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破壊の心  作者: 希灯路
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破壊の心

短編シリーズ第一弾。


その不思議な隕石を見た者の名は氷室 将。

私立羽村学園に通う高校二年の男で成績は常にトップだが欠点はあるもので運動が

まったくダメで、高校の2年間はイジメにあっていた。

この学園には彼の弟も1年として通っているが弟のほうは成績優秀、そのうえ、

バスケット部のエースと来ている人気者で名前は氷室 聖人。

 

その弟は兄の事を知ると教師に相談するよう提案したが、将は誰にも言うなと

弟に口止めし、ようやく1年が経とうとしていた頃の出来事であった

 

その夜、将はいつものように窓から空を眺めていたときだった。

彼の目に一つの蒼く輝く隕石が映った。その蒼い星は一瞬、赤く光ると近くの空き地へと

落ちていった。将はすぐにTVの電源を点けニュースを探す。


 だが隕石の話題は無かった。そればかりか外を歩いていた人でさえも隕石が

視界に入らなかったのか変わった様子はない。

将は自分が幻を見たのかと疑心暗鬼になったが「百聞は一見にしかず」と

家を飛び出ると空き地へと走り出した。その間すれ違う人たちも何事も無かったように

歩いているのを不思議に思いながらも彼は走った。


 ソレはまだ青白い光を放ち地面に大きなクレーターを作り出していた。

将は恐る恐るソレに近づくとそれは突如、

物凄い光を放ち、将はその光をもろに浴びてしまった。


 将の視界は真っ白になり、将は光の中に心地よさを感じ始めていた。

だがそれが終わると一転し今度は光が高熱を放ち出した。

将は皮膚が焼ける臭いをその鼻で嗅ぎ吐き気した。

「う、うわぁぁぁぁ」

 その時であった。弟の聖人の声がしたのは、

「兄さん、兄さん、大丈夫」

 将の視界が回復するとそこには聖人の姿が映った。だが何かおかしい、

 自分のいる所が空き地でなくなんと自分の部屋で僕は布団の中にいたのである。

「あれ、僕は・・・」

 将は聖人に聞く。

「大丈夫、兄さん。僕が起こしに来たら兄さんがうなされてたんだよ。怖い夢でも見てたのかな?」

「夢?あれは夢なのか。僕はどうやって布団に入ったんだ。星を見てそれから・・・」

 口に出さず将は自問自答する。だがその答えが出る事はなかった。

「聖人、昨日何かあった?」

 将は聖人に助けを求める。

「昨日?別に何もないよ」

 様子を見ていた聖人は兄を心配する。

「いや・・・何でもない」


 それを聞き聖人は将の部屋を後にした。残された将も弟に心配かけたくないと制服に着替える。

将の頭の中から昨日の事が完全に消えた訳ではないが「家の中で考えるのは止めよう」

というのが今の彼の出した最高の答えであったのであろう。

「いってきます」

 将は聖人と二人で家を出ると家の外には今日も聖人のファンがいつものように待ち構えていた。

将はいつものように後ろに下がると聖人もいつものように軽く謝る素振りを見せ先を歩いて行く。

それを追うように僕も歩き出した。

「おっはよー、将!」

 後ろを歩く僕の頭にいつもと違った突然の衝撃が襲った。

それは幼馴染の佐伯 真弓のカバンによる衝撃であった。

「痛っ、何するんだい真弓ちゃん」

 この長い髪を後ろで束ねているポニーテールの可愛い少女の名前は佐伯 真弓。

お転婆なお姫様を思わせる彼女との今の出来事はごく稀に発生するもので

この彼女との特別な親しさこそ将がイジメに遭う要因の一つである事は言うまでも無いであろう。

 彼女は学園一のアイドル。そのアイドルと親しく話す事が出来る将を周囲の

人間が気に入らないという訳だ。

「アラ?私みたいな可愛い女の子に挨拶されて光栄じゃないの?」

