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神は好きに生きるそうです。  作者: 空の宙
3章 雪と氷のお城で遊ぶそうです。
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65 雪解けのように穏やかな夜を

 


 暗い、暗い、暗い。

 光も、何も、見えやしない、暗澹の中。

 ただただ、自分自身の意識がここにあることだけしか、感じられない。


「……やっぱり、テメェか」


 一つの存在がそう呟くのと同時、白く美しい手が、腕が、彼の意識に伸びてくる。

 絡め取り、巻き付き、その意識体を締め付ける。


「うっ……ぐっ……」


 ただの意識体の状態であるはずなのに、苦しみを感じる、黒い意識体。

 だがそれは、ただ殺意を甘んじて受け入れる訳もなく、自らの意思で手のようなものをつくり、その白い手を引き剥がそうとする。


「はっ……。そんなに、怒ん、なよっ……。本気で、アイツを殺す気なんて、ねえ、っての。そんなの、テメェも、アイツ自身も、アイツの周りの、奴らも、ユウキのやつ、も、許しは、しねえだろが?」


 黒色が笑ってそう言うも、白い手は苦しみを与えるのをやめはしない。

 黒い意識体は内心舌打ちをしつつ、説得を続ける。


「つーか、俺の思考、くらい、読めてるん、だろーが。俺にとっちゃ、アイツの、生きる死ぬ、なんざ、どーでもいい、んだよ。ただただ、ムカつく、だけだっ」


 黒い意識体は、自らのその意識が、僅かに掠れてきたのを感じ、拙いなと思い始める。

 このままだと、本当に()()()()()()()、と。

 だが、次第に腹が立ち、本心をぶちまける。


「しょーじき、そういうとこが、ムカつくん、だよっ! テメェも、アイツも!」


 自分が殺されそうになってるのにも関わらず、黒い意識体は、ただただ、他人への苛立たしさをぶつけ始める。


「互いに、会いもせず、話もせず、重てえ想いだけは、一丁前に持って、自分勝手に苦しみやがって! めんどくせぇんだよ! そんなに心配なら、こんなことしてねえで、顔合わせりゃいいだろが!?」


