47 甘々苦々煌々
またもや甘々注意報です。
だからなんでこいつらはこうなった……。
【ウレク視点】
「美味しーい」
「こういう料理も作れるようになりたいわね……」
メルとスーレアが美味しい料理を口にして、顔が綻んでいる。
それを見て、僕の横に座る兄さんは食べながら目頭を抑えていた。
「美味しいって言ってるスーが可愛すぎてちゃんと味わえねぇ……」
「アホ兄重症だねぇ……」
僕の兄さんって、こんなにアホだったかな。
恋は人を変えるなんて、よく言うものだね。
昔なんて組織の同期のみんなにも警戒心抱いていたのに、今じゃみんなに頼られるくらいになって、スーレアっていう恋人も出来て、ホントに昔じゃ考えられないくらいに変わった。
……まあ、それは僕も同じだけど。
「アレン、こっちも食べてみたらどう?」
違うものを頼んだメルが、僕に料理を乗せたスプーンを差し出す。
僕は内心少し恥ずかしくなりながら、それに口をつけた。
「うん、美味しいね」
「本当に、どれも美味しくっていいわよね。私がこういうの作れるようになったら、ウレク食べてくれる?」
「勿論、いくらでも食べてあげるよ」
僕だって変わった。
昔なんて、僕らに幸せなんてものは一生手に入らないと思っていたのに、幸せな未来なんて夢見てはいけないと思っていたのに、今じゃ、こんなふうに日々の幸せを噛み締めて生きていけるなんて、どうやったら考えられるかな。
いや、きっと変わったのは僕だけじゃない。
みんな、あの組織の殆どの子は、組織に来て人生がガラリと変わってしまったはずだ。
毎日食事が満足に取れて、毎日体を清潔にして、毎日暖かい布団で寝れて、共に育った、家族みたいな、あったかいみんながいる。
その上、教育なんてものも受けられて、鍛えるための運動や訓練だって出来て、生き方を教えられ、道を選ばせてもらえる。
これが、幸せじゃないわけがない。
もちろん、そう思えなくて、途中で組織を出て、違う生き方を選んだ人もいた。
マスターは、そういう人がいても、怒ったりしなかった。
基本的に、自分の生きたいように生きればいい、そう言ってくれた。
組織に利用されるだけじゃなくて、組織を生きるために利用しろと。自分の利益のために助けただけ、なんて、言ってたはずなのに。
生きたいように生きろなんて、それまで言われたことも無かった僕は、とりあえず、兄さんにしがみつきながら、がむしゃらに生きるしか無かった。
兄さんに守られるだけだった僕に、何が出来るのだろうかと、自信なんて持てずに、とりあえず勧められたことをこなすだけだった。
でも、メルに告白されてから、世界が一変した。
自分を必要としてくれる人がいる。
こんな弱い僕でも、好きだと言ってくれる人がいる。
それだけで、僕は救われた。
兄さんに守られるだけのただの弱い弟から、誰かのために成長し続ける人になれた。
それが嬉しくて嬉しくて、幸せで幸せで、今じゃ、毎日を大切に生きたいと思えている。
そして、僕にそんな出会いをくれたマスターに、とても感謝している。
きっとマスターに見つけてもらえなかったら、今頃僕は、僕達は、何処にもいなかっただろうから。
「お前ら、他にも客がいるってのに、よくもそんなこと出来るよな……」
「兄さん、観衆なんて気にしたら負けだよ?」
「いや気にしないと負けじゃねえ……?」
負けたような気分に勝手になっている兄さん。
兄さんは僕のこと色恋には強いやつとでも思っているのかもしれないけど、そんなことは無い。
正直、兄さんのこと言えないくらいに、僕だって内心甘々である。
でも組織で覚えた感情を抑えたり、表情を操る技を態々使って、表面上はさらりとこなしているだけだ。