 自分の事を「可愛い女の子」と言ったのはもちろん冗談である。彼女はそんな事を本気で

言うようなお高く留まった自信家のような女性じゃない。

無論、彼女はそれを言えるだけの資質は持っているであろうが。

「そんな事より相変わらず聖人君はモテるわねぇ。何処かの誰かさんとは大違い!」

 真弓は僕の顔を見て満面の笑みで言った。

が、将の顔には変化は無い。

「そうだよ、僕と聖人は違う」

 そのときようやく将の顔に変化があった。視線は聖人を追い、悲しそうな表情が一瞬だが

見えたように真弓の目に映った。

「そだね、もしこの先、将がどんな風になっても私は将だけを見てるからね❤」

 学園の人間が聞いたらうれしさのあまり失神してしまいそうな言葉を聞いても将は動じない。

冗談だといつものように聞き流しているのである。

「ありがと真弓ちゃん。冗談でも嬉しいよ」

 実際、今の言葉は冗談で無く真弓は昔から将の事が好きであった。だが鈍感な将は

それを気付けないでいた。今までにも真弓が将の事を好きという遠まわしの言い方をする事は

何度もあったが将はいつも聞き流し冗談だと決め付けてきた。

「自分が好きな子に好きと言われる訳無い」いつもそう思ってきた。

「こいつは!私の精一杯の告白をいつもいつも冗談だとぉぉ!」

 真弓は心の中でいつものように怒った。

「そういえば真矢ちゃんは?」

 佐伯 真矢。真弓の1歳違いの妹でつまり聖人の同級生である。

彼女も姉同様にとても可愛い子であえて欠点を言うなら真弓ちゃんに比べて圧倒的に

気が強いというところだ。

「まだ家で寝てるよ、あの子最近、私と口を聞きたがらないの。何があったんだか?」

「喧嘩でもした?」

「まさか?突然、そうなったの」

 僕はその理由を知っていた。真矢ちゃんは

クリスマスに聖人に告白し聖人に「僕は真弓さんが好きだから」と、断られているのだ。

「きっと、そのうち仲直り出来るよ」

 僕たちはそんな会話をしながら登校している。当然、周りの通学中の男たちは

そんな将に怒りを感じる。そして学校に着き二人が別れると天国から地獄へと変わるのだ。

無論、真弓は将のそんな状況を知らないだろう。周りの男たちも真弓に注意しながら将を殴る。

 真弓から見れば友達同士の馴れ合いにしか映らないというわけである。

将は地獄の時間をただ耐えて待つとようやくそれは終わった。

「キーン、コーン、カーン。コーン」

下校の時間である。将は校門を抜け昨日の不可思議な出来事の成否を確かめるべく

あの空き地へと向かった。・・・そこには確かにクレーターの跡がある。

だが周囲はそれに気付かないのか興味を示さない。空き地では子供たちが遊んでいるほどである。

自らの目を疑う光景に将は結論を出した。

「僕以外の人には見えてないんだ」

 僕は隕石へと近づいて行く。そしてそれは急にあの光を放った。

瞬く間に視界は真っ白になり将は皮膚を焼かれると思う。

その間、周囲はまるで時間が止まったかのように動きも無く、将にどこからともなく声が聞こえた。

 いや聞こえるというよりも頭の中に直接、入り込んでくるといった感じだ。

「われは『破壊の心』、混沌を彷徨う破壊神。

主の心は見た。主はこの世界を忌み嫌っておろう?主の思うまま世界を変えようと思わぬか。

われが主に能力をやろう。主の思うまま、この世界を変えるのだ」

 声に対する恐怖に将は悲鳴を上げる。

「さあ、思うままの行動をするのだ。まず何がしたい?主の好きな真弓という女を手に入れるか?

それともそれを奪おうとする主の弟を殺してしまうか?心の奥底で描いたものを現実にするのだぁぁ!」

「ち、ちがう。僕はそれを願っていない」

 頭を押さえ僕はそれを殴った。

「否、主はそれを願っておる。今の世に不服はたくさんあるのであろう、

車?それを壊したいのか?ならば壊せ!主を傷つけた者に復讐するのか?

