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神は好きに生きるそうです。  作者: 空の宙
1章 神の大冒険の始まりだそうです。
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『1章 スキル紹介』



「ユニークスキル:観察眼」

 効果:視界内に入った存在の、システム内における閲覧可能の情報の全てを開示する。


 レイは神として、なんらかの能力を持ち、その影響が魂を通じて人間の肉体に出た結果、「観察眼」としてステータスに宿ったもの。

 効果としては、アクティブスキル「解析 Lv10」と「鑑定 Lv10」をあわせたもので、ステータスを持つ生物のステータスを開示したり、それ以外のものの情報を開示することが出来る。

 元の二つのレベル最大値の効果のため、大抵の情報開示は成功する。

 勿論、視界に映るものに限定するが。




「バフスキル:神層領域拡張」

 効果:???


 色々と謎だが、1章で一度も説明のなかったスキル。

 効果も普通の人間には訳の分からないものである。

 レイが神であることから入れていたスキルのため、神族という種族のもつ特性に関係する何かと言える。




「バフスキル:魔力感知」

 効果:魔素感知をしやすくする。


 効果は名称通り、単純に自分のいる空間にある魔素を感知しやすくするためのもの。

 レベルが高いほど、魔素がより捉えやすくなり、魔法構築を行いやすくなる。




「バフスキル:魔力操作」

 効果:魔力操作をしやすくする。


 これも効果は名称通り。

 レベルが高いほど、魔法構築速度が上がる。

 また、操れる範囲が上がったり、他人の魔力を操作することも可能となる。

 あくまで、本人の力量によるが。




「アクティブスキル:火炎魔法」

 効果:MPを消費して、火属性魔法を発動する。

 レベル1:ファイアボール


 火属性魔法。

 レベルが上がるにつれて、魔法の種類が増える。

 が、あくまでスキルは補助のため、スキルなしでの一からの構築も可能である。

 勿論、人間にはなかなか難しい芸当だが、才能あるものには出来るだろう。

 無自覚でそれを行うものもいるとかいないとか。

 ちなみに、この世界の魔法の属性は、勿論その効果もあるが、システム内限定で、その属性ダメージが上乗せされるという仕組みである。

 ようは、単純な炎でも、火属性としての効果が上乗せされたダメージを与えている。

 ここら辺は完全にレイの趣味である。

 魔法はそのまま具現化させることも、発動させた後、ただの魔力として霧散させることも可能。

 具現化させる方が、勿論消費MPは多い。




「アクティブスキル:水流魔法」

 効果:MPを消費して、水属性魔法を発動する。

 レベル1:ウォーターカッター


 水属性魔法。以下同文。




「アクティブスキル:暴風魔法」

 効果:MPを消費して、風属性魔法を発動する。

 レベル1:ウィンドショット


 風属性魔法。以下同文。




「アクティブスキル:地動魔法」

 効果:MPを消費して、地属性魔法を発動する。

 レベル1:アースランス


 地属性魔法。以下同文。




「アクティブスキル:光魔法」

 効果:MPを消費して、光属性魔法を発動する。

 レベル1:ヒール


 光属性魔法。殆どは回復・支援系統の魔法である。

 また、光属性には、回復や浄化といった効果もある。以下同文。




「アクティブスキル:隠密」

 効果:自らの気配を薄くし、周囲から気づかれにくくなる。


 気配を薄くするという、普通の世界であればそういった達人などが使いこなす技だが、この世界ではスキルとして、実際に効果を成す。

 このスキルだと、発動範囲はせいぜい自分の肉体程度である。

 上位互換の〈潜伏〉だと周囲のものにも影響を及ぼせる。




「アクティブスキル:罠解除」

 効果:ダンジョン内の罠を解除しやすくする。解除の為の思考を強化する。


 主にダンジョン内の罠にだけ効果があるスキル。

 ようはこの世界のための遊びスキル。他の一般的な罠の場合、一応思考速度が強化されるくらいである。




「バフスキル:気配感知」

 効果:周囲の生物の存在を感知しやすくする。


 これも普通の世界であればそういった達人などが使いこなす技だが、スキルとして発動出来る。

 ちなみに、隠密系統のスキルと気配察知系統のスキルでぶつかった場合、レベルの高い相手の効果が優先される。




「バフスキル:強力」

 効果:膂力や攻撃力が強化される。スキルレベル毎「攻撃」に+10。


 全身の筋力強化の効果もあるため、一応脚力にも反映されている。

 攻撃関連の動作や、また力のいる動作が強化される。

 といっても、これは動作強化だけなので、それに耐えられる肉体の方の強度は少ししか強化されていないので、防御系統の「強固」も同時に取得している方が好ましい。




「バフスキル:俊足」

 効果:移動速度や動作速度が強化される。スキルレベル毎「敏捷」に+10。


 動きが機敏に行える。

 これの場合は、それに耐える肉体の強化も行われる。




「バフスキル:集中」

 効果:集中力が増す。


 効果のまんま、集中しやすくなる。

 投擲などの命中系の動作の時にも役に立つ。

 単純に考える時にも役立つ。




「バフスキル:演算処理」

 効果:思考の演算処理能力、また思考速度が増す。


 計算力などもこれにあたる。

「集中」と同じく、考える時に役立つ。




「バフスキル:並列思考」

 効果:複数の事柄を同時に思考可能とする。また、その能力が増す。


 十人同時に聞いて対応できる、みたいな認識と大体同じである。ただ、中々普通は可能ではない。

 レイもこれを手に入れたのは、単純に手元の作業をしながら、脳内でSと会話をしてたため、無意識に並列思考していたに過ぎない。

 所持しても、使いこなせるかどうかは本人次第。




「アクティブスキル:突進」

 効果:MPを消費して、「攻撃」と「敏捷」を一時的に上昇させ、一直線に攻撃する。強力な一撃の代わりに、対象への攻撃を外した場合、自らがダメージを受ける。


 自爆攻撃。だが、かなり強力な攻撃となる。

 本人の「攻撃」と「防御」と「敏捷」のステータス次第で、その威力は変動する。

 同時に、自爆ダメージも変動する。

 1章でキラーキャットが所持していた。

 



「バフスキル:暗視」

 効果:光源が無くても視覚が働きやすくなる。


 野生動物なら割と持っているスキル。

 レベルが高いほど、暗いのが気にならなくなる。




「バフスキル:衝撃耐性」

 効果:衝撃に対する防御力が増加する。


 衝撃によるダメージの軽減効果がある。

 脚の踏ん張りを付けやすくなるなど。

 キラーキャットは「突進」による反動の衝撃を受けていたため、この耐性を所持していた。

 おかげで、「突進」による自爆ダメージも軽減されていた。


スキル、いっぱい、ツラい……。

では、今章はこれで。

ばいならー。

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