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カーんスト99なら強いよね?  作者: チョロォーク
第一章 俺は強いよね?
42/335

汚れたら……

「…………」


「…………」


俺と受付嬢ちゃんは、分担は……出来なかった……俺が分からないから……だって俺だぜ?


……ほとんど受付嬢ちゃんが選別してしまった……


「……終わりましたね……ケイゴさん」


「……はい……お疲れ様です」


受付嬢ちゃんは、手を払いながら立つ。


俺もそれに習い立つ。


「……3分の1は雑草で、タプにはなりませんね……薬ソウネが22本で……毒ソウネが47本ですね……魔力ソウネは……61本……なかなかじゃないですか?」


受付嬢ちゃんは、いい笑顔で言う……素晴らしい


「……手伝っていただきありがとうございます」


「……いえ、慣れてますし……気にしないでください……」


受付嬢ちゃんは、そう言うと本を拾う。


「……ケイゴさん?……シャワー浴びて行きますか?


「……え? シャワー……ですか?」


「……はい……お互い汚れてしまったので……今日は、私がシャワー代払わせてもらいますので……」


受付嬢ちゃんは、本を胸の前で抱えて言う。


「……で、でも……ここにある薬ソウネとかでシャワー代払いますよ! ……何銅タプだっけ……」


おおい! シャワー浴びさせてくれるみたいだけど……そんな高くないと思うし……女性に払わせるのはダメだろ!


「……ケイゴさんは、覚えてますか? 冒険者じゃない人が薬ソウネやモンスターの魔石や素材をギルドに換タプしてもらう場合の事……」


「…………えっと……」


何だっけ? 冒険者じゃないと……あっ!


「……半額……」


「……そうです……なので……今朝のお詫びに今日は私が払わさせて下さい……」


「……それは……自分が邪魔をして……」


「私の気がすまないので……お願いします!」


受付嬢ちゃんは、俺の言葉を遮り本を抱えたままで頭を下げる……


……本をそんな強く抱えながら頭下げると……


……や、柔らかそうっすね……本になりたいと思った……


「……じゃ、じゃあお願いしてもいいですかね……」


俺は、申し訳なさそうに言う。


……ここまでしてくれたんだ……お礼を受けるのも必要だろう……優しいなぁ……この人は……


受付嬢ちゃんは、顔を上げて微笑んだ。


「ありがとうございます……では、行きましょう」


そう言うと、受付嬢ちゃんは、シャワー室に向かう。


ケイゴは、場所がわからないので付いて行く。



「……ここがシャワー室か……」


「はい……では、私も浴びて来ます……」


「……あ、はい」


受付嬢ちゃんは、シャワー室に入って行った。


「…………」


シャワー室って男女混合なのかよ……マジか……


シャワー室に入って見ると、なかなか広い部屋で個室みたいなのが両サイドに5列ずつ並んでいて、扉付きなので受付嬢ちゃんは、一番奥のシャワーの個室に入って行った。


「……良いのかよ……これ……やろうと思えば……侵入出来そうじゃん……しないよ? ……しないからね? ……本当だよ?」


いやさ、しないけども……そういう想像しちゃうじゃん……俺……変態だぜ? 飢えてんだから……いろいろとさ……はぁ……


ケイゴは、受付嬢ちゃんの入ったシャワーから、一番離れてる端のシャワーに入った。


「……隣とか……そんなの……逆に怖くて無理……殺されるだろ……」


ケイゴは、もう一人のケイゴを見ていう……落ち着け!


「……へー……服置くところとかこん中に全て完備されてるのか……」


シャワー内は、棚があり、水がかからないようにか扉が付いていて。着替える場所も中にあった、シャワーは真ん中に、ドンっ! とある感じ。


「…………」


ジャー


シャワー室には、俺と受付嬢ちゃん以外は居ない……この音は……


ゴクッ


「…………き、気にするな……早く終わらせるぞ……じゃないと……ヤバイ」


俺は、服を急いで脱ぎ、棚に入れ扉を閉めた。


「…………こ、これは……シャンプーとボディーソープみたいなやつかな?」


ケイゴは、耳をすませながら、シャワーの近くにある容器を見る。


「…………どっちがそうなんだ?……分からん……」


容器には、文字が書かれているが……読めぬ!


「……ケイゴさん?」


すると……受付嬢ちゃんが話しかけて来た。


「……はい?」


「……シャワーの使い方が分かりますか?」


「……そう言えば……分からないです……」


シャワーは、ハンドルやスイッチなどがなく、丸い球体が取り付けられていた。


「……だと思ったんですよ……なかなかシャワーを浴びる気配がないので……」


「……す、すみません」


そ、そうだよな……あっちも聞こえるよな……シャワー浴びてるか無いかは……


「……そこに球体がありますよね……それに触れていただければ出て来ますよ?」


「……これにですか……」


俺は、その球体に触れると……


ジャー


「……お! でました!」


「そうですね」


「……あ、あの〜」


ついでだ……シャンプーみたいなのどれかも聞いとこ……


「……はい? 何でしょうか……」


「シャワーの下にある容器って、石鹸みたいなのかなぁ〜と思ったんですが……字が読めなくて……」


「……あ、ケイゴさん字が読めませんでしたよね……えっと……右が髪用で左が身体用です」


「……あ、ありがとうございます……」


「……分からないことがあったら言ってくださいね?」


「……はい!」


受付嬢ちゃん……優しすぎだろ! てか何でも知ってるの?ってなるんだけど……優秀すぎね?


