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カーんスト99なら強いよね?  作者: チョロォーク
第一章 俺は強いよね?
89/335

タプ無し……再脱……

皆さま読んでいただきありがとうございます。


88話目でとうとう……20万文字突破しました!!


おぅ……我ながらよく書けたと思います……


そして、まだ5日しかケイゴの補欠戦記は進んでいないという事を知り……あれ? やばくね? と感じている作者です……


はい! という事で、タプを得てはまた無くしの繰り返す路上生活でケイゴは這い上がれるのか……気になります! では、どうぞ!

「…………」


……やっぱり職業二つ以上持ってるのって……俺だけなのだろうか……そう思いたい……けど……そんな主人公補正が俺にあるか? と言われれば……ないな……


ケイゴは、掃除を再開していた。


「…………」


盾士ちゃんは、さっき話してから黙り込んでいた。


「…………」


……なんか……俺、変なこと言ったかな? 急に喋らなくなっちゃったし……彼女は……辛い目にあってここに来ているみたいだし……う〜ん


「……ねぇ……」


盾士ちゃんが、そう言う。


「……は、はい! 何でしょうか」


……うぉ……いきなりでびっくり


「……あなたって……私が盾士って聞いて……


……どう思ったの?」


盾士ちゃんは、さっきの明るいトーンではなく、静かに聞く。


「……自分が……盾士と聞いて……ですか?」


「……そう……」


盾士ちゃんは、こちらをジッと見ていた。


「…………」


……う〜ん……盾士ちゃんが盾士と聞いて……


……盾士ちゃんは……盾士でしょ? なるんだけど……え? これどう返せば良いの? 分かんないんだけど……どうしよう……


「……どうなの?」


「……え、えっと……その〜……防御力高いんだろうなぁ〜と……」


……その……特に胸が……なかなかあるんですよね……盾士ちゃんは……こう……弾力で跳ね返す……みたいな?……すいませんごめんなさい……心の中でふざけるしか無かったんです……俺……コミュ障っす……


「……盾士は……みんな高いわよ……はぁ……」


盾士ちゃんは、ちょっと呆れたように言う。


「……そうですよね……その……女性で盾士って……なんか……カッコいいなって思ったんですよね……」


俺は、ちょっとお茶を濁す? みたいに適当に……でも……思ったことを口にして作業に戻る。


「……ッ! ……ふ〜ん……そう……なんだぁ……」


ケイゴが掃除に戻り、見えない時に、盾士ちゃんは、少し……微笑んだ。






「……倉庫……終わりましたね……」


「……ええ……早いものね……二人だと……」


ケイゴと盾士ちゃんの見る方は、綺麗になった倉庫だった。


「……浮遊魔法のおかげです……荷物出したりする時間が無くなったから凄く早く終わりました」


「……手伝うって言ったからね……なら次の部屋行きましょ」


盾士ちゃんは、何というか……楽しそうに言う……盾士ちゃんも……掃除で綺麗になっていくの楽しくなったのかな? 浮遊魔法のおかげでサクサク進むわ……結構楽しい!


ケイゴと盾士ちゃんは、その後も同じように盾士ちゃんがものを浮かし、ケイゴが盾士ちゃんにぐちぐち言われながら掃除していく感じでこなしていき……


辺りが暗くなって来た。




「……お疲れ様です……そろそろ……帰ります……」


……やべぇ……ほとんど休まずにずっと掃除してた……盾士ちゃんとの掃除楽しかった……


「……お疲れ様……結構、捗ったわね……この屋敷の3分の1くらい終わったんじゃないかしら……」


盾士ちゃんは、少しニヤッとした笑みをして言う。


「……まだ……3分の1ですか……」


……あれだけやって……まだあるのか……はぁ……


「……なら……明日も……来なくちゃね?」


盾士ちゃんは、シロフワさんをちょんちょんしながら言う。


「……そ、そうですね……明日も……ですね……」


……掃除大変だけど……


「……ねぇ……アンタの名前……聞いてもいいかしら……指摘する時……呼びやすいと……思うし……」


「……そうですね……自分の名前は……


……ケイゴです……明日もよろしくお願いします……」


「……分かったわ……任せて、ケイゴ」


盾士ちゃんは、微笑んだ……笑顔が1番!


「……さようなら……」


「……またね……ケイゴ」


俺は、屋敷を出た。


……掃除大変だけど……盾士ちゃんに会えるのは嬉しいから……頑張んなくちゃ……











「…………」


盾士ちゃんは、ケイゴが出て行った扉をしばらくみた後に、自分の服を見た。


「……身だしなみはいつも正しく保つ……


……盾士必須 1 ……お爺様……」


「……私……明るく見えたでしょうか……」


盾士ちゃんは、すぅ〜と消えた。








「…………」


屋敷を出たケイゴは、門前で招き猫をした。


シュタッ!


黒執事が現れる。


「……お疲れ様です……どうでしたか?」


「……まだかかりそうです……」


「……分かりました……今は、9時なので……7時から9時ということで、14時間……11200銅タプですね……」


「……11200……」


……そんな量もてねーよ! てかめっちゃ貰える! うぇ〜い


「……1金タプと1銀タプそして、2純銅タプになります……」


黒執事は、4枚のタプを俺に渡した。


「…………」


……だよね……金が一万、銀が千という事か……初めて見たよ……この金と銀のタプ……


「……ありがとうございます」


「……では……これで失礼します」


シュッ!


黒執事は去った。


「…………」


これさ……両替って……出来ます?


「……分けられねーじゃん!」


……俺が何のために稼いでると思ってるんだよ……なんか……買い物するか……


「……買いたい物、結構あるしな……お腹もマジすきすぎた……お店によるわ……」


ケイゴは、歩き出した。


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