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カーんスト99なら強いよね?  作者: チョロォーク
第一章 俺は強いよね?
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いつもの道を……

「…………モグモグ」


……ノエさんねぇ〜………受付嬢ちゃんじゃないよな……もしそうだったら……まぁ……いっか……


「…………ゴクン」


……俺とそう言う関係になるわけ無いしなぁ……デブスで、脚フェチで……約束を破る男……


「…………はぁ……」


……協会が見えてきた……そろそろギルドか……今日は……





「……ミンねぇちゃん! ミンねぇちゃん!」


「……ん? どうしたの?」


協会から2人の女の子が出てきた。


「……おねぇちゃん、喜んでたね♪ 美味しかったってぇ〜♪ 言ってたね!」


「……そうね♪ リリが手伝ってくれた、ニトリスの親子焼きが美味しいって言ってたね〜」


「……えへへ〜♪ 腕にマヨクを乗せたもん!」


「……魔力だね……ま、りょ、く」


「……マヨク」


「……ま、りょ、く」


「……マ、ロ、ク〜」


「…………私もね……腕にマヨク乗せたからね……」


「……うん♪」






「…………」


……………マジュやぷぇ〜〜〜〜!!


2人ともかわぷぇ〜〜〜〜!!


「……ふっ……」


……かわいいって……最高っすね……あんな子たちと暮らすとかもう……天国でしょ……


「…………いい男……見つけるんだぞ……少女達よ……幸せにな……」


……俺がその相手になることは……ないのだよ……稼げねーデブスって需要無さすぎだろ?


……だって……俺だぜ?


「…………ギルドについてしまった」


ケイゴは、少女2人の健康的な脚を見ながら言う。


「……今日は……寄らなくていいや……」


……来たところで何もすることないし……


ケイゴは、ギルドによらずそのまま歩き出した。


「…………」


……俺は……最低な……醜いオークなんだから……






「…………」


……そろそろ……スリちゃんの家……


すると……


「……オメェ……最近どこ行ってやがる……」


「……じゅ、授業を受けに行っています」


「……授業……テメ〜みたいな使えねー奴が勉強したところで対してかわんねぇ〜だろ! お前は黙って酒買ってくりゃ〜いいんだよ!」


「…………」


……スリちゃんと、あのスリ男……また怒っているのかよ……スリちゃんが可哀想……


「…………買って来ました! 朝早くに、これでいいですよね?」


「……んぁ? ……あぁ……それだよ……」


「……もういいですか? ちゃんとしましたから……」


「……いや……掃除だ! ちゃんと綺麗にしとけって言ったよな!」


「……ちゃんとしました……ゴミは出しておきました」


「…………」


「…………おじさん……私……もう……スルのは嫌です……なので……勉強したいんです! これも授業を受けて作ったんです……回復瓶……薬ソウネから先生に教わりながら……薬ソウネの選別が出来るようになればタプを稼げるんです! だから……勉強に行かせてください! 家事とかいろいろなことをちゃんとしますから! お願いします……おじさん」


「…………」


「……ちゃんとします!」


「…………チッ! 好きにしろ!」


「……ありがとうございます」





「…………」


……スリちゃんが……スリをやめたいらしい……スリ男……何も言い返せないくらいの正論……ちゃんとしすぎなんじゃなかろうか……


スリちゃんが玄関から出てきた。


「…………」


……彼女がスリをやめたら……お金が渡せんのやが……これは……直接渡すしか無さそうやな……串焼きと一緒に……


……フードをセット!! 俺はロデーブだ!


