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カーんスト99なら強いよね?  作者: チョロォーク
第一章 俺は強いよね?
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4話 始まりは……

「………」


 ここは森か……


「………」


 異世界に来たんだ……俺……


「………」


 森の中、俺は立っていた。服はちゃんと着ていた。あれだ、ゲームで言う最初に着てる系の、旅人の服みたいなやつかな。


「………」


 すげ〜スゲー!! 俺は本当に、異世界に来たんだ……でも、まだ森は現実にあるし、もしかしたら転移したのは、近所の山の中かもしれないけどね。


「………」


 でだ、なぜ俺が一言も喋らないか、気になってる人がいるかもしれない。


 まぁあるわけないけどさ、 異世界に来て最初の一言だもん、ここはテンプレ通りの言葉でもいいかもしれないけどねぇ〜?


 やはりオリジナルがいいよね♪ 俺だけのやつ!


「………」


 そうだなー、何しよっかなー


(「ここは森だな!」)は……ちがうな


(「異世界転移?!」)も……違う!


(「ふっ!参上!!」)は……何かダサいかな?


「………」


 そう考えてた時……



 ガサッ! ガサガサッ!



「うおおぉーなにゅやつ!」


 異世界なら、モンスターがいるかもしれないので、音がした方をとっさに振り返り少し後ろに下がる……


 振り返ったその先にいたのは……オオカミ?

いや羽生えてる……って羽? そして小さかった。


 その生き物の見た目は、オオカミの顔した羽のあるチワワサイズのモンスターだろうか?


「おいおい異世界に来て、いきなり初戦かよー

あの見た目からして、雑魚かなんかだろうか? でも見た目で判断する訳にいかない! でも、俺はカンスト99なはず……女神様にしてもらったから」


 そのモンスターは俺を見ている、じーーと俺を見ている。すると……


「キーー」


 くっ、なんだこの鳴き声は……まるで、黒板を爪で引っ掻いている時の音のような気持ち悪くて嫌な鳴き声は!


 そしてまたジッと俺を見ている!


「ふっ、見てくるだけで何もしてこないとは……なら、俺からいかせてもらうぜぇ〜? カンストの力がどのくらいかを、お前で確かめさせてもらおうか、すまないが倒させてもらう!」


 すると、モンスターも腰を落としいつでも動けるよう体制を変えた。


「うぉぉぉーー」


 俺は走った、本当に久しぶりに走った!


 速く感じる、流石カンストだぜ!


 これなら余裕だぜ! でも俺は本気でぶつかるなぜなら……


 これは死闘だから


 相手だって手加減されて死ぬのは、辛いだろうから……だから俺は全力でぶつかる!


 そして、モンスターの近くまで来た。


「ぉーー俺のパンチくらいやがれー!」


 俺はカンスト99なのだから、相手は避けられず一撃で死ぬだろう。


 初めての戦闘そして……


 初めてモンスターを殺す!






 だが、そのパンチが届く瞬間


「キーー!」


 モンスターが俺をタックルした……


「へ? ガッハ!?」


 俺は吹っ飛ぶ。そして1mくらい飛んで転がり仰向けで止まり、俺の意識が途切れ始める……



 女神様……俺、カンスト99じゃないの?



 俺は暗闇に落ちた。

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