 本当に、その黒い意識体は、他人のことなんぞに興味はないのだ。

 生きようが死のうが、苦しもうが笑おうが。

 ただ、自らが単純に生きすぎてるが故に、複雑に生きようとする他人が理解出来ないだけだ。

 ただ、勝手に自分を巻き込むのが腹立たしいだけだ。


 だが、自分一人の勝手な思いを、相手の思いとは何の関係もないと分かりつつ、それは叫ぶ。

 叫ばずには、いられなかった。


「なあ! この世界の、()()()()()()()()()()()()()()! 俺に構ってんじゃねーよ! シンプルにムカつくんだよ! この苦しみたがりが!」


 そう苛立ちを吐露した瞬間、果てのない向こう側から、無数の白い手が伸びてきた。

 そして、その本体の心情を表すように、荒れ狂い、襲い掛かり、叫びを上げる。

 その叫びが全て、黒い意識体の中に流れ込んでくる。


『イヤ、イヤ、イヤ』


『コワイ、コワイ』


『キズツケタク、ナイ』


『イヤヨイヤヨイヤヨ』


『イヤダイヤダイヤダイヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ……』


 暗闇に響き重なり合う音と音。

 無数の言葉になっていない叫びに犯されて、黒い意識体は、気がおかしくなりそうであった。

 次第に、黒い意識体が白い声に包み込まれる。

 ただの暴走した感情に、呑まれそうになっているのだ。


 だから彼は、自らの意識が完全に薄れてしまう前に、最後に一言吐き捨てた。


「そーかよ! なら、一人で勝手に苦しんでろ! クソ保護者が! バーカ!」


 黒い意識体、レグがそう叫んだ刹那、空間が弾け飛んだ。

 そして闇は消え、意識は現実へと引き戻される。


「────っは!」


 黒い意識体であった存在、レグは、その場で目を覚ました。

 反射的に、ハッキリと肉体を構成している、自分の首をさすった。

 何処にも傷はない。

 傷を付けられた過去も無い。

 それでも、恐怖と狂気だけは、その魂に無数に刻み込まれていた。

 その証拠に、眠っていただけの自らの体は、震えるのを隠しきれていなかった。


「目覚めたか」


 そんなレグに、横から声をかける人物が一人。

 それは珍しく姿を表していた、オボロであった。

 嫌な所を見られたと、レグは内心舌打ちする。


「……んだよ。見てんなよ」


「すまんな。あまりに苦しんでいる姿が見えたもので、部屋に邪魔した」


 レグは部屋の中で平然と立つオボロを睨みつけた。

 ここは宿屋木漏れ日亭の一人用部屋の一つ、ユウキのとった部屋である。

 そこのベッドに寄りかかってレグは仮眠をとっていた。

 悪魔に睡眠など必要ないが、眠ることが出来ないわけではない。


 レグも元々は睡眠など取らなかった。

 というか、眠ることは死に等しかったために、どこかで落ち着いて立ち止まるなど出来るはずもなかった。

 理由は単純に、宇宙の害悪たる悪魔だから。

 害悪で、邪魔だから、排される。

 一方的な暴力を受ける。

 たったそれだけの理由で、彼らは睡眠などとらないし、とれないのだ。


 しかし、この世界に来て、レイと出会い、ユウキと出会い、色んな人間を、殺す殺さない関係なく単純に見つめてきたが故に、次第に眠りを求めるようになった。

 集団同調とでも言うべきなのだろうか。

 周りが眠っていると、気が付けば自分も眠りを求めるようになっていた。

 流されて平和ボケして、レグ自身なんとも言えない気持ちである。

 といっても、眠ることを不快には思わないから、別にいいのだが。


「ユウキの奴は?」


「レイ殿の部屋に押し掛けにいったぞ」


「懲りねえなおい……。どうせ蹴り飛ばされてるだろ」


「そんな感じの音がしていたから、恐らくそうだろう」


「はっ、無様なもんだ。まあ悦んで蹴られに行ってるから意味が分からねーけどな」


「今日は姐御のあまり知らぬ姿を見た。あんなふうに、思いっきりはしゃぐこともあるのだな。普段の姿とは大分違って見える」


「まあ、そうだな……」


 レグはまだ、ユウキと出会って数年程度だが、武器と持ち主、相棒としての関係を結び、共にいる時間はかなり長いつもりである。

 そして力をより多く引き出せるように、魂の同調レベルを上げることもあるので、多少なりとも人となりを理解している方であった。


「アイツ、基本的に他人には壁作ってるからな。相手に近寄り過ぎず、逆に近付け過ぎない。あんなふうに馬鹿みたいに騒ぐの、あのクソ女神に対してだけだ」


 ユウキという人間は、基本的に誰に対しても優しく、強い人間である。

 しかし、大抵は一歩身を引いたところで人と接する。

 それが無意識下でやっていることなのか、なにか所以あってやっていることなのかは流石に知らないが、他人に対しては少しだけ暗さを見せているのは知っていた。


 そしえふと、オボロがレグのミスに気がついてしまう。


「……女神というのはどういう意味だ? 前にも何度か聞いた気がするが。それはレイ殿のことなのか?」


「あ? ……っあー、あー」


 レグは自分の口を抑える。

 流石にまずったと理解したのだ。

 だがおつむも小さく、思考する脳的な部分も小さいレグは、上手い言い訳が思いつかない。

 必死に、存在しない脳みそを沸騰させるかの如く考えた。

 下手なことになれば、レイやあの恐怖の女神に袋叩きにされることは間違いないからだ。

 第一に、あの機械精霊に天誅を下されることは間違いないだろう。

 今もどこからか視線を感じる気がするのだ、突然謎の攻撃を仕掛けてくるなど造作もないはずである。

 レグは胡座をかいて頭を抱える。


「えーと、その、あれだ。あのガキはユウキにとっての女神的存在で、俺にとっては気に食わない存在だからクソ女神って言ってるだけで。つまり、そのー、なんつーの、あれだ、あれ」


