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4 〝文明の循環〟が分かればDXが分かる!

挿絵(By みてみん)


〝文明の構造〟が生み出す〝文明の循環(サイクル)〟すなわち、

技術→社会→政策→技術……の発展による

文明活動の螺旋上昇的な循環スパイラル・アップ・サイクルが分かると、

我国のDX(デジタル改革)政策の意味が分かります。


技術が進むと、社会活動は拡大・複雑化するので、

課題解決のための利害調整政策が必要となります。

また、既存技術のもとで利害調整政策を極めると、

その限界を越える新技術導入政策が求められます。


広い意味では技術と政策も社会活動の一部なので、

技術が社会と政策を、政策が社会と技術を助ける

ことにより、ロータリーエンジンのように

文明発展の循環(サイクル)が回っていくのです。


英国は産業革命、米国は情報革命により、

(政策含む)社会の工業化や情報化を達成して、

新たな発展の循環(サイクル)をもたらし、

文明段階を進めて世界を先導(リード)しました。


我国のDX政策もまた、

これまで不十分だった情報化の完成と

さらなるAI社会の建設により、

次なる文明段階への飛躍を図る政策です。


同政策にはAI社会や画期技術という

表現はありませんが、関連動画では

情報化の完成と共にSociety5.0を

めざすと解説しています。


またSociety5.0であげられた諸技術は、

いずれもAIを前提とし、あるいは

AIにより飛躍的に向上するものなので、

以上のように説明できると考えます。


電算とAIの違いについて言えば、

従来の電算機(コンピュータ)は『こういう時はこうする』と

指示された情報処理を行うものでした。

しかしAIすなわち、

自動最適化型の演算指示(プログラム)を使うと、

試行錯誤による機械学習を行って、

膨大な情報から法則性を発見・活用し、

『どうすればいいか』まで〝考え〟られます。


AIを可能としたのは、

脳神経状回路網ニューラルネットワークであるといわれます。

しかし現代のノイマン型電算機(コンピュータ)においては、

物理的に回線をつなぎ変えることなく、

演算指示(プログラム)により電気信号の経路を制御して、

様々な機能を発揮させています。

そのためAIの本体は電算機(コンピュータ)というより、

演算指示(プログラム)であるといえましょう。


またAIは、無数の配合から新素材を発見し、

小規模電力を広域に安定集配し、

知能(インテリジェント)ロボットに人間の仕事を代行させ、

企業や政府の配分と投資、規制と支援を最適化し、

複雑な生体分子や知的活動を解析して

医療や教育に役立てる……など、

他の様々な技術の生産性を高めて、

文明活動の飛躍的発展を可能にします。


ゆえにAIは、全く新たな分野を(ひら)く新規性と、

多くの他技術を助ける多能性を備え、

文明発展の段階を分けるような、

次世代の〝画期技術〟といえましょう。

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