」の元の形のあれ、です。
自分ルールとして連載中の作品の場合、2話までは誤字報告しますがそれ以上はしないようにしています。意図しての事かどうかがわからないので。その作品では、しばらくバッド記述は続いたような気がしますが、最終的にはバットに落ち着いたような……
今日、古い作品ですが、やはり「バッド」という記述に当たったので、もしかしたら一定層「バッド」と呼んでいる人がいるのかもしれないと思い、挙げておくことにしました。あ、まあこれも自分ルールで古い作品については、誤字報告はしないようにしているのですけれど。
さて、あれは英語ではBatですから、どう見てもバットであってバッドにはならない。バッティングセンターとはいっても、バッディングセンターとは言わないですよね。
どうしてそのような間違いが起こってしまうのでしょう。作者さんが本当にあの棒を「バッド」と呼んでいるのか。野球は昔ほどメジャーでなくなってしまったので、本当に用語をご存じない、ということもあるかもしれません。
それとも候補選択において間違って選んでしまうのか。濁点・半濁点はぱっと見見分けがつきにくいことも多く、間違って選んでしまっている可能性もないわけではないですね。
世にユニバーサルデザインのフォントとかがいろいろあるようで、その中には濁点・半濁点を強調して分かりやすくしているものもあるようです。書くときにこういったものを使えれば、間違いを減らせるのかもしれませんね。