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カーんスト99なら強いよね?  作者: チョロォーク
第一章 俺は強いよね?
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鍛冶屋についた……

どう書いていくか……小説を書くのは難しいです……

「……じゃあ……杖を探しに行こうか?」


「……えっ?」


「……場所分からないんでしょ?……案内してあげるわ」


「……良いんですか?」


「……えぇ……任せて?


……レン君に……怒られちゃうかも……」


門番ちゃんは、そう言うと歩き出した……振り返る時……何か言ってなかったか?


俺は、門番ちゃんについていく。




「……ここが鍛冶屋か……」


「……そうね、ほら……入りましょ?」


俺と門番ちゃんは、鍛冶屋に入っていった。


……鍛冶屋まではお互いに無言だった……コミュ障なんだから仕方ないだろ?


……だって俺だぜ?


「……いらっしゃい! 武器と防具のどちらもあるよ!」


ムキムキのおじさんが出てきた。


「……杖を見たいんだけど……あるかしら?」


「…………」


門番ちゃんが、俺の代わりに言ってくれた……頼れる女性だよな……俺って……はぁ……


「……おう! 一番右の隅にあるぜ!」


鍛冶屋のおじさんは、門番ちゃんに向かって言う。


「……ありがとうございます。


……あなたに合う杖を探しましょ」


門番ちゃんは、鍛冶おじさんにお礼を言うと、俺に振り返り微笑み言った。


「……お、お願いします……」


「………任せて……元冒険者の先輩として選んであげるわ」


……門番ちゃん……なんか楽しそうかも……ここまでしてくれなくても……優しいなぁ……


「……おぉ……沢山ある……」


「……それはそうよ……武器がその人に合わなきゃ……


……少しの隙を突かれて……死んでしまうもの……」


門番ちゃんは、俺に真剣な表情で言う。


「……はい……分かりました」


……そうだよな……戦いを舐めちゃいけないだ!


「……ごめんなさい……脅かしちゃって……」


「……いや、そんなことはないです……」


「……そうね……どんな杖にしようか……」


門番ちゃんは、真剣な表情から、元の表情に戻り俺を上から下に見る……ドキドキする……


「……初心者向けの杖って……それはそれで、良いんだけど……魔力値を低くしてあるから……」


門番ちゃんが、ゴニョゴニョと何か言ってらっしゃる……


「…………」


……ちょっとみて見るか……杖……


一本を手に取った……軽さから見ると、木だな……周りは綺麗に丸くなってて黒色にペイントしてある感じ。杖の先端に、綺麗な石が杖からはみ出ないように同じ幅に加工されてて、赤色の……魔石なんだろうかぁ……これみてると……


……額に傷がついたメガネの人を思い出すよな!


「……値段は……846銅タプ……高い……」


「……ん? ……それくらいはするわね……そう言えば、ケイゴってタプは、どのぐらいあるの?」


「……20銅……タプです……」


「……えっ? 声が小さ過ぎて聞こえないわ」


門番ちゃんは、少しこちらに近づく。


「……20銅タプです!」


「……えっ……じょ、冗談……よね?」


門番ちゃんは、びっくりした顔でこちらを見る。


「……本当です……」


「…………」


……さっきまで…….忘れてた……だって俺だぜ?


「……まだ冒険者じゃないから……し、仕方ないわよね……」


門番ちゃんは、困惑してから、納得したような顔になる。


「……タプが無いんで……その……今日はありがとうございました……」


……門番ちゃんには、時間の無駄なことさせちゃったな……でも……鍛冶屋の場所を教えてもらったから次に買いにくれば良いか……


「……待って……」


「………えっ?」


門番ちゃんが、俺が出口の方に向かおうとした道を先回りした。


「……私に任せてって……言ったでしょ?」


門番ちゃんが、優しく微笑み言う。


「……ど、どういう……」


「……私から……そう!……冒険者になるケイゴにプレゼントしてあげるわ!」


門番ちゃんが、少し考えてから、そう言った。


「……い、いや! 大丈夫ですから! お気持ちだけで充分ですから!」


……おいおい! 門番ちゃん……どんだけ優しいんだよ……でも……もう俺は、ローブと方位マッフだって貰ってるのに、流石にそれはダメだろ!


