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flappers 1〜black side〜  作者: さわきゆい
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本郷宙彦 2

 本郷の言った意味をしっかり理解できるまで数秒、あたしも前を見たまま無言だった。

 愛凪ちゃん…仕事…桜木さん…あの、ウィンガーの人…

 何かがつながっていく。

 ーリュックに気づかれてないか

 ー大人になりかけの…

 さっきの、本郷のメールの意味もそこで、しっくりきた。


「愛凪ちゃんのこと知ってたの?」

 責めるつもりではなかった。本郷が、何かを知っているのは、ある意味予想通りだ。

「知ってたというか…教えられてた。お前にもそれで相談しようかどうしようか、検討中だったんだわ」

「あたしに?」

「あの子が先に水沢に会うとは、予想外だったな。ただのシーカーじゃ、俺らの背中の秘密は分からないとは思ったけど。ちょっと焦ったよ」

 それで、真っ先に『翼に気づかれてないか』ときたわけか。

「あたしたちがバレなかったのって…」

 続ける言葉を逡巡する間に、

「そういうこと。一ノ瀬とか、タクあたりだったらまずかったな」

 本郷はあたしの言いたいことを察して、続けた。

 一ノ瀬桜呼(いちのせさくらこ)ちゃん、庄村卓登(しょうむらたくと)。どちらも、小学生の顔しか思い浮かばない。

 2人とも、もちろんウィンガーだ。マイケルクラスと言われる、両腕を広げたくらいの大きさの翼を持つ。飛ぶ力はないし、ウィンガーを判別することもできない。はずだ。

 あ、思い出に浸る前に、聞き流せないことを聞いておかないと。

「…教えられたって、誰から?」

 あたしの問いに動ずることなく、本郷はただちょっと首をすくめた。

「カイから」

 ……それは、行方不明のはずの、高野海人のことだね…?

「居場所、知らないんじゃなかったの?」

「本人の意向でね。…もう少し時間が経てば、自分で事情を説明できるはずだ」

 歩く速度は変わらず、悪びれる様子もない。

 いやいや、妹があんだけ心配してんのに、もう少し時間をとかって、何考えてんの?!

「カイは…何を考えているのかな?!」

 わざとらしくなったあたしの口調に、本郷はため息をついて、同意するように頷いた。

 あたしは、すんなりと「カイ」という呼び方が自分の口から飛び出てきたのが意外だった。


 友達や同級生を、あだ名とか、通称で呼び始めるタイミングが、あたしは未だによく分からない。

 小学校時代は、

「友達をあだ名で呼んだり、呼び捨てにするのはやめましょう」

 っていうのが主流だったけど、5、6年の担任だったれいこ先生は、そこら辺は鷹揚だった。

 だから、うちのクラスでは、あだ名呼びも、呼び捨ても普通だったけれど、あたしはどうもうまく波に乗れなかった。

 どこまで親しくなったら、あだ名で呼んでいいのか…急に呼び方を変えて、馴れ馴れしいと思われるのも嫌だし…

 子供ながらにそんなことを気にしていた。

 だから、基本的には、「ちゃん」づけとか、「くん」づけで呼んでいたはずで…いや、男子に関しては呼び捨てにしてたかな…でもカイのことは……あれ、やっぱり「カイ」って呼んでたかも。

「高野くん」っていうのは、そう、ちょっとおちゃらけてて、ヘラヘラしてて、人見知りのあたしでも、比較的、話しやすくて…なんか、自然に名前で呼べたのかもしれない。


 本郷の顔を見上げて、その微妙な表情をどう読み取ったらいいのか迷う。

 決してポーカーフェイスではないけれど、動揺したり、悩んだりした本郷の顔をあまり見たことはない。だから、その神妙な表情は、あたしの口をつぐませた。

「…まあ、順番に話すとだな、」

 少し、歩く速さを落としながら本郷は続けた。

「カイ、センターに行った後、高校も向こうで通って、そのまま東京で就職したんだけど、その理由がさ、妹から離れたかったから、だったんだよ」

 センターって、ウィンガーのトレーニングセンターのことか…仲良さそうな兄妹なのに、離れたかったって…?

