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Trick.or.Treat  作者: 風雅雪夜
2〜4話(1話は短編に)
4/23

Song of the Deadの登場人物まとめ

『Song of the dead』の登場人物まとめです。(そのうち、本シリーズの登場人物まとめも出したいなぁ)


一部、本編で描かれなかったバックストーリーも含みます。

◆ルカ・クラウディア

 本シリーズの主人公。10代後半。

 長く柔らかい金髪に明るいブルーの瞳を持つ心優しく穏やかな性格の魔女。人間界で生まれ、母の死をきっかけに魔界へ来た。

 魔界で最年少の賢者となり、かつて魔界で流行したとある病気の研究をしている。

 今回の騒動に巻き込まれた被害者。



◆マミ

 ルカと暮らすミイラ少女。包帯ぐるぐる巻き。包帯は伸縮自在でそれなりの強度もある。

 今回の騒動に巻き込まれた。覚醒したヴァンを止めるために包帯で網を作る、拘束する、など活躍。

 今回の騒動に巻き込まれた被害者。



◆ノアール

 ルカ達と暮らす、明るい緑の目を持つ黒猫。人語を話し、人にも姿を変えられる。今回はお留守番。




◆ヴァン・シルバーメア

 吸血鬼ダイアナと人間の医者グイドの息子。半吸血鬼。ダンピール。金と銀の中間のような髪色の13歳の少年。容姿は父親に似ている。

 高い治癒力も持ち合わせているため、死にかけのコウモリ、ピピに血を与えて僕として復活させる。

 半吸血鬼のため、日光の下も聖水も聖油もニンニクも十字架も銀も平気。

 ダンピールの力に目覚め、ドロワを圧倒する。最後はダイアナに止められて正気に戻ったが、心に傷を負う。

 ドロワからアドバイスをもらい将来について考える。




◆ダイアナ・シルバーメア

 ヴァンの母親。吸血鬼。銀色の長い髪に黒いドレスを着た、濃く暗い赤い血のような色の目をした美女。童顔。見た目は20代半ば程。銀髪を剣のように物質変化させ攻撃をする。物質変化よりも不死性が強く、彼女を殺せるのは息子のヴァンと彼女自身、そして、飢えと渇き、長期間の日光浴、銀製品。睡眠は決まった時間に決まった分だけ摂りたいタイプ。

 かつて、吸血鬼の女王とも称され、クイーン・オブ・シルバーメアと呼ばれていた。現在はマザー・オブ・シルバーメアと呼ばれ、今も若者達からお年寄りまで幅広い世代の吸血鬼から人気のある吸血鬼。

 14年前、貴族クルーゾ家の若き当主ドロワから(ほぼ一方的な)婚約をさせられる。愛についてよくわからなかった彼女は、いざとなれば彼を殺して逃げることも考えていた。自分が吸血鬼として生きていくことにほぼ飽きて絶望しかけていたそんな時、彼女の島にグイドが来た。拠点にしていた小さな古城に雨宿りに来た彼を見て、生まれて初めて一目惚れをする。そして、初めての愛に戸惑うが、久しぶりに自分が生きているという実感を得て彼と結婚する。

 勝手に婚約を破棄したこと(理由:三ヶ月も音沙汰なかったから)で、ドロワと三日三晩戦う。グイドを人質にとられたことで怒りを爆発させドロワを下す。自分の姿を嫌われると思い落ち込むがグイドは彼女を愛し、その後、一人息子のヴァンをもうける。一日のうち一緒に活動できる時間は少ないが、それでも一生一緒にいることを決意する。

 ドロワのクーデターに巻き込まれるも、ドロワの心の葛藤と助けを求める声を感じとり、彼を救うために戦う。吸血鬼の力が覚醒したヴァンがドロワに止めを刺そうとした時、なんとか止めることに成功する。騒動後、ドロワを自宅の古城に連れ帰り入院させる。そっと出ていった彼に素敵な愛が見つかるように、と願っている。

 愛を知ったことで、他人を思いやること、他人を理解できるようになったのは良かったことだと、それを教えてくれたグイドとヴァンは、この世の何よりも大切な宝。




◆ドロワ・クルーゾ

 吸血鬼。貴族の男性。眼鏡をかけた神経質そうで近寄りがたい印象。見た目は30代前半。アンデッド協会(以下、UD)の現・理事長。

 物質変化を得意とし、自身を霧と化して攻撃を無効化することや、自分の周りの空間を変化させてバトルフィールドを作る、ゲームに必要な用具の用意など、その力の利用法方は多岐に渡る。

 UDの理事長としてホーネットの館でパーティーを開く。生者の増えてきた魔界に危機感を抱いて、アンデッドこそが真の魔界の民とクーデターを起こす。人間に味方するルカ達を人質にとり魔界を制圧しようと画策する(そのためにルカと同居するマミを招待した)。

 14年前、ダイアナの美しさと力の強さから結婚を申し込む。吸血鬼の女王とも呼ばれていた彼女に相応しい家を探すため世界中を探し回っていた。彼が魔界と人間界を探していた三ヶ月間の間(この間、音信不通)にダイアナは人間の男性に一目惚れをし、そのまま結婚。それを知り、彼女と三日三晩の戦いを繰り広げる。グイド(ヴァンの父)を人質にとろうとしたとき、ダイアナの怒りを買ってしまい、本気の彼女の前に敗北。以降、彼女とはあまり顔を会わせないようにしていた。

 今でも彼女のことを愛している。彼女に対して、『牙をもがれた吸血鬼』、『全盛期