「比喩的なあれか」


「そーそー、それ。別に他意はねーよ」


「……そうか」


 了承の言葉を言うが、あまり納得した表情ではないオボロ。

 レグは内心で、ちゃんとユウキのやつに言っておくかー、などと珍しく律儀なことを考えた。

 報連相は大事である。

 自らの保身のために。


 その瞬間、扉がバンッと激しく明けられる。

 勿論この部屋を取った本人だ。


「おっす戻ったぜー!」


「夜にうるせえよ馬鹿」


「お戻りになられましたか」


 レグはオボロの意識を逸らす存在が帰ってきて内心ほっとしつつ、もう日も落ちて暗い宿で五月蝿いユウキを咎める。

 ユウキは口元を抑え、少しボリュームを抑えて苦笑いした。


「やーやー、わっりーわっりー。レイレイの寝顔が可愛かったもーんで。……ま、あんまし見たかった類の寝顔じゃ無かったけど。んっしょ」


 ユウキはそう言いながら、袴の方を脱いでベッドに投げ捨て、寝巻きへと着替えていく。

 その行動にオボロは何を言うでもなく、静かに背中を向けて着替え終わるのを待つ。

 レグは女の下着姿など心底どうでもいいので、その背中に平然といつも通りに話しかけた。


「なんかあったのか?」


「んー? なんつーのかね。やっぱ、気に入ってる相手の泣き顔は嫌だなー、って感じ?」


「……泣いてたのか? アイツが?」


 想像出来ないと思えた。

 だが、同時にありえるかもしれないと思い、また、腹がたった。

 泣く理由の心当たりが、ついさっきの出来事の中にあったから。


「何かに魘されてる感じだったよ。夢でも見てたのかね。ルルって、誰かの名前を呼びながら泣いてた。レイレイの大事な人なんかねー」


「ルル……」


 もしかすると、それがあの白い手の本体の名前なのだろうか、とレグは思う。

 弱い事が嫌な子供っぽいレイ。

 レイへの狂気じみた愛を語り続ける、臆病な白き恐怖。


 両者がどんな関係なのか、レグは知らない。

 知らないが、レグにとっては下らないと吐き捨てるような何かがあることは確かだろう。

 他人が重く受け止めているものを、同じように理解出来るとは限らないのだ。

 理解出来ないと理解した上で、レグは下らないと唾棄し、自分の勝手な考えを持って腹を立てる。

 自分勝手だと理解した上で、殴りかかっている。

 それでいいと自分を肯定し続けながら。


 ユウキは寝巻きの中から髪を出して、少し毛先を整えた。


「まーでも、そこはあたしのしゃしゃり出るところじゃないよなー。レイレイの一番デリケートな所に触れて、泣かせたくないし」


 ユウキはそう言ってレグの横、ベッドに腰掛けて腕を伸ばす。

 レグは先程の恐怖の中で聞こえた、似たような言葉を思い出し、ほんの少しの殺意をもらす。


「泣かせたくないだの、傷つけたくないだのと。そんなこと思ってる時点で、互いに泣かせてるし傷付けてるんだから、どうしようもねえだろ。それを覚悟した上でぶつかって、初めて前を向けるんじゃねえのかよ」