「弟、妹がいるやつら、兄弟揃って()()()()()ことが多いだろ。あと、カイの場合は家族に黙っていることが負担になってきたらしい」

 あたしが思わず唾を飲み込んだこと、本郷も分かっただろう。


 ウィンガーがこの世界に登場してから約50年。

 ウィンガーの発現に、家族性や遺伝は関係ないとされてきた。

 兄弟で発現した例もあるけど、確か2、3例だけ。

 そう、この点でもあたしたちは特殊なのだ。

 あたしたちのクラスから発現したウィンガーの弟、妹は、なかなかの高確率でウィンガーになっている。

 公になっている子もいるけれど、うちのように姉弟そろって隠れている場合もあるわけ。

 不思議なことに、あたしたちより年上の、つまり兄や姉がウィンガーになった話は聞いたことがない。

 弟妹も全員が発現しているわけでもなく、そこも謎なんだけど、そもそもウィンガーそのものが謎だらけなんだから、どうしようもない。あたしたちだって、なんでクラスから何人もウィンガーが出ているのか、全く分かっていないのだし。


 弟の洸がウィンガーになったことは、本郷に以前伝えている。

 兄弟揃ってウィンガー、というのはあたしには、身につまされる話だ。

「でも、離れたからって、どうにかなるわけ?」

「うん、それなー」

 本郷は周囲に視線を走らせ、あたしたちの会話に注意を払う人がいないか、確認してから、更に声を落として続けた。

「あれからずっと、ウィンガー絡みの発表があると集めて、内輪で情報回してたんだわ。いろいろ情報集めたかったからな。ただし、信憑性の怪しいネタも混ざってたりはする。ちょうど、俺らが中3の時にウィンガーは同居家族もウィンガーに導く可能性があるって、発表した研究者がいたんだよ。そいつも、少々こじつけたようなデータだったんだけど…カイは、気にしてたんだな。それで、東京行き決めたんだって、後から聞いたよ」

 情報の受け取り方は人それぞれだ。

 小学生時代、あんなヘラヘラしていたカイが、そんな風に思い詰める様子は想像できなかったけれど、彼なりに一番いいと思われる選択をしたんだろう。

 そこから先の、本郷の話は更にシリアスだった。


 就職先で、「ウィンガーだからというだけで、就職できた」と周囲に言われ、義務付けられた健診のための休みを「特別扱い」「他より少なく働いて同じ給料をもらっている」などと囁かれ、カイは相当参ってしまったらしい。

 あの、誰にでもフレンドリーに話しかける、コミュ力高そうなカイが、人間関係でつまずいていたとは…


「さっさと帰って来れば良かったのになー。どうも…アイツ、オレたちを裏切った気分になってたみたいで、さ」

「え?なんで?他の人たちのこと、アイロウに教えたとかじゃないんでしょ?」

「まったく。そこは、自分以外の連中のことは喋らないって約束、しっかり守ってたんだから、それでよかったんだけどな。登録されることが裏切りなんて、誰も思ってねーし」

 それはそうだ。登録されることに反感を持つ人もいたかもしれないけど、そこは個人の意思に任せようと決めたはずだ。

「生真面目なんだよなー。結局、仕事行けなくなって、実家に帰って来ることになって。それでも、妹との接触時間を減らそうと部屋に閉じこもっていたらしい。カイが帰って来たこと知ったの、オレも最近なんだわ」

 何度も言うようだけれど、カイはあたしの中ではおちゃらけ男子であって、生真面目という形容詞は、頭の片隅にも浮かんでこなかった。

 まあ、当時それほどよく遊んだり、話したりしたわけじゃないけど。


『同級生たちを裏切った』という思いから、帰って来たことを友達にも言えなかったカイが、突然タク、こと庄村卓登に連絡をよこしたのが1週間ほど前のこと。

 カイとタクはほぼいつもペアでいる、仲良しコンビだった。

「東京に行ってからも、タクには時々連絡来てたんだけど、就職してからはほとんど音信不通だったのに、急に連絡きて…タクもびっくりしたみたいだな。それも、いきなり水沢、今どこにいるんだって言って」

「え?いきなり、あたし?」

 あたしを見る本郷の視線が、

(だいたいの理由はわかるだろ)

 と、言っているけど…いや。よく分からないよ。

「まぁ、な。話してて、なんかカイの様子がおかしいの分かったらしくて、その後すぐにタクからオレに連絡きたんだ。んで、すぐ折り返したんだけど、カイのやつ、出なくてさ。タクからもその後、カイに連絡つかないって、同級生に連絡まわって…」

 ああ、スマホも持たずに家飛び出したのが、その時か。で、どうやってカイを見つけたんだろう?

