表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カーんスト99なら強いよね?  作者: チョロォーク
第一章 俺は強いよね?
38/335

受付とは……

「…………」


ケイゴは、漆黒鎧さんがいなくなってからも座り続けていた。


「……誰にしようかな……受付嬢ちゃんの隣はやだから端の人にしよ……」


受付は五個あり、受付嬢ちゃんは、左から二個目なので、右端に行く事にした。


「……受付嬢ちゃんは、ああいうナルシストが好きなのだろうか……イケメンなら誰でもいいとか?……よし! よっこいしょっと」


右端の受付の列に並ぶ。


「…………」


6人か……結構早く終わりそうだ……


俺の前の人は、ゴツくて……ゴツゴツしてる、ちょっと自分でも何言ってるのかわかんない……ムキムキしてて、鎧もガチガチかなぁ……強そう


「おいおい……やっぱすげーよなぁ……あれ……」


「……ああ、だよなーここの受付の中でも上位だよあの胸は……」


前の人の前の人が言う。


「…………」


……受付嬢ちゃんの胸ってそんなでかいのか……


「……でもよ? あの子には近づかねー方がいいよなぁ……」


「……なぁ……めんどくさい奴がいるもんなぁ……まぁ……ここの受付の子にチェンジして今は良かったけどさ……」


「……お! お前もか? 俺もよ! あの子もいいけど……」


「おお! 同士よ! 後で……飲もう! 今日、結構稼げたし」


「いいぜ! 俺は盾士だけどあんたは?」


「俺は、魔導士だよ」


「「パーティ組もうぜ!」」


そう言うと2人は、握手を交わす。


「…………」


………こんな簡単にパーティ組めるの〜〜!!


しかも、盾士と魔導士って………パラ魔ちゃん


その後は、サクサク進み、俺の番になった。


……後ろは誰もいないのでゆったりやれる……あの2人が言っていた受付はどんな子なのかな?


「次の方、どうぞ……」


「……あ、はい」


可愛いね……なんかギャルっぽい


「……あの〜ごめんなさい」


「……え? 何がですか?」


いきなり謝られた……なんかしたのだろうか……


「……休憩の時間なので……」


受付は、すごく申し訳なさそうに言う。


「……あ、そうなんですか……わかりました……」


「ごめんなさい……違う受付にお願いします。」


そう言うと、隣の受付に何か言ってから、奥に消える。


「…………」


俺の後ろ人いないから……やって欲しかったんだけどなぁ……でも……休憩の時間なら仕方ねーなぁ……


休憩はとても大事だからな……


すると……隣の受付の人がこちらに来る。


「……ごめんなさいね? はぁ〜……あの子はまったく……」


「……あ、いえ……大丈夫ですよ?」


受付嬢ちゃんの隣さんは、ため息を吐きながら言う。


「……簡単に終わる内容なら私が、今ここでしてあげるけど?」


「……い、良いんですか? ……まだ列ありますけど……」


俺はその人の受付を見ながら言う。


「……いいの! いいのよ……あいつらは。 チラチラ隣ばっか見てさ? 私だって谷間くらい作れるのよ?」


隣さんはそう言うと、腕で胸を強調する……うおう……なかなかの物持ってるわ♪


「…………」


「はぁ〜……で? 何用で来たの?」


「……あっ、こ、これなんですけど……」


俺は机に、草の詰まった袋を置く。


「……これ……全部薬ソウネ?」


「……いや! 薬ソウネの知識がないので、適当に抜いて来たんですよ……」


隣の受付さんは、俺を睨んで来た……ぇ……


「…………これを出して、なに? 私に選抜させようって事?」


「……自分じゃ…….出来ないので……」


「……アンタは受付嬢をなんだと思ってるの? そんなのは自分でやりなさい!」


受付嬢ちゃんの隣さんは、そう怒った。


「…………」


「……返事は!」


「は、はい!」


「よろしい……受付嬢は何でもかんでもやらせていい訳じゃないのよ? 私達にも他に仕事が山ほどあるんだからね? ……たまにいるのよ、全部やらせてケチつけてくる冒険者がね……


ただ受付に立ってるだけじゃないのよ? 私達は」


そう言うと、本棚から本を取り出して置く。


ドンッ!


「…………」


心臓が潰れるくらい苦しい……怖い……


本の厚みは……分厚い。


「奥に解体室があるからそこで、これ読みながら選別してきなさい……いい? わかった?」


「……わかりました」


「……声が小さい! 聞こえないわ!」


「……はい! わかりましだぁー!!」


「よろしい! 行ってきなさい!」


鬼隣さんは、解体室があるであろう扉の方に指を指す。


「……ぁはあい!」


ケイゴは返事をすると、ダッシュで解体室に入って行った。



「……朝のこと気にしてるのね……あれは」


鬼隣さんは、腰に手を当て呆れたように言う。


「さぁ! 馬鹿どもの受付しなきゃ」


自分の受付に戻った……



バタン!


「……ん?」


ケイゴがダッシュで戻ってくる。


「……本を忘れました! すみません!」


ケイゴはそう言うと、本を抱えてダッシュで解体室に入って行った。


「…………はぁ〜……」


鬼隣さんは、ため息を一つ吐いたのだった。





今までのやり取りを横目で誰かが見ていた……

何もしてないようで、凄く何かしてる時って……ありますよね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