ならば殺せ!いまの主はこの世界の『神』よりも気高く至高なる存在なのだぞ。

思うままの行動をするのだ」

 納まった光の中から変わり果てた将が現れた。同時に止められた時間は動き出す。

将の目は憎しみに満ちておりその右手に「怒り」左手に「憎悪」の極黒の黒く

激しい炎を創りだしていた。


 将は空き地から学校へと歩き出した。もはや彼を止められる者はいないのかもしれない。

いや彼が本当にあの将なのかもわからないが。将は三度目の校門をくぐると思いのまま

自分を殴り罵った男たちを捜した。そんな状態にある男たちは将の姿を捉えると

自ら将に向かい歩き出した。

将は抵抗する事なく男たちに導かれるまま校舎の裏へと連れて行かれた。

「どうした将?珍しくこんな時間に?」

「てめえを見てるとイラつくんだよ。がり勉のくせに真弓と親しく喋りやがってよ!」

 4人の男たちは思い思いの言葉を口にすると一人ずつ将の身体に蹴りやパンチをする。

 だが将はまったく痛みを感じて無く、そのうち攻撃されるのがつまらなくなり一人の男の足を

掴み力を込めた。男の足は「グチャ」と悲鳴を上げ鮮血が滴り落ちた。

まるで豆腐を握り潰すかのような動作であった。

残った三人は自分の目を疑った。人の力でこんな事があるのかと、そして将を見た。

その顔はすべてを物語っていた。彼の顔はまるで悪魔が乗り移ったかのように

残酷な笑みを浮かべていたのだ。

 地面にうずくまり、痛みに嗚咽を漏らす男、そして眼前にいる、変わってしまった

将の姿を目の当たりにした三人はようやく自分の置かれた状況に恐怖し大きな絶叫を上げた。

助けを呼ぼうと・・・。

 が、そのときはすでに遅かった。彼らは周囲の一瞬の変化に更なる恐怖を覚え、

そして助からないという事を自ら感じたのだ。そこは校舎の裏ではなく

彼らの考える地獄という世界に見えた。その中で彼らは助けを求めることなく

人知れず将の手により真の地獄へと導かれる事になるのだ。夜も更け、

将はこの日だけで、三十五人の人間をその手にかけてしまっていたのだった・・・。

 1月3日の朝、将は眠りから覚めるとおもむろにTVを点けた。

そしてニュースの中で語られる三十数人の男たちの行方不明事件に

大きな悲鳴を上げた。将の中では昨日の出来事は夢だと認識していたのだ。

「何に怯えるのだ。主のしたい事を主が実行しただけであろう?」

 頭の中で『破壊の心』がつぶやく。

「違う、僕がやったんじゃない!僕の中から出て行けぇぇ!」

 思わず将は叫んだ。

「次は聖人を殺すのか?」

 その声に将は恐怖した。自分が弟である聖人を殺す事を想像したからである。

「イヤだ!止めろ、聖人を、真弓に手を出すんじゃない!お願いだ」

 ・・・会話は一方的に途切れた。そこへ急に部屋の戸が開けられ聖人が入って来た。

「どうしたの!兄さん!」

 将は聖人を捉えると顔を青ざめさせた。

「だ・・・大丈夫?」

 聖人は兄の顔を見て一瞬驚いた。兄の顔は重病患者のように青白いからだ。

「兄さん?」

 聖人は将に駆け寄ると兄の顔を眺めた。そんな聖人の動作に将の中の内なる者が動き出した。

将の腕は自然に聖人の首へと吸い込まれるかのように向かっている。

「やめろぉぉぉぉぉぉ!!」

 将はいまの自分にもてるだけのすべての精神力、体力を腕に集中させた。

それが報われたのか将の手は聖人の肩に置かれ、一言「大丈夫だよ聖人」と言えた。

「そう?」

 聖人は安心し続いて言った。

「今日は学校休みだそうだよ、TVで知ってると思うけど男子の子達が集団でいなくなったんだって」

 聖人は将に悲壮感を込めて聞いた。

「兄さんには関係ないよね?」

 返事を聞かず聖人は僕の部屋を出て行った。

「聖人、僕を疑っているんだね?」

 将は心の中で言った。「聖人はイジメられていた僕が復讐した」と思っていると将は考えた。

間違っていない、僕がやった・・・。

 将はすぐに家を出た。これ以上家で過ごす事はあまりにも危険だと思ったのだ。

そしてその日の夜、無差別の殺人が行われた。無論、それを見る事が出来る人間は皆無で、

もはやこの時の将の理性は完全に『破壊の心』によって奪われていた。

家を出て行くのが人間、氷室 将のした最後の抵抗だったのかもしれない・・・。

 1月3日、将は家に帰らなかった。

将はいや将の身体を奪った『破壊の心』は次々と人間を殺しすでに数千人の犠牲者がでた。

 将の魂は漆黒の闇でミクロの単位の光を放ち、もうすぐにも漆黒の闇に溶け込みそうなとき

将の魂に一状の光明が射した。光明は眩く神を思わせる神々しさを放ち将を包み込んだ。

心地よい感覚の中、何か聞こえる。

「我が名はミカエル、天使の最上位の位を持つ者なり。貴方に問う、

自らの犠牲をいとわず破壊の心 ルシフェルと闘うか?」

 神々しさはさらに増し光の中から一人の少女の姿が映し出された。

少女の名は佐伯 真弓であった。

「ま、真弓ちゃん」

 将の中に真弓に対する愛が満ち溢れる。

「いま一度問う?自らを差し出し破壊の心 ルシフェルと闘うか?」