「エビさんが見つけた」

 本郷はあたしの疑問をその一言で解決した。蝦名(えびな)くんか。もちろん、彼も同級生。なるほど。

「妹がシーカーになった。対策室に勤めることになった。ほっといたらウィンガーになっちまう、って、プチパニック起こしてて」

 いつのまにか、あたしたちの歩調はずいぶんゆっくりになっていた。

 繁華街も外れの方に来ており、人足もだいぶ少なくなっている。

 本郷が深いため息をついた。

「正直、そこまで精神的にやられてるとは思ってなかったんだけど…。とにかく家に帰ったら、妹がウィンガーになってしまうって言い張るだけで、こっちの話はまったく聞こうとしないし」

 本郷の話を聞きながら、あたしは自分の中の仮説を確定していた。


 愛凪ちゃんは未登録翼保有者対策室に勤めている。あのウィンガーの須藤という人も対策室の人間。つまり、桜木さんも対策室に勤めているわけで、警備会社の営業なんかではない。


 ルームメイトの彼氏が、今日の愛凪ちゃんの歓迎会の幹事だったことを伝え、その話をすると、本郷はあっさり、

「だろうな」

 と、頷いた。

「対策室の調査や保護に関わる人間は、本名を出さないで仕事してるって、伊達守さんが言ってた。友達の彼氏もそっちのスタッフの可能性高いんでないの?」

 ああ、そういうこと…諜報員みたいだな。

 あたしは少しドラマみたいで面白いと、密かに思ってしまったけど、未生ちゃんは面白がらないだろうな…そして、本郷も面白くなさそうだった。

「その一緒に暮らしてる子に、ウィンガーの話、したか?」

 なんとなく、本郷の心配していることは分かる。あたしが、ウィンガーを連続して排出したクラスの出身者でることを、桜木さんが知ってて近づいたのではないかと懸念しているんだ。

 あたしは即座に首を振った。

「それはない。出身小学校の名前も言ってないし、ウィンガーの知り合いがいる話もしてない。桜木さんに声かけたのも未生ちゃんの方からだし」

「だとしたら、えらい偶然だな…まあ…その彼氏には注意しておけよ」


 気がつけば、市役所などが近い、オフィス街に入り込んでいる。

 少し会話が途切れたタイミングで、路地から太めの通りに出た途端、突風が吹いた。

「むぐぅっ…」

 思わず変な声が漏れてしまう。まともに正面から風が吹き付けて、あたしと本郷は見事にシンクロした動きで、後ろは向きにターンした。

「すっげえビル風だな」

 確かにこの辺りは高いビルが林立しており、普通の日でも常時風が吹いているような状態だ。

 翼がある時なら、こんな向かい風だって、平気で目を開けていられるんだけどな…

 まさか、風が強いからってだけで翼を出して歩くわけにもいかない。

 まだ歩くのかと、聞こうとしたら、本郷が斜め向かいのビルを指さした。

 こんなオフィス街のビルの一階に、赤い暖簾が出ている。

 周囲のビルの窓はほとんどが暗くなり、道路も閑散としている中で、その暖簾の前にだけ、数人の列ができていた。

 こんな強風の中でも並んでいる人がいるところを見ると、確かに『うまい』お店なんだろう。この冷たい風の中で立って待つのは、ちょっと…だったけど。

 それでもタイミングが良かったらしく、5分ほど待っただけで、店内に入れた。


 カウンターだけ、14席の小さな店。ビルの空きスペースに、無理やり押し込められたような狭さだけど、スープのいい匂いがする。

 お客さんは圧倒的に男性が多く、女の人はあたしの他にもう1人だけ。

 空いていたのは、一番隅っこの席だった。

 ちょっとべたついたメニューを見ると、味噌ラーメンと、ネギ味噌ラーメンに『オススメ』のシールが貼ってある。

 あたしは迷わず、味噌を頼んだ。

 本郷はすでに何を頼むか決めていたらしい。

「味噌チャーシュー、大盛り。半チャーハンセットで」


 本郷は、それなりに品がいい、というか育ちの良さを感じさせる見てくれをしている。まあ、あたしの先入観かもしれないけれど。

 その本郷が、大盛りのラーメンとチャーハンをかき込む姿は、あたしにはやはり若干の意外性を感じさせる。

 というか、高校生で食べ盛りのはずの弟が少食なこともあり、同世代の男性が普通どのくらいの量を食べるのか、あたしには、よく分からない。この時間にラーメン大盛りに半チャーハンって…もたれないのかな…

 チャーハンセットには餃子もついていていた。

「食べない?」

「…んじゃ、一個」

 本郷が差し出してくれたお皿からもらった餃子は、中の餡がジューシーで、ほどよくニンニクが効いていて、美味しかった。

 ラーメンも文句なしに、おいしい。強風の中、並んで食べる価値は確かにある。

 ああ…おいしい物を食べるのって、幸せだ…

 ただ、難があるとすれば、値段がちょっと高い。普段食べている、学食のラーメンと比較してはいけないけれど、一般的なお店と比べても、一割くらいは高いんじゃないだろうか。

 そんなことを思いながら、それでも満足感に浸っていると、

「でさ、一回、カイに会ってくれないか?」

 !