まあ、多分、同じく諜報員であるメルにはいつもバレてるだろうけどね。
内心可愛いとか思われているんだろうな。
こうしないと僕も兄さんみたくなりそうだから、仕方ない。
まあ兄さんに本当のことは言わないけど。
僕だって兄さんに勝てるもの一つくらい欲しいし。
あと、一々悔しがる兄さんも面白いし。
「見てセルト君、あれが色恋の強者だよ〜……」
「……見たくなかったです」
「ううう〜、私もいつかあんな風になりたいよ〜」
「……が、頑張ってください。全力で応援しますよ」
「……リグアルドとあそこまでになれると本当に思う?」
「……ルーリアさんからいけばいけるのでは?」
「成程! 私が主導権握ればいいんだ! セルト君頭良い!」
「……え、そこ納得しちゃっていいんですか?」
後ろからそんな会話が聞こえた。
あれだ、マスターの友人、かどうかは分からないけど、そんな人達だ。
いつもの癖で聞こえちゃうんだよなぁ……。
見られていると思うと正直恥ずかしい……。
勿論、そんな内心はおくびにも出さないけど。
とりあえず、ここの料理はとても美味しかった。
こういうのも、たまにはいいな。
「ふぁぁ、お風呂も良かったわねー」
「気待ちよかったー」
「……やばい、スーから、ふわっと、ふわって、いい匂いが……」
「アホ兄、そろそろ自重しよう」
「悪いが無理だ。スーが可愛すぎるからな」
「うん知ってた」
お風呂から上がって、四人で僕と兄さんでとった方の二人部屋に集まり、ベッドに腰掛けて和む。
二人部屋が二つ取れて良かった。
そういえば、部屋を取る時に、宿屋のおばさんに「ここはそういうお店じゃないので、そういうことはしないでくださいねー?」ってニマニマしながら言われたなぁ。
その時の兄さんの、数秒間を置いてから、意味を悟って顔が真っ赤になってたの、可愛かったし面白かったなー。
僕がちゃんと僕と兄さん、スーレアとメルで部屋をとりますって言ったから、それ以上からかわれなかったけど、ニマニマはやめてなかった。
マスターもそうだけど、からかう人って、何かと同じ顔なんだよなぁ……。
色恋でからかう事が好きな人多くない?
マスターのからかい方は、背中を押してるのか面白がってるのか、なんだか分からなくなるからかい方だし……。
で、今はみんなで大富豪中。
兄さんのベッドにスーレアが一緒に座り、僕の隣にメルが座って四人対戦だ。
トランプっていうのは結構色んな遊びに使えて面白い。
んでもって、頭を使って運を予測するってのが面白い。時には状況を見て周りの手札を予測することもあるし。
初めてトランプを見た時は、紙をこんな風に遊びに使っていいんだと驚いた。
それまでは紙を触ったことすら無かったからね、衝撃は大きい。
「八切りー!」
「おっとー、僕の出番が奪われた……」
「どやっ」
「ウレクに回る前に終わらせたスー流石」
「えへへー」
兄さんがスーレアの頭を優しく撫でて、スーレアが嬉しそうに笑う。
勿論、お互いにお互いの手札は見えていない。
どういう仕組みなのかはよく分からないけど、そのトランプを持っているものにしか見えないようにする認識阻害をかけてあるトランプだとか。
なんでトランプにまで魔術がかかってるんだろう……。発案者がマスターって時点で、もうなんでもありなのかもしれないけど。
「結局、スーレアが勝っちゃったね」
「私も惜しい所までいっていたんだけど、残念ね」
「いえいっ」
「よーしよし、よくやったなスー」
「ふへへー」
むぅ、僕も勝ったらメルに撫でてもらえたかな。
ちょっぴり悔しい。
そう思っていると、メルが僕の頭を撫でてくれた。
ビックリしてメルの顔を見返してしまった。
「こうして欲しいのかなって思って。嫌だった?」
エスパーかな?
