表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カーんスト99なら強いよね?  作者: チョロォーク
第一章 俺は強いよね?
113/335

盾士ルタの冒険……パーティ名……

「……リメスさん! 待ってください!」


ルタはリメスを追うが、人混みが多く追いつけないでいた。


「…………」


リメスは人とぶつかったりしながら、ミトクスを、出て行った。


「…………リメスさん……」


(……どこに行くつもりなんだろう……)


ルタも、ミトクスを出た。







「…………」


「…………」


ルタがついた場所は、2人の大切な場所……


パーティを組んだあの場所だった……


リメスは、2人が手を繋ぎ話し合った場所の木に寄りかかり三角座りをして顔を伏せていた。


「……リメスさん?」


「…………」


ルタがリメスにより、話しかけるが、リメスは黙ったまま動かない。


「……隣座りますね……座ります……」


ルタは、確認を取り許可なく座った……


リメスにぺったりくっ付くように。


「……痛い……」


リメスは、凄く小さい声でつぶやく。


「ごめんなさい……」


ルタは謝るが、離れようとはしなかった。


「…………ほっといてよ……1人でいたいの……」


リメスは顔を伏せたままだ。


「……いやです」


普段のルタならば、リメスの言葉を断ることなどなかったのだが……


ルタは、リメスの手を握る。


「なっ! 嫌って言ってるでしょ! 離してよ! くっ! 力強すぎ! うぅ〜!!」


リメスは全力で、ルタの手を離そうとするが、ルタの手の握る力は、強くもなく弱くもないのだが……引き離すことは出来ない。


「……リメスさんじゃ無理ですよ」


「…くっ! この! 離…………」


リメスは、ルタの顔を見た……泣いていた。


「……絶対に離しません!」


ルタは、叫ぶように言う。


「……なんであなたが泣いているのよ……」


「……リメスさんもメロカさんも、なんで……なんでなんですか! いつも仲良いのに……私……いつもそれを見てどういう気持ちか……」


ルタは、話し続ける。


「……リメスさんも泣いてるじゃないですか! おかしいですよ……こんなの……」


ルタは、涙を流す。


「……泣いて……ないわよ……」


リメスは、涙をローブで拭く。


「……リメスさん……あの時、別にメロカさんを馬鹿にするために言ったわけじゃないですよね……」


「……馬鹿にするために言っ「隠さなくていいですから! 私達は、信友です!」……」


リメスの言葉に被せる。


「……リメロタス……馬鹿にするために、そんなすぐに出てくるわけないじゃないですか! リメスさんは、そんな人じゃないです!」


「……アナタに何がわかるって言うのよ……私の何が! 適当なこと言わないでよ!」


リメスは、手を繋がれたまま怒鳴る……でも手が引き離せない


「……分かります! リメスさんは、とても優しい方だって、そして……本音がいつも違う事も!」


ルタは、手を離す事なく言う。


「は、はぁ〜? 本音が違うなんてなぜわかるのよ!」


「…………リメスさんは、最近メロカさんの話をしますもん……」


ルタは、少し寂しそうに言う。


「…………」


「…ドロボーばかり討伐させて本当やな奴と言いながらリメスさんは……笑っていた……


確かに言っている事は、本音かもしれません……でも……リメスさんの心はその言っている事とは違くて……メロカさんを馬鹿にしてる事なんて無かったです!」


「…えっ、笑ってたの私……そんなつもりなかったのに……」


リメスは、気づかなかったことに気づき衝撃を受ける。


「……リメスさんは、私に……信友になれと言ってくれる方が……メロカさんを笑うために言うわけないじゃないですか!」


「……そ、それは……」


「……メロカさんに謝りましょう……私も一緒にいますから……」


「…………で、でも……私……メロカ怒ってたし……」


リメスは、ルタから逃れようと今まで動かしていた左手を止め、頭を下げて言う。


「……メロカさんは、きっと許してくれますよ! だって、メロカさんが怒ってた理由は、私達の為でしたから……私も怒られましたし……」


「……アンタは別に悪くないじゃない……私がアナタに振ったから……」


「……いえ、ちゃんとしてなかった私が悪いんです!」


「……私が悪いのよ……全部……」


「私です! 2人を止められなかった私が!」


「…………私って言ってるでしょーー!!」


リメスがまた怒り出す。


「…………はい……リメスさんが悪いです……全てにおいてリメスさんが……」


「……なっ! そこまでじゃないわよ!」


「ど、どっちなんですか!」


ルタも、リメスのどっちか分からない返答に怒った。








「……いい加減、離してよ……引き離せないのに握る手が痛くないの……気持ち悪いんだけど……」


リメスは、繋いだ手を持ち上げ言う。


「……そ、そんなぁ……気持ち悪い……」


ルタは、落ち込んだ。


「…………べ、別に……ただ繋いでるだけなら、気持ち悪い事は……ないから……」


リメスは、繋ぐ手に力を入れた。


「…………そうですか? ならただ繋いでるので、まだこのままでいいですよね♪」


ルタは、リメスの顔を覗き見た。


「い、いや……そう言う意味じゃ……」


リメスは、ルタの目から逃げる。


「……やっぱり……言っている事と心が違うじゃないですか〜♪ ふふ♪」


「ルタのくせに生意気……」


リメスは、笑う。


「……じゃあ行きますか……メロカさんに謝るのと……


……パーティ名を決めに……」


ルタは、立ち上がり、それにつられリメスも立ち、その後、リメスとの手をようやく離した。


「……えぇ……そうね……」


リメスは、歩き出す。


「……パーティ名は、決まっているんですか?」


ルタは、嬉しそうに聞く。


「…………当然じゃない!


……リメロタス……最初から決まってるわ♪」


リメスは、ルタに振り返ると、ウインクした。

なんともまぁ……リメスとメロカさんが仲直り出来るかワクワクしてしまっている……作者です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