 本郷の言葉に、うっかり忘れそうになっていた話の本題を思い出す。さっき、どこまで話してたっけ…そう、カイがあたしの居場所を探していたって…

「お前なら、妹をなんとかしてくれるって、思い込んでるんだ」

「え?」

 なんで?ウィンガーになるのを止める方法なんか、あたし知らないよ?それって、あたしの能力を勘違いしている…

「直接、話したほうが納得できると思うんだ。会って、話聞いてやってくれないか?あ、すぐじゃなくていい。今はまだカイも混乱してるし…多分、薬の副作用なんだけど」

 会ったって、ホントに「話を聞く」ことしかできないよ?てか、薬?

 こっちから聞く前に、本郷はスマホをいじって、あたしに差し出した。


 飲み薬の、作用・副作用なんかが書かれたウェブ画面。

「これと…これ。あと…こいつ…」

 スクロールさせたり、検索ページにもどったりしながら、本郷が示したものは、抗不安薬や、睡眠剤など。

 カイが飲んでいる薬だ、とはすぐに分かったけど、そんな事、あたしに教えていいの?そんな、個人情報を…

「結構、副作用が出やすい薬だろ?」

 本郷はそんなこと、意に介する様子もなく続ける。

「え…あの、薬学部だからって、そこまでは…」

 人を試す気…かい?薬学部だからって、全ての薬を知っているわけでもないし、効果や副作用だって、名前を見ただけで分かるはずもない。開き直って、さっさと白旗を挙げたつもりだったけど、そういうことでもないらしく、さらに本郷は続けた。

 あたしの反応など、お構いなしだな…

「副作用の倦怠感とか眠気からくる無気力症状。うつ症状が改善せず、やる気が出ないことへの焦りからくる不安感の増大、それに伴うパニック症状。というのが、ワタクシの見立てなんですが、どうでしょう?」

 いきなり改まって、どうでしょうって言われても…

 …でも、ウィンガーに薬が効きにくいのは、あたしも知っている。

 結局、段々と量を増やされる。

「ちゃんと、分かるドクターに診てもらった方が…」

 ウィンガーの体質のことを、ちゃんと分かっている医者に、という意味だ。

「絵州市にはいない。というか、アイツ、薬忘れて家飛び出してきててさ。今はヤク抜き中だ。あと何日かすれば、薬の影響があるかどうか、分かると思う」

「…大丈夫なの?」

 勝手に薬をやめたり、変えたりはしない方がいいに決まっている。本郷が、そんな事分からないはずがない。

「今のところ、落ち着いてる。だからさ、もう少しカイが落ち着いた頃でいいから、話、してみてくれない?」

 医者の卵にしては、無鉄砲な処置をしている。

「結局、カイはどこにいるの?」

 本郷のお願いは無視して、あたしはさっきから気になっていることを聞いた。

「かべっちのところ」

 隠す気はないらしく、本郷はすぐにそう言った。

 あの、水色のメモ紙を思い出す。

 真壁和久。書いてあった、懐かしい名前。


 ……結局、本郷もかべっちも関わっていたのね…

 愛凪ちゃんに、申し訳ない気分になる。

 カイには、きちんと説明して謝ってもらわないと。

「教えてあげればよかったのに」

 思わず、そう言ってしまった。

 本郷はちょっと眉間に皺を寄せながらレンゲでスープを口に運び、

「さっき一応、カイに電話してみたんだけど。珍しく、爆睡してるっていうから、かべっちと相談して、とりあえず黙ってることにしたんだ。本人は未だに、妹に会ったら最悪の事態になるって思い込んでるからな」

 だったら、そう説明した上でカイが無事なこと、教えてあげればいいんじゃないだろうか。

 狭いカウンター席で混み合った話をするのは憚られ、あたしは黙ってスープを飲んだ。

 あたしの眉間のシワに気づいたのか、本郷もなにか言おうとして、口を閉じる。

 手早くスマホの画面を操作し、それをあたしの目の前に差し出した。

『悪いけど、妹が対策室と関わっている以上、俺らのことを探られたくない。今日の歓迎会のメンバーに、ウィンガーいなかったか?須藤ってやつなんだけど、要注意人物。うちのクラスのこと探ってる。』

 整ったキレイな顔立ちが思い浮かんだ。あの人…そうか…

「…分かった。あたしも何も言わないよ」

 それでも、愛凪ちゃんの不安にこわばった顔は、頭から離れない。

「カイに会った方がいいなら、会うよ」

 それで、少しでも早く愛凪ちゃんに会わせられるように、説得、とまではいかなくても気持ちを整理させられるなら。

 あたしに出来ることなんて、何もないんだけれど。

「助かる。サンキュ」

 本郷が、ホッとしたように頷いた。




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