「……串焼きを君に届けるよ」


ケイゴ……ロデーブは、自分の出せるカッコいいと思っている低い声を出す。


「……おはようございます」


「……ッ!? ……ロデーブさん! おはようございます」


スリちゃんは、俺の挨拶にピクッとなった後、後ろに振り返り俺を見ると明るい笑顔で挨拶した。


「……う、うん」


……ん? なんか……前と全然違うよね……あんなに警戒してたのに……逆にびっくりしてしまう……


「……ロデーブさん、どうしました?」


「……い、いや……何でもないです」


「……あの……」


スリちゃんは、こちらをチラチラと見ながら言う。


「……ん? 何でしょうか……」


「……その串焼きって……」


「……あ、あぁ……一緒に食べる?」


……どうせ一緒に食べたいとは思わないだろうが……こう言えば、もらうだけならと思うことが出来る気がする……


……作戦名……一緒は嫌です。でも、串焼きは好き作戦! 開始!!


「…………えっ? 良いんですか?」


「……あぁ……やっぱり串焼きだけでも良いぞ?」


「…………」


スリちゃんがこちらをジッと見る。


「…………」


……ん? 何だこの間は……そんなジッと見ないで〜やっぱり怪しいよな……去るか……


「……嫌なら……そうい「あそこで一緒に食べましょう」うう? ん? 一緒に?」


「……はぃ……」


スリちゃんは、顔を俯きながらちょっとだけ頷いた。


「…………」


……一緒には嫌です。でも、串焼きは好き作戦!


失敗!! ……………なのか?




「…………」


「…………」


ロデーブとスリちゃんは、近くの……路地で、地面に座っていた……2人の距離は少し遠い。


「……6本あるから……好きなだけ食べて良いよ」


「……ありがとうございます……ハム……モグモグ」


スリちゃんは、串焼きを一本取ると口に含み食べた……かわいい……


「…………」


「……美味しいです」


スリちゃんは、ニコッとこちらを見て笑った。


「……ロデーブさんも食べてください……私一人だけだと……食べづらいです」


「……そう……だよね……じゃあ、いただきます……モグモグ……美味しい」


「……はい……とっても……」


ロデーブとスリちゃんは、そのあと3本ずつ無言食べた。


「「ごちそうさまでした」」


スリちゃんは、手を合わせて言う。


俺もそれを習う……最近してないからやらなくなっちゃうだよね……


「……ロデーブさん」


「……何ですか?」


「…………あの……こ、これ……」


「……これって……」


スリちゃんは、立ち上がると俺の方に近づいて両手で持っているものを渡した。


「…………回復瓶です……私が作ったんです……」


「……えっ? お、俺に?」


スリちゃんの回復瓶を俺は受け取った……さっき言ってたやつだよなぁ……


「……先生につくり方教わりながら……


……ロデーブさんの傷が少しでも早く治ると思って……ちゃんとした回復瓶は高くて買えなかったから……」


「……あ、ありがとうございます……すごく嬉しいです」


……お、俺のために……作ってくれたのか……


「……あっ! そろそろ授業の時間だ……ごめんなさい! ロデーブさん……私行かないと……」


スリちゃんは、荷物を持ちこちらを見る。


「……これありがとう……大切に使わせてもらうよ……勉強頑張って」


「……はい! ロデーブさんも頑張ってください!」


スリちゃんは、そう言うと、めっちゃダッシュで去っていった……やはり素晴らしい脚だ……


「…………」


……俺は……君を助けたいと言っていたけど……いつも助けられてるのは……


……俺の方だ……


「……必ず……返すと誓う……この回復瓶と……今までの気持ちを込めて……


……君が笑って暮らせる日々を送ってもらうために……恩を返す」


ケイゴは、歩き出した。












「…………」


(……ロデーブさんのように自分が大変でも手を差し伸べられる人になりたい……


……もっともっと勉強して……人からタプを取るようなことはもうしたくない。たがら……


今日もまた先生に会いに行くんだ♪)


スリちゃんは、マフラーを首に巻く。


「…………ギルマスさんと先生と一緒に……


……勉強したい♪」


スリちゃんは、マフラーの中で嬉しそうに笑った。



スリちゃんが……かわゆい

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