「全然。ありがとう」
そう言って僕はメルの手に頭を擦り寄せた。
やっぱり、僕は甘やかす側より、甘やかされる方が好きらしい。
未だに臆病だからかな。
任務中は仕事だと割り切れるけど、普段の臆病さは昔とあまり変わっていない。
もっと兄さんみたいに頼られる男になりたいなぁ……。
トランプを片付けて、二人は寝るために部屋を出ようとする。
「それじゃあ、おやすみ」
「おやすみー」
「おやすみ、また明日」
「お、おやすみ……」
兄さんが何故か俯き気味に言う。
メルが部屋から出ていき、スーレアも扉に手をかける。
その瞬間、兄さんがスーレアのその手を引っ張り、その勢いでスーレアの顔に自分の顔を近づけた。
おーっと。
スーレアから顔を離した兄さんは、耳まで真っ赤にしていた。
「……お、おやすみ」
対するスーレアも、一瞬間を置いて真っ赤になった。
「うんっ、おやすみっ」
そして足早に嬉しそうに、メルと共に取った部屋に戻って行った。
兄さんは踵を返して、ベッドにダイブした。
その足は羞恥心を表すようにバタバタとベッドを蹴っていた。
「っっぐぅぁあうぅぅぅああぁぁああ」
やばいアホ兄がアホの頂点に達した。
語彙力が消滅した。
「兄さん、僕の前で恥ずかしがりさえしなければ、最後まで普通にかっこよかったのに」
「うっへー! んなふぁっこよくいくわけねーだろ!」
枕に顔を押し付けた状態で喋ってるから地味に分かりずらい、でも何言いたいか分かるね。
兄さんは顔を枕から逸らすと、嫉妬の目で僕を睨んだ。
「お前はいいよなぁ。普通にかっこつけられて。こっちなんていっぱいいっぱいなんだぞ!」
その言葉に、僕は思わずくすっと笑ってしまった。
だから、僕だっていっぱいいっぱいなのに、対抗しちゃって。
「兄さんは他の面で色々かっこいいんだから、これくらい僕に勝ちを譲ってくれたっていいでしょ?」
でも、やっぱり言わない。
兄さんが悔しがるのと同じように、僕だって他で悔しい思いしてるんだから。
それに、こういうのは表面上だけでもかっこよく見せたもん勝ちでしょ。
「くうっ、明日は負けねえ!」
「勝手に勝ち負け決めなくても……」
「いーやーだ! 兄としての威厳を奪われてたまるか!」
「はいはい、ご勝手にどうぞー。僕はいつも通り、やりたいようにやるだけだからさ」
そう言って僕は、掛け布団を羽織って横になる。
兄さんも横になって、最後に僕の方をむく。
「おやすみ!」
「おやすみ、兄さん」
そう言ってそっぽを向くように壁の方を向いて兄さんは眠ってしまう。
兄さんも眠らなくてもいいように訓練は受けているけど、眠る時は眠れるように、さっさと深い眠りについてしまう。
「……兄さんは、いつだってかっこいいよ」
聞こえないように、苦笑しながら小さな声で僕はそう呟き、同じように眠りについた。
時刻は光の九刻、場所は都市ビギネルの冒険者ギルド。
下手に関わられたくないので、みんな今は認識阻害のマントを羽織って待機している。
同じ術式を組み込んだマントを羽織った者同士なら認識出来るが、他の人間には僕らの姿を認識することは出来ない。
しかも、例え触れたとしても、触れたと感じることが出来ないという、強力なマントだ。
冒険者ギルドの二階からマントを羽織ったメルが降りてくるのが見えた。
「報告終わったわ。ギルド長、安心して胸をなで下ろしてたわね」
「まあ、マスターがあんな風に伝えたから、ここのギルド長としては不安で仕方なかっただろうね。報告お疲れ様」
朝、いつも携帯している通信機に、マスターから命令が入っていた。
