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BLUE TONIC 【1巻】  作者: じゃがマヨ
ブルーアーカイブス
19/28

第18話



 ガチャッ



 「何ぐるぐるしてんの?」


 「…え、あ…。って、ぎゃああああああ」



 シャワールームから出てきた彼女は、バスタオル一枚を全身に巻いただけだった。


 髪の毛は濡れたままだった。


 ハンドタオルで軽く拭きながら、そのままソファに座る。



 ヴンッ



 モニターが無いと思ったけど、天井に埋め込まれていたみたいだった。


 ポケットワーク(※現代で言うスマホのような物)を操作しながら、モニターを起動させる。


 3dホログラムで映し出された立体映像が、リビングに浮かび上がった。


 ニュース番組だ。


 リビングに置いてあったコーラを片手に、足を組みながら電子新聞を閲覧していた。



 僕は、床にへたり込んでしまっていた。



 「逃げ出そうとしても無駄だからね?」


 「は、はい??」



 目が点になる。


 絶句する。


 状況が飲み込めなかった。


 それはさっきからだが、目の前の光景を直視できない。


 頭が真っ白になった。


 突然地震に見舞われた時のように、足元がグラつき。

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