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カーんスト99なら強いよね?  作者: チョロォーク
第一章 俺は強いよね?
50/335

ちゃんとします……

祝50話!! どうですか? 頑張ってくれましたよ俺の右腕がぁ……


皆さま、読んでいただきありがとうございます!


50話もかけるとはね……ふふ……凄い……俺がびっくりですよ……本当に……ねぇ?


それに、pv3000突破!! ユニーク1000突破!!


文字数はなんと……10万文字ですよ! やばくない?


はい! では、ケイゴの補欠戦記……デブスの恩返し……どうぞ!

これは、変質者から逃げたスリちゃんの話


「……さっきの串焼きを食べさせようとしてきた人ってなんなんだろう……」


スリちゃんは、おじさんに頼まれたお使いをするため、いつもの店に向かう。


「……怖かった……」


しっかりと怖がられてしまったケイゴであった……ドンマイ!


ク〜


「……お腹空いちゃった……串焼き……」


スリちゃんは、まだまだ食べ盛りなので、余計なお世話をしてしまったようだ。


「……お父さん……お母さん……」


スリちゃんは、空腹時の安定しない精神のせいで、もういない二人に会いたいと願う。


「……私を置いてかないでよ……」


スリちゃんは、目から一滴の水が垂れた。



「……よう! 嬢ちゃん……いつものお使いかい?」


元気のいいおっちゃんが店から声をかけた。


「……はい、おじさんのお酒とおつまみお願いします」


「……はいよ! いつものね……嬢ちゃんにお使いさせてるやつはいつも酒飲んでるのか?」


「……一日中……夜はどこかに出かけてます」


「……嬢ちゃんも大変だなぁ……その年にしちゃ痩せすぎやしないか?」


おっちゃんは心配した目を彼女の腕や足に向ける。


「……大丈夫です」


スリちゃんは、顔を伏せながら元気なく言う。


「……そうかい? ほら……いつもの……キッカリだな……」


おっちゃんは、スリちゃんからキッカリのタプを受け取り、お酒とおつまみを渡す。


「……ありがとうございました……」


「……あぁ……元気でな!」


「……はい」


スリちゃんは、お店を出て、帰りたくもない家に帰る。


「……でも……私一人じゃ……生きてけないから」


スリちゃんは、お父さんとお母さんにしっかりと育てられてたので大体の事はなんとなくわかっていた……自分が一人では生きていけないと言うことも理解できていた。


「…………」


……スリちゃんは、重い袋を両手で持ちライトセルを歩く。


「……だから……ごめんなさい……デブさん……」


スリちゃんは、いつもタプをスル太った人を思い出す。


「……私……酷いことしてるってわかってるけど……じゃないと私がおじさんに捨てられちゃう……」


スリちゃんは、袋を持つ手に力を入れる。


「…………」


スリちゃんは、家とは違う道を通りある場所に来た。


「……今日も来るかな……」


そこは、ケイゴがスリちゃんにスられる場所らへんだった。


「……太ってるから……バレても……捕まらない」


スリちゃんは、さっき、おじさんに言われた事を思い出した。


「……持ってるタプは、少ないけど……また500銅タプみたいに沢山持ってるかもしれないし……」


スリちゃんは、スリをするのは……ケイゴだけだった……


「……初めてスリをした相手で、全然気付かないもん……昨日はちょっと危なかったかも……」


スリちゃんは、昨日のスリしたシーンを思い出す。


「……でも……やっぱり遅かった」


ケイゴが追いかけて来た時を思い出す。


「……私は、生きたいから……ごめんなさい」


スリちゃんは、帰る家でありながら居場所のない家に向かう。


「……この匂いって……」


スリちゃんは、ある匂いが気になった。


「……ローブの太った人が私に食べさせようとした……」


スリちゃんが見た先には……串焼きの屋台があった。


クゥ〜


「……お腹空いたなぁ……」


スリちゃんは、荷物を持ちながら屋台を見る。


すると……


「……えっ?……呼んでる?」


屋台の方からおっさんがこちらを見て……クイクイと手をしていた。


「…………」


「……どうした? お嬢ちゃん……こっちをずっと見てたが?」


おっさんが優しくスリちゃんに言ってくる。


「……い、いや……なんでも……ないです」


スリちゃんは、顔を伏せて言う。