「……大丈夫よ……杖の1本や……2本くらい……」


門番ちゃんは、自分のタプを確認して……辛そうな顔をした……大丈夫じゃなさそうだよ?


「……おいおい……どうしたってんだい?」


鍛冶おじさんがこちらに来た。


「……い、いえ……なんでもないわ……気にしないでちょうだい」


「……そ、その〜タプが無くて……20銅タプしか……」


門番ちゃんが、こっちをジッと見つめてくる……そんな目で見ないでぇ……


「……そうかい……なら……」


鍛冶おじさんは、店の奥に引っ込むと……何か持ってきた。


「…………」


「……歪な杖が……たくさん入ってるわね……」


「……これはな……買取した杖だな……」


「「……買取した杖?」」


鍛冶おじさんが持ってきたのは……まるで箸みたいに容器の中に詰められた杖だった。


「……いらなくなったからって買取してやってるんだよ……でもよ?……ここにあるのは、その人専用に作った品なんだぜ?……なんとなくわかったか?」


「……なんとなく」


……わかんないんですが……


「……その人に合うようにつくっているから……使える人が……いないって事?」


門番ちゃんは、顎に手を持って行きそう言った。


「……当たり! あんた頭いいな! その通りよ……だから……お前の持ってるその20銅タプでも売ってやるぞ?……使いこなせるかは知らんが……」


「……えっと……」


……使いこなすも何も……使えるならなんでも良くね?


「……ケイゴ……自分に合った杖じゃなきゃいけないわ……私が買っ 「これにします!」 て……あげ 「あいよ! 20銅タプな♪」 ……ダメって言ってるじゃない!」


門番ちゃんが、こちらを睨みつけて怒る。


俺は、適当に選んだ杖を持っていた。


「……ごめんなさい! これがほしくて……」


……だって……門番ちゃんにこれ以上貰うわけにはいかないから……


「……まぁまぁ……落ち着きなって、綺麗なお姉さん……初心者なんだろ? 実際、どんな杖使ったって同じだ……おぅ……怖い怖い」


鍛冶おじさんは、門番ちゃんをなだめようとしたが、睨みつけられて……そのまま持っていた杖を戻しに行った……頼りにならんな……人の事言えんが……


「……ケイゴ……」


門番ちゃんは、腕を組んで俺を睨む……ぉぅ……


「………はい……」


俺は、杖を持ちながらいつでも土下座出来る準備をした……ガチで怒ってるよ〜


「……はぁ〜……そんなビクビクしないでよ……怒るに怒れないじゃない……ケイゴは、それで本当にいいの?」


門番ちゃんは、杖を指差し心配した表情をする。


「……はい……これがいいです……」


杖を見る……くの字になっている杖で、色は黒。先端には薄緑色の魔石が付いていた。


「そう……ならいいわ……はぁ……」


門番ちゃんは、諦めたように言った……ごめんなさい……


「……杖を手に入れた事だし、ここを出ましょ?」


「……はい」


俺は、門番ちゃんの後ろをついていく形で鍛冶屋の外に出た。


「……またのお越しをお待ちしてまーす」


鍛冶おじさんの声が、奥の方から聞こえた。


「……ケイゴは、これから泥人形倒しにいくの?」


「……えっと……そうしようかなって思ってます」


「……気をつけてね? 夜は危険だから早めに帰ってくるようにして?」


「はい! 分かりました」


「……それと、モンスターと対峙した時は、ちゃんと動きを見て……相手がどの攻撃をするかを見極めるようにね?」


「……は、はい……」


……それが出来たら……もう冒険者になってると思う……


「……最初からできるはずないわよ……負けそうになったら……逃げる事……分かった?」


門番ちゃんは、歩きながら真剣な表情でそう言った。


「……分かりました」





門に着いた。


「……じゃあ……いってらっしゃい」


「……行ってきます」


門番ちゃんは、そう言うとレンさんの方に走って行った。


「……俺は……信じてもらえるよう頑張るか」


ケイゴは、門番ちゃんとレンさんが話している横を通り過ぎ、門を出た。



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