 レグは、あの二人のことなどどうでもいい。

 ただただ、自分の命を脅かしかねない存在だから意識してしまうだけで、どうなろうが知ったことではないのだ。

 それでも、無意味な堂々巡りを目の前で繰り返されて、それを無様だと嗤えるほど、無関心にもなれなかった。


 ユウキは、そんなレグの、誰に向けた訳でもない言葉に、何を思ったのかレグの頭を軽く撫でた。

 レグは少し避けるように頭を傾けながら、撫で続けるユウキを見上げて睨んだ。


「……んだよ」


「うんにゃ。レグって、結構いい事言うよなーって」


「別に、当たり前のことを言っただけだろ」


「……その当たり前のことにも、大きな勇気が必要になる時もあるんだよ。その見方と、重さは、誰しも違うから」


 そう言って、ユウキは自重気味に微笑する。

 レグはユウキの心の奥底を感じ取り、ベッドによじ登る。

 そして目の前のユウキの膝上に、小さな体躯で乗っかり、肩を掴む。

 そしてユウキの首元に頭を近付け、まるで甘えるように見せるが、開いた口からは一時的に鋭くなった八重歯を見せていた。


「腹減った、魔力喰わせろ」


「あーはいはい。どーぞ」


 ユウキに許可をもらい、レグはユウキの首に噛みつき、突き立てた牙から流れる血を吸った。

 対応するユウキは、痛覚は感じなくとも、そのなんとも言えない違和感と異物感に顔を顰める。

 顰めつつも、レグの背中に手を回し、抱き込むようにする。

 オボロは既に慣れた光景なので、黙って見守っていた。


「あ、のさぁ。痛覚感じないあたしに対して、痛みを与えるような吸い方するのは、わざとなん?」


「んっ、んぐ。……ああ? んだよ今更」


「いや、吸血って時点で、痛いのは当たり前かもしんねーけど、もう少しこっちに配慮してくれたりはしないんかなーと」


「じゃあ聞くが、食事中に食いもんに気を使う奴がいるのかよ?」


「食い物扱いはやめてほしいぜ。あくまで力を貸してくれることに対しての報酬の提供のつもりなんだけども」


「俺様にとってはただの食事、必要不可欠な栄養補給だ。んく……」


「そーいう、もんなんかなー」


 ユウキは吸血するレグの頭を撫でながら受け入れる。

 一応、これでも配慮してくれている方だということは、ユウキだって理解しているのだ。


 レグは普段、魔物やドラゴンから魔力や血を奪う時は、本当に獣のように食い散らかし、相手をただの捕食対象としか見ていない、行儀のなっていない食べ方をするからだ。

 噛みちぎるような食べ方に比べたら、牙を立てて吸い上げるのは、かなり優しくされていると理解出来る。

 それでも、なんとなく痛みを与えるように吸っているような気がするのは、気の所為ではないのだろう。

 痛覚は感じないのだが、微妙な気持ちである。


「さっき悪魔にゃんこがレイレイの血を吸ってるところ見たけど、レイレイ全然不快そうにしてないし、むしろ吸血し終わったあとににゃんこはちゃんと回復魔法かけて塞いでて、雑なレグと大分違うと思ったんだが」


「んぐ……。お前に、気を使えって? はっ、そんなん嫌に決まってんだろ。痛みを感じないのは分かってるが、普段のイライラも込めて思いっきり噛み付いてやるよ。がぶり」


 そう言ってレグは、血を吸わずに歯を首筋に何度も立てる。

 むしろくすぐったくなってきたユウキは、吸血が終わると同時に、レグを自分から引き剥がす。


「あたしに一体なんの恨みがあるってんだい。こんなにも仲良くやってんのに!」


「たまに着せてくる服が嫌だからに決まってんだろ! 俺様は女でも男でもねえが、可愛いものは好みじゃねえんだよ! つーか、一応男っぽく変化してんのに、なんでわざわざフリフリのものを着せようとする!」


