表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カーんスト99なら強いよね?  作者: チョロォーク
第一章 俺は強いよね?
63/335

ギルドに……

「…………」


……串焼き5本買っちった……タプ少ないのになぁ……ふっ……


「……まぁいいか」


ケイゴは、嬉しそうに……でも、少し寂しそうな笑顔を作る。


「…………ん?」


ケイゴが、歩いているとボロい教会が見えてきた。


「……あの子達どこかで……」


ボロい教会を見ると、小さい女の子が女性と手を繋ぎ扉から出てくるところだった。


「……ミンねぇちゃん! 今日はね♪ 今日はね! おねぇちゃんが、すっご〜く楽しそうだったね♪」


「……そうね……お姉さん、いつもより張り切ってたわね……昨日も、夜遅くまで何かしていたみたいだし……」


「……おねぇちゃんがね? 勇者語りをね、読んでくれたのぉ〜♪ 勇者がね! マヨウをね! 懲らしめてたんだよ!」


「……へ〜♪ よかったね♪


……私も昔は読んでもらってたなぁ……」


「……うん♪」



……あの時の子たちか……ボロい教会に住んでんのか……家知っちゃった……ストーカーじゃないからな! たまたま知っちゃっただけだからな!


「…………」


……顔とか似てないよなぁ……孤児達かな……にしては、綺麗な服と清潔感のある感じだよなぁ……


だいたい孤児とかは、ボロボロで汚い服に、お風呂入ってないから髪が油でベトベトな感じだと思ってたが……彼女達は、そんなことはなく……痩せ細いわけでもなくて、元気な印象を受けた。


……それに……とても可愛い……マヨウって魔王だよなぁ♪ ……ロリコンになっちゃうよ♪


「……元からだけどさ……」


ケイゴは、少しニヤける。


「……ギルドは、もう目の前だ……何があるのかなぁ……」


ケイゴは、受付嬢ちゃんに言われたことを思い出していた。


「……そうだ……紙だ……持っててって言われたやつ……」


ケイゴは、自分のポケットに手を突っ込む、ギルドの扉の前に着いた。


「…………」


ガサガサ


「…………」


バックを下ろす。


ガサガサ


「…………」


……ない……




「……ケイゴさん……これを……」


「……最初はケイゴさんに見せたいと思ってたんです……準備が出来たらお教えしますので……持っててもらえませんか?」



「……なんて事を……俺は……」


受付嬢ちゃんが、紙を渡す時の顔を思い出す……嬉しそうだった……それを俺は……無くしちゃったなんて……


「……クソ野郎だ……謝ろう……ちゃんと……」


ケイゴは、ギルドの扉を開いて入って行った。




「…………」


いつものように静かなギルド内を、ケイゴは、緊張しながら歩く。


「……受付嬢ちゃんは……いない?」


ケイゴは、受付嬢ちゃんの受付を見たがそこは誰もいなかった。


「……解体室か……」


ケイゴは、重たい足が更に重くなった気持ちで解体室の扉を開いた。


「……え?」


解体室の中を見たケイゴは、その場で固まる。


「……何してんだ?」


目にしたのは……解体室の端っこの所で、空中にカラフルな字をバックに受付嬢ちゃんが何やら話していた、受付嬢ちゃんの対面には、シートの上に女性と女の子が座ってそれを聞いている感じだった。


「……空中に字が浮いてるなんて……すげぇ〜」


俺は、ゆっくりとその場所に近づく……魔法って素晴らしいなぁ……


「……次のページを開いて下さい……え、えっと……魔力ソウネについてですね……魔力ソウネは、名前の通り魔力を宿したソウネです……しかし、魔力は少ししか含まれておらず、魔力瓶を作るには沢山の魔力ソウネが必要になります……最近は、取る人が減ったために、薬ソウネと同じ値段だった5銅タプだったのに8銅タプに値段が上がりました……」


受付嬢ちゃんは、一生懸命に文字を書いたりしたり消したりして話していた。


「……まるで……先生のようだ……」


……そこには、受付嬢ちゃん……いや……


……受付嬢先生がいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