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カーんスト99なら強いよね?  作者: チョロォーク
第一章 俺は強いよね?
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24話 俺って……

「……はぁ〜……はぁ〜」


 俺は今ついている! 遭難して困ってる時に人を見つけるなんて……俺には主人公補正とやらがあるのかもしれん


「へへ♪……はぁ〜……もうちょいだ……」


 俺は光を求めて彷徨う虫のように、その光を追った。


 よし! 見えてきた……声かけないとな


「……すみませ〜ん」


 俺は林からダッシュで飛び出しその光を発している人に話しかけた


「えっ!!」


 光を発している人は……女性だ……杖の先に、白色の球体がフワフワしていた。


「……迷子になってしまって……」


 すると……その女性が……


「いやぁ〜!! オークゥ〜〜!! 来ないで〜!!」


 ガチな恐怖な顔をして俺に叫び……杖を向けた


「え? えぇ〜!! 違いますよ! 俺はオークじゃないですから〜!!」


「……オークが喋った〜!! いやぁ〜!! 」



 [パラパラ]



 彼女は俺に杖を向けそう言うと杖の先端に、黄色の細かい字的なモノが書かれた図形が浮かぶ


 おいおいおい! そ、それは! まさかの魔法か!


「まっまって! ほんと俺は……人間だから! ちょちょちょっとまっ……」


 俺が言い終わる前に魔法が放たれる


 黄色い雷のような光が俺の腹辺りに当たった


 直後……


「アバパ……かかから……だだがが」


 身体に痺れが広がり、俺はその場に倒れた。


「当たった! 痺れてるうちに逃げなきゃ!」


「……ちょちょちょママみーっててて!」


「誰か〜助けて〜〜!!」


「……いいい、かかないいい……で〜〜」


 彼女は全力なダッシュで去っていった


「ママママっ……ててて……」


 その声は届かない。


 やべやべやべー!! 身体が痺れてやばい!! 死ぬ〜!! 身体動かないだけじゃない……呼吸が辛い!! 空気が吸えねー


 てか! 俺はオークじゃねーし! オークってどんなんなの? あれか? よくある女剣士を襲ってるオークか?………


 俺は豚じゃねーー!!


 ……ただのデブスだから!


 ……こんな返し……辛くなるだけなのだが?


「……ああああ」


 ……こっちが助けてほしいよ〜〜


 あの光……道の光とか思ってたやつ誰?


 ナニイッチョルン?


 地獄のパラダイスじゃねーか!


「……パパパパラ」


 ……魔法はもっと……いい感じに見たかったよ……


 俺はこのまま痺れて、モンスターに何もできず食われるのか……


「……ややや……ただだだぁぁ〜〜」


 俺は再びぐちゃぐちゃな顔になる


「……こここんなぁ……のののぉ……」


 ……ありかよ……


「……ぐぐぅぬぬぅ〜」


「………」


 俺は……弱すぎだ……


「………」


 また同じように地面に這いつくばる。


「……くく、やしししぃ〜〜なぁぁ〜〜」


 何とか俺は仰向けになった。


 そして空を見る……うるうると空がしていた


 あぁ……空は……広いな


 ケイゴは目を閉じる


 涙が頬を垂れた……







 ザァ〜


 夜の風が吹く。









「…ケイゴ…またぐちゃぐちゃね…」



 [キュアキュア]



「…これで治ったはずよ」


身体の痺れが取れる。


「それにしても…オークってケイゴのことだとわね…ここら辺にオークは出ないはずだから、調べにきてみれば。ケイゴも災難ね、麻痺ってなるとキツイから…」


「……っっっ!」


「…ケイゴ? どうしたの? もう麻痺は解けたはずなのに苦しそうよ?…[キュアキュア]じゃ取れない強力な魔法[パラキュ]かしら?」



 [キュアキュ]



 「…どうかしら? 解けた?」


 この気持ちは……解けないですよ……


 俺は目を開ける……そこには……


 白い球体を、右肩の近くに浮遊させて……俺を心配した顔を見せている……


 女神を纏った聖女……違った……


 光がね? なんか神々しくて間違えたよ……


 そこには……門番ちゃんが立っていた。


「…大丈夫そうね?」


 と、微笑んだ。


 俺は……帰ってきたようだ……町に……


「ほら、ライトセルに帰りましょ?」


 俺はこの町の名を忘れる事は……ないだろう

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