「可愛いから仕方ない」


「俺様がか!? 俺様のせいなのか!? どういう意味だごらあ!」


「あああああ。あーたーまー、ゆーれーるー」


 レグは憤慨して首を絞め、ユウキの頭を揺さぶる。

 しばらくすると、怒るのにも疲れたのか、レグはユウキの首から手を離しベッドから降りた。

 ユウキは掛け布団をかぶると、ベッドから下りるレグの腕を掴んだ。


「……んだよ」


「久々のいいベッドだし、一緒に寝ようじゃん?」


「なんでだよ! なんで俺様がテメーみてーなクソ女と寝なきゃなんねーんだよ! 俺は床で十分だ!」


「えー、抱き枕になってくれたっていいじゃんかー」


「ならねえよ!?」


「ちっ。じゃあ魔力糸バインド」


「うぎゃっ!」


 レグが腕ごと魔力糸を巻き付けられる。

 吸血し終わり、力がある程度みなぎっているので、これくらいならと引きちぎろうとするが、どれだけ無駄に魔力を込めたのか中々千切れそうにない。

 レイのような器用な真似も出来ないレグは、そのままもがく間にベッドの中に引きずり込まれていく。


「ぎゃー! ひーくーなー!」


「抱き枕ゲーット!」


「抱きつくんじゃねー!」


 抵抗も虚しく、レグはユウキの腕に包まれ捕まってしまう。

 ちなみに、レグはいつも靴なんぞ履いていない。

 だが、汚れ等は魔力で飛ばしてしまえば清潔でいられるから汚くないのだ。

 よってユウキ的には特に気にせず、そのまま抱き枕にして寝ようとする。


「んじゃ、オボロんおやすー。好きな時に寝てていいぜー」


「御意に」


「おいお前ー! 俺様のこの状況は無視か!」


「……諦めて寝ればいいだろう」


「良くねーよ!? むぐっ!?」


 レグが縛られたままもがいていたが、ユウキの程よい胸の中に抱き込まれてしまい、顔をうず汲めてしまう。


「レグも、おやすぅ……」


「おいユウキ、せめてこの魔力糸ぐらい……っておい!」


「すぅ……」


「もう寝てやがる!?」


 既に寝息を立て始めるユウキ。

 レグがどれだけ喚こうが、すでに意識を深く沈ませていた。

 恐らく、昼の闘いで多少なりとも疲れは残っていたのだろう。

 だが、だからといって人を拘束したまま抱き枕にしていい権利がどこにあるのだろうか。

 悪魔に人権なんて無かった。


「では、某はこれで」


「あっちょ、おい!」


 そして唯一の良心も姿を消した。

 レグの状況をどうにか出来るのは、レグ自身しかいなかった。


「まじか……はあ……」


 レグは何度も魔力糸をちぎろうとするが、既にユウキの腕という拘束も加わっているので、どうしようもなかった。

 穏やかな寝顔を浮かべるユウキの顔を睨んで、レグは大人しくする。


「起きたら半殺しにしてやるからな……」


 結局、諦めて自らも再び眠りにつく。

 窮屈で無駄に暑い寝床の中、やがて二人の寝息が響き始める。


 誰もが眠る、夜の一時。

 見下ろすのは月明かりのただ一つ。

 平穏な夜が、過ぎていく。







 ********



『今回は休憩』



【レグのトラウマツートップ】

・精霊王(本編内名前のみ)

・ルルディー(今のところ本作で一番怒らせちゃいけないキャラ)


S『これで未だにそこそこ自由に生きているのですから、悪運が強いというか、意外と素直なところが認められてるというか(チラリ)』

レグ『うっせこっち見んな!』


自分にも他人にも正直に本音で話すから根はいい子。

ただ馬鹿なだけなんです、ただただ馬鹿なのです。

ちなみに、若干弱ってたり、誰もいないところでは、レグの一人称は「俺」になります。

みんなの前では威張ってたいんかな。

全然馬鹿にされてるけど。


そして3章の前編はここで終了します。

まさかの前哨戦茶番しかしませんでした。

ほとんどゴリラのせいです、ええ(ゴリラに失礼)

そして後半、3章メインは四月からとなり、少し期間が開きます。

もしかしたらその間、何か本編舞台裏茶番が思いついたら上がるかもしれませんし、上がらないかもしれません。

未定です。


では、3章後編は4/1、いつもの時間に再開します。

3章のメインヒロインを待たれるが良い!

(もう来年度やんけええええええ)

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