盾士ルタの冒険……冒険者になります
皆さま、読んでいただきありがとうございます。
カーんスト99なら強いよね? はとうとう99話になりました。なぜ今回、前書きを書かせてもらったかと言うと……タイトルにある99と話数99話と言う事なので書きました。
最初は10話書ければ良いと思ってたんですが……99話書いてました……
99話記念という事で、はじめて主人公を変えてみました……これからどうなって行くのか自分でも分かんないですが、読みたい方はこのまま読み続けていただけると嬉しいです♪
素人なので期待はしないで読んでください。
では、ケイゴの補欠戦記……いや……
ルタの最強の盾士になる冒険をどうぞ!
「……ここが……ミトクス城壁都市……」
ルタは、2年の修行の末、家族と別れてラマースで一番大きい都市の門前に来ていた。
ラマースは、この世界を表した地球と同じような意味だ。
「……最強という称号は……偉業を成し遂げたものに送られるその職業で一番凄い人……私もなれるかわからないですが……でも……
……その為の努力をして来たから……なってみせます!……お爺様……」
ルタは、門の取り調べを終えて、ミトクスの都市に入る。
ミトクスの町並みは、石のレンガみたいなもので作られた家がほとんどで、地面も綺麗に整備されていた。人々は沢山いるのでまっすぐ歩くのは難しい。
「……私の町が、まだまだ田舎だったと思い知らされました……」
ルタは、目を輝かせ、色々なものを見ながらある場所に向かう。
「……まずは、冒険者に……」
ルタは、大きなギルドについた。
「……ここまでの道のりは、ちゃんと予習しときましたから」
ルタは、ワクワクさせながらギルドに入って行った。
「……さすが……ミトクス……冒険者が多いですね……」
ギルド内は、様々な服装の人たちが受付したり、パーティと組み話し合ったりしていた。
「……すみません……冒険者登録をお願いします」
(……私が今までなぜ冒険者じゃなかったのは……このミトクスで登録したかったから♪)
「……はい、ではステータスカードを拝見させてもらっても良いですか?」
受付嬢が、言う。
「……わかりました……スタスオン……よろしくお願いします」
「……冒険者登録します……
……はい……終わりました」
受付嬢は、カードを入れられそうな魔機にカードを入れるとすぐ出て来たそのカードを渡す。
「……ありがとうございます……スタスオン……」
(……これで私も……冒険者に……)
「……では、冒険者になる前の試験のご説明しますね」
「……えっ? わ、かりました……」
(……これでなれたわけじゃないんですね……)
「……冒険者になるには、あるモンスターを討伐して来てもらいます……モンスターの名前は……
……ドロボーです」
「……泥棒……ですか?」
「……きっとあなたが言っているのじゃないですね……泥で出来た球の形をしたモンスターです」
「……泥の球……わかりました……」
「……制限期間はありません、ドロボー以外のモンスターを討伐しても、冒険者にはなれませんので注意してください」
「……はい……」
「……では、頑張ってください」
「……ありがとうございます」
ルタは受付を離れるとギルドの外に出た。
「……ドロボー……私まだモンスターを倒した事がない……」
ルタは、お爺様との厳しい修行はしていたが……
「……孫よ……聞くのだ……」
「……はい! お爺様」
「……盾士の修行をするが……モンスター狩りは一切せん……いいな?」
「……えっ? でもそれじゃ……強くなれませんよ? お爺様」
「……ダァッハッハッ♪ そうじゃろう?
別に強くならんでええんじゃ……
盾士必須 2 弱く守り、強く生きよ」
「……弱く守り、強く生きよ……ですか?」
盾師匠ちゃんは、首を傾げた。
「……そうじゃ……盾士は、弱くてええんじゃ……一度でも攻撃を防げれば盾士じゃ……強すぎる攻撃を防げると勘違いしてそのまま死んでしまった奴もいるからの……弱く守るんじゃ……そして強い意志を持って生きる……
……攻撃を防ぐ……これは、攻撃を与えるより大変な事じゃ……それは、どうしてじゃ?」
「……攻撃より難しいですか? 攻撃は相手の隙をつかなきゃいけないけど……防ぐのは相手の攻撃が来た時に防ぐから……お爺様……攻撃の方が大変なような気がします」
「……ほう……ワシが防ぐ方が大変と言っとるのにそう来るとは……ダァッハッハッ♪ ワシの孫は、おもしろいのぉ〜」
お爺様は、笑う。
「……でも……やっぱり……」
「……お主の言った通り、攻撃は隙を突くものじゃ、防ぐこの行為は、相手から隙を突かれた時という意味もあるじゃろ? 防ぐという事は……
……攻撃を防ぎ、隙を突かれないように攻撃がどこに来るかを常に考えねばならん……」
「……そうですね……攻撃より難しいかも知れないです……」
「……まぁ……お主は大丈夫じゃ……防ぐということに関しては……もう教える事はないかの〜」
「……そ、それはどういう事でしょうか……お爺様……」
「……ワシが繰り出す攻撃を全て防げたじゃろ? ワシの孫だからとかそういう次元を超えて、孫の才能にワシはちぃっと……恐怖を感じたぞ? ダァッハッハッ♪ 」
「……そ、それは……お爺様が手を抜いてくださったんじゃ……」
「……ワシは、これでも最強の盾じゃぞ? 可愛い孫の修行を手を抜くわけがなかろう……
……孫が末恐ろしの〜」
お爺様は、引きつった笑みをした。
「……お、お爺様! ちょっとずつ離れていかないでください〜」
「……盾士必須 2 弱く守り、強く生きよ……
……ドロボー討伐してみせます……お爺様……」
ルタは、人混みを抜けミトクスを出た。
誰もが最初は……一緒のスタート