 真弓の為にも現在のままじゃあいけない。

「は・・・はい」

 将は答えた、その答えに偽りはない。心の底から自分の事を恥じ、

自分が犠牲になる事で僕の愛する人たちが助かるならそれはむしろ喜びでこそあった。

「いいでしょう、貴方を信じます。別れを告げるのです、愛する者に」

 目の前に真弓が現れた。将は思わず赤面した。そして笑顔を浮かべ言った。

「ごめんね、真弓ちゃん。僕が弱かったからこんな事に・・・。聖人と幸せにね」

 真弓は何が何だか分からない。

「ちょっと、将どうし・・・」

 真弓は消えた。将の意思は固まった。

「僕はどうすればいいんですか?」

「貴方は器をくれればいいです。貴方の身体にルシフェルを封印し、

天界に送りそこで貴方ごとルシフェルを殺します」。

 残酷かもしれないけどそれしかないのです。

ミカエルの顔はそう言っていた。

 「貴方は愛する者を護る」と、心の中で願いなさい。そう言い残すと光明は極限まで光を増し

その光に将の周囲の闇は消されていく。


すると将に身体の自由が戻ってきた・完全に意識を取り戻したとき、

そこはすべての始まりの場所、あの空き地であった。同時に将の頭上から大きな断末魔が聞こえた。『破壊の心』 ルシフェルの断末魔であった。

 将の頭上で純白の天使が漆黒の天使と向かい合っている。

漆黒の天使の胸には光り輝く長剣が突き刺さっている。

「くっ!ミカエル、君が降りてきたのか?」

 胸の長剣を抜きルシフェルは言う。

「我らが神にとって貴様など塵、芥の存在に過ぎぬ。自惚れるなよ堕天使!!」

 ミカエルの怒号がルシフェルに届く。

「神の真の姿を知らぬ者がよく言う。お前は知っているのか?神がすべての天使を殺し、

天界を消そうとしているのを?神は変わられたのだ。もはや神界にとって天界は邪魔なのだ。

私はあの頃、神からそれを聞き神にお止め下さるよう進言したのだ」

「だが神は無抵抗の私を殺し、魔界へと亡き骸を捨てたのだ。魔界に堕ちた私は堕天使となる事で

甦り魔王の配下になり魔界の軍を率いて神を攻撃した。

我が軍の勝利は目前であった。神があのような事を言わなければ」

 将とミカエルは聞き入った。

「な、なんと言われたのだ、神はなんと?」

 ミカエルの瞳からは涙が流れている。

「お前を!私の愛しいミカエルを神は人質に取っていたのだ!!

私が神を攻撃すればお前は殺されていた!!私には出来なかった。

神は私を混沌(宇宙)へと飛ばし勝利した」

 ルシフェルからも涙が流れている。この二人の天使は共に愛し合った存在なのだ。

「それが本当なら本当に悪いのは神様ではないのですか?貴方たちが闘い傷つけ合う事は

とっても悲しい事じゃあないですか?」

 将も涙を流し二人の天使に問いかける。

「数千の人間を殺したルシフェルを許せるのか?人間であるお前が!!」

 ミカエルは将を制する。ミカエルの中では答えは決まっているようだ。

「私は何も殺していない。私が創り出す空間は相手の心を攻撃するのだ。

私は人間の悪しき心を奪いそれを能力としていただけだ」

 真偽を見極めるべくミカエルは犠牲となった人間たちを捜し出した。

「こ、これは!!」

 行方不明の人間たちはすべて生きていた。まるで聖者の様な輝く身となって・・・。

「分かったか?私は悪しき心を奪っただけだ。悪しき心を失った者たちは罪を償い、

思い思いの場所へ行っただけだ。どうするのだ?私の愛するミカエル。

私の言葉を信じるか、神の命を取るか?今の私に君を退けるほどの能力は無い。君が決めるんだ」

 ミカエルとの再会はルシフェルの考えを少し変えさせた。今のルシフェルに将を

乗っ取ろうとした過去の彼はいない。

「ルシフェル、私は貴方を封印できません。

今の貴方は私が愛した大天使長 ルシフェル以外の何者でもない。

そんな貴方を私が封印できるわけが無いじゃないですか!」

 こうして二人は和解した。だがそんな二人の前に新たな敵が現れた。敵の名は魔王と呼ばれる

魔界の王 ルシファーである。

「何を考えているルシフェル?我らと神を同時に敵にまわすのか」

 その声は二人の天使からさらに頭上から聞こえてくる。

「魔王 ルシファーよ、ミカエルに出会った以上、お前の配下でいられぬ。

私を攻撃するなら構わない。全力で相手になろう」

 ルシフェルは意を決した。

「面白い、神々と魔王を相手にどこまでやれるか見せてもらおう」

 それからの展開は急だった。ルシフェルは将に説得され共に生きる事を誓い、

将の身体の中で共に過ごす事になった。

 そして僕は気合を入れて真弓に会いに行った。自分の気持ちを伝えるために・・・。

「僕と付き合って下さい」

「はい」

 これより数年の後、僕とルシフェル、そしてミカエルと身体を共有する真弓は

激しい戦いの末、仲間たちと神を倒し魔王を封印し永劫に続く平和な世界を創った。 



END


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