「……そうか?」


串焼きのおっさんは、串焼きを焼き始める。


「…………」


スリちゃんは、串焼きをじっと見る。


「……手に持ってるのは……酒か? お嬢ちゃんが飲むのか? 最近の子供はこれだからしゃーねーなー」


「……いや! 私じゃなくて……おじさんが……」


「……へーお使いか……いい子じゃねぇか……うちの娘は、全然しねーからよぉ?」


串焼きのおっさんは、嬉しそうに笑った。


「……お父さん……なんですか?」


「……お? おおう……お嬢ちゃんのお父さんではないがな?」


おっさんがニシシと笑う。


……お父さん……会いたいよ……


「……良し! ……ほら……食いな!」


串焼きのおっさんが、二本串焼きを差し出して来た。


「……えっ?! ……ど、どうして?」


スリちゃんは、串焼きとおっさんを交互に見ながら聞く。


「……お腹すかせてるんだろ? だから見てたんだって俺は思ったんだが……」


おっさんは、スリちゃんが取らないので、紙の容器に入れて、スリちゃんの前に置く。


「……わ、私……タプ無いです……」


……なんだろう……今朝とおんなじこと言ってる……


「……味見して見てくれねーか?」


串焼きのおっさんは、顎に手をやり少し考えた後、そう言った。


「……味見……ですか?」


「おうよ! 食べてみて……美味しかったら、今度はタプを持って来な……まぁ? 俺の串焼きは美味しいに決まってるがな?」


串焼きのおっさんは、紙の容器から一本取り出して、スリちゃんの口元に持ってくる。


「……いい匂い……で、でも……本当に良いんですか?」


スリちゃんは、荷物を下に置き、串焼きを取る。


「……男に二言はねぇー! 食いな!」


おっさんはもう受け付けねーぞって言う態度で串焼きを仕込み始める。


「……ゴクッ……い、いただきます」


「……おう!」


スリちゃんは、串焼きを口に1ブロック食べる。


「……モグモグ……」


「……どうだ? 美味しいだろ?」


「……モグモグ……モグモグ!!」


「……お! 良い食べっぷりじゃねーか!」


スリちゃんは、一口食べたら止まらなくなったのか、食べ続ける。


「……あの〜すみませ〜ん」


屋台に女性が来た。


「……へい! いらっしゃい!」


「……10本頼めるかしら? この子が食べたいってうるさくてね……」


「お母さん! 串焼き食べたい! 美味しそう!」


その女性の隣には、ロングスカートを左手で掴み、スリちゃんの食べてる串焼きを指差した。


「あいよ!」


おっさんは、串焼きを焼き始める。


「……美味しかったです……これも……食べて良いですか?」


スリちゃんは、容器に入った串焼きを指差す。


「……遠慮すんな……すまんが、お客様が来たからそれ持ってそこを開けてくれるか?」


「……あっすいません……ごちそうさまでした。」


「……また来な!」


「……はい!」


スリちゃんは、荷物を持ち、串焼きを大切に食べながら帰っていった。




「……この子が、あの子の食べる姿を見てしまって……」


女性は、困ったようなでも微笑ましい感じにおっさんに言う。


「……そうかい? ならあの子には感謝しねーとな?」


「……かく言う私も……食べたくなってしまいまして……うふふ♪」


「……まだ? まだ〜? お腹すいた〜」


「……もう少しだから、大人しく待ってな、おチビちゃん」


「は〜い♪」


小さい女の子は、右手を上げて元気よく言う。


「……はいよ! 10本出来たよ……20銅タプね……どうぞ、奥さん」


「……ありがとうございます……これで……お家帰ったら食べよっか♪」


「……うん♪」


女性は、タプを払い、串焼きを受け取ると、少女と手を繋いで、おっさんに一回お辞儀をしてから去って行った。


「……あのお嬢ちゃんが……客寄せしてくれるとはなぁ……前にもあったよな……あいつの時も……」


串焼きのおっさんは、太った男に串焼きを食べさせた時を思い出す。


「……確か……あん時も……これは……


……使えるかもしれねーな♪」


串焼きのおっさんは、悪い笑みを浮かべた。


「俺は、周りより一本……いや……


……二本先を進む串焼き屋だ!」




のちの、試食コーナーのはじまりになる……だがこれは……まだまだ先の話……

こうして出来たのだろうか……



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