『休暇渡したのに悪いけど、冒険者ギルドのギルド長に、もう面倒事は終わったって伝えてくれる? 向こうとしてはさっさと警告下げたいだろうし。詳細は私に押し付けていいよ。そのあとは今日まで休暇でいいからさ。悪いね、折角休みを上げたのに』
申し訳なさそうな声でそう命令されたが、別になんの問題も無い。
僕らだって、詳細を知る訳では無いのだから、手短に済ませる他無いし、何よりいつだってマスターの命令が最優先に決まっている。
「本当に、冒険者ギルドって人が多いわよね」
「この都市は特に多いだろ。何せ近辺に三つもダンジョンがあるんだからよ。冒険者ギルドも冒険者も稼ぎやすいってもんだ」
「……外の人混み、未だになれないよー」
「仕方ないよ。僕らは外で育ったんだから」
冒険者ギルドを後にして、僕らは都市を歩いた。
「それで、今日は何処に行く? 昨日は私達ばっかり楽しませてもらったから、今日は二人の行きたい所でいいんじゃないかしら?」
「昨日は楽しかったー」
「僕らも結構楽しませてもらったけどね。色んな可愛い二人が見れたし」
「まあ、夜までにマスターの所に戻るには、夕方には組織の本部に戻って着替えたりしなきゃなんねーから、沢山は回れねーだろ。ウレク、お前どっか行きたいとこねえの?」
「うーん……」
行きたいところ、かぁ。
正直、色々見てみたい気はする。
でも沢山回ることは出来ないしなぁ……。
メルが僕の顔を覗き込む。
「悩むくらいなら、優先順位決めて、色々見てみてもいいんじゃない? そんなに時間に余裕が無いわけでも無いんだし」
優先順位、か。
確かに、それなら回れなくもない、かな。
「じゃあ、色々行ってみよっか」
折角の休暇だ、とことん楽しまなきゃ損だよね。
まず、僕らは武器屋に向かってみた。
「へえ、外だと武器ってこんな感じなんだな。俺達のは支給品か特注品の特別製だから、普通のは初めて見た」
「見て見て! これ弱いけど魔玉が埋め込まれてる!」
「やっぱり、組織の技術って進んでいる、というより、変わっているのね」
「流石に術式が埋め込まれた武器なんてないよね」
「普通のも面白いのー」
「……実は俺達って結構世間知らずなんじゃね?」
「「「同感」」」
次に家具屋。
「見てスーちゃん。こういう風に彫られた椅子とかおしゃれよね」
「可愛いねー。孤児院はそうでも無いけど、組織は全然装飾品とかないから、こういうの欲しくなっちゃう」
「……なあ、ウレク。俺がああいうの作れるようになってプレゼントしたらどうだろうな?」
「流石に重いんじゃ……。いや、スーレアなら兄さんからの贈り物全部喜びそうだけど、いくらなんでもアホじゃない?」
「だってよぉ。部屋にああいう椅子があってもいいじゃねえか」
「……やるにしてもせめて組織の誰かに手伝って貰いなよ? 言えばリクエスト通りの設計図とか書いてくれる人いるって」
「……組織の奴だと変な機能追加されそう」
「……確かに」
次にアクセサリー屋。
「イヤリングって、任務中には邪魔になっちゃうけど、部屋で休養とっているときの小さなおしゃれとして楽しめそうよね。ほら、これとかどうかしら?」
「似合ってるよ。宝石が小さく煌めいているのが、メル自身が煌めいてるみたいで、魅力的だ」
「スーはイヤリングとかは苦手だなぁ……。ピアスよりか怖くないけど、でも耳が痛くなっちゃう」
「俺はそのままのスーでも十分可愛いと思うぞ。合う合わないは人それぞれだろ。それに、こっちの腕輪とか、ネックレスとかでも、十分おしゃれ出来るだろうし」
「んー、アレンはどれが似合うと思うー?」
