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詩集  作者: 豊田直輝
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27/29

その27

【壊れていく世界】

壊れていくのは私であると思っていたけれど

実は周りの世界が先に壊れていて

その波及が私の深層意識を粉々に粉砕した事に気がつく

自分も壊れ世界も壊れ地上は破滅に向かっていくけれど

進歩発展していく人もいる

ただ言える事は

それが私ではないという事であった。

【誇れるもの】

歩んでいる道がそのまま不可解であり

正解の分からぬ人生を歩み続けても

どこかで躓いて転んでしまうのがオチだろう

何者にもなれず

何かの能力にも精通せず

ただただ生きてきただけの人生は

誇れるものが何もないものであった。

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