……綺麗で……植物の知識ヤバくて……スタイル良くて……優しくて……きょ、巨乳……


……お嫁にきてくれないかなぁ♪


俺は、右の容器から液体を取り出して頭を洗う。


「……良い匂いだ」


今度は、左の容器から液体を取り出し、体を洗う。


「……ずっと……元気だな……お前は……」


身体中の泡をシャワーで流して……備え付けられていたタオルを取り出して身体を拭く。


そうそう、シャワーは、シャワーの前から移動したら止まった……凄いよな


服ってそのまま着なきゃいけないよなぁ……せっかく浴びたのに……


ケイゴが服を着ようとした時……


「……ケイゴさん? そう言えば、替えの服ってあるんですか?」


「……え? ……いや、無いですけど……」


「…………やっぱり……


……近くに大きな魔機があるの分かりますか?」


「……マキ? 薪か? ……分からないです……」


「……え、えっと……棚の下あたりありませんか?」


「……棚の下あたり……この機械ですかね……」


棚の下に穴の空いた機械っポイ物がある。


「……機械? ……たぶんそれです……そこに着ていた服などを入れて下さい……綺麗になるので……」


受付嬢ちゃんも、シャワーを浴び終えたようだ……水の音が消えたから……


「……洗濯機みたいなものかな……」


俺は、棚から服を取り出しその魔機? に入れた。


「……でも……この服しかないからなぁ……あとはレンさんの無残にもビリビリになった服があるくらい……すぐ乾くかな……」


だが、自分の想像と違っていた……魔機が光った。


「……えっ! 光った……洗濯機って光るっけ?」


俺は、洗濯をお母さんに任せてばっかいたのでよく分からん……


すると、魔機の中に薄い青色の魔法陣が浮かび、魔機が止まった。


「…………」


これって……終わったって事かな?


俺は、魔機から服を取り出した……パンツだった。


「……濡れてない……それも……クンクン……臭わない……」


パンツは、綺麗になっていた。


「…………魔法って何でもありだな……すげ」


俺は、パンツを履き、服も取り出して着ていく。


「……気持ちいい……さっきまで汗とかで気持ち悪かったのに……干したての服みたいに着心地が良い……クンクン……匂いもしない……」


シャワーも浴びたし……服も綺麗になった……


……ニューケイゴ……参上!


「……どうでしたか? 綺麗になりましたよね?」


受付嬢ちゃんが聞いてくる……扉を開いた音がした……着替え始めるのかな……ゴクッ


「……あ、はい! 凄く綺麗になりました」


「……それは、よかったです……先に行っててもらって良いですか? もう少しかかりそうなので……終わったら、換タプしますので……」


「……は、はい……急がなくて良いですから……解体室にいますので……」


「……あ、すいません……分かりました」


荷物を持ち出ようとしたら……あるものが目に入った……ナイフ?


「……あ、あの〜すみません……」


「……え? どうかされました?」


「……ここにあるナイフって何ですか?」


「……え? ……し、知らないんですか?」


受付嬢ちゃんは、ひどく驚いたように言う。


「……そ、その〜すいません……」


「…………ケイゴさんって……髭とかは今までどうしてたんですか?」


「……髭剃りで……って……これはもしかして……髭を剃るようですか?」


「……それしかないと思うんですが……」


「…………床屋とかならナイフだもんな……そ、そうだよな……」


俺は、ナイフを手に取り、あごを手で触った。


「……剃るか……ちょっと怖いけど……」


ケイゴは、顔に左の容器から液体を取り出して顔に塗り、慎重に剃っていった。


「……髭剃りってどこかに売ってねーかなぁ……」


シャワーで顔についた泡を洗い落とし、あごや頬をさする。


「……うん! なかなか剃れてるんじゃないか?」


近くに小さい机がありそこにある鏡のようになっている石で見る。


「……この石が鏡の代わりなんだな……てか……鼻毛出てるし……」


ケイゴは、ナイフを使って慎重に……慎重に剃る。


「……俺って……鼻くそほじりまくってたせいで鼻の穴でかいんだよな……よし……これで良いな」


……ふぅ……髭と鼻毛整えるの……ダル! でも……受付嬢ちゃんにあまり嫌われたくないから……気をつけよう……ここ毎日借りれるようにタプ稼がなきゃ……


ケイゴは、顔をまた洗いタオルで拭く。


「……よし! 完璧だぜ!」


鏡石で確認してニコッと笑う……ブスのままだけどなぁ……


ケイゴは、今度こそ荷物を持ちシャワー室を出た。




「…………ケイゴさんには……教えることが沢山ありそう……」


受付嬢ちゃんは、鏡石に向かい、気合いを入れる顔をした。

……書きながら……ドキドキしてしまいました……

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