「……スーだと何つけてもスー自身が一番可愛く見えるから、判断に困る」
「兄さん、そこはちゃんと選んであげないと……」
「女の子はなんでもいいが一番困るのよ?」
「アレン、出来ればこれっていうの選んで欲しいなぁ……」
「っつううう。よし分かった。選んでやる。選んでやんよ!」
ちょっと休憩して、昼食タイム。
「ピザ美味い。肉も野菜も乗ってて色合いも綺麗で最高だな」
「組織でもパーティーとかやる時には豪華なピザが出てくるよね。僕も結構好き」
「わぁー、包みクレープ、可愛いし美味しぃ〜」
「そう言えば、クレープを食べている時のマスター、本当に子供みたいで可愛かったわよね」
「本当に子供も何も、マジで子供の肉体だからなぁ……」
「ライディルが感動で崩れ落ちてたよね」
「あれには流石に引いた」
「いやごめん、普段のスーレアに対する兄さんの反応も十分アレだと思う」
「おいこら幼女趣味と一緒にするな!」
「そうだよー。それに、恥ずかしがってるアレンも可愛いじゃん。スーはどんなアレンでも好きー」
「ンンンンン」
「ほら兄さん、そういう語彙力溶けた反応だよ」
僕の言葉に、メルが小声で話しかけてくる。
「……本当は、ウレクもそこまでアレンのこと言えないでしょう?」
「……そういうのは分かっていても言わないのが優しさじゃない?」
「あら、私だってどんなウレクも好きよ?」
「……兄さんの前で格好つけられなくなるから、いきなりそういうのは、困る」
「ふふっ、動揺してるウレクもいいわね」
「意地悪だなぁ……」
お腹も満たされて、最後に時計塔に登った。
時計塔の展望スペースは高く、風が気持ちよく抜けた。
「わぁ……風が抜けて気持ちいいわね」
「ひゃー、高いのー」
「おおっ……、そこそこ高さあるな」
「街全体に鐘の音が響いて、時計が見えやすいように高いんだっけ?」
「確か、時間神も、マスターのお友達なのよね」
「これを街を興した時に、何も無い場所に突然落として設置するって言うんだから、神ってのはむちゃくちゃだよな」
「まあ、神様だからね」
ほんの少しずつ日が沈んでいき、夕方へと近づいて行く。
これでもう休暇は終わり。
しばらくは、またマスターについて行くことになる。
いつも通り、組織の構成員として、任務に勤しむ。
「明日からも、頑張らないとね」
「そうだね。いつも通り、忠実に確実にこなさないと」
メルが指を絡ませる。
僕も強く握り返した。
変わらない、今の平穏な日常。
それを平穏のままにするために、僕らは命をかけて日々を歩む。
いつも通り、いつも通り。
「さてと、じゃあ帰ろっか」
こんな言葉にさえも、安堵を覚える程に、今の日々は愛おしい。
帰る場所も、帰りたいと思える場所も、ただ一人、兄さんの下にしか無かったころとは違う。
帰る場所があり、温かい家族がいて、十分満足出来る生活を送れる。
ああ、この日々に、みんなに、幸あれと。
平穏に溺れた言葉を、内心で言ってみる。
穏やかな休暇が、そろそろ終わる、影の刻。
僕らは並んで、帰路に着いた。
また、四人で、出来れば二人で出かけたいなぁ、なんて、きっとみんな、そう思いながら。
宙:ウレクさんがブラコン気味で面白いんじゃ。
S『いや育ち的に仕方ないでしょう……』
宙:そして私、知り合いに言われて気がついたの。またブラコンかよ、と。
S『ウレクはどこぞのにぶちんさんと違って恋してるからいいでしょう』
リグ「?(←どこぞのブラコン)」
おめーもかよとか言わない。
ウレクさんは違うんだぞぉ!
次回は奥手さんと寡黙さんがほのぼのします。
さりげなく新キャラ登場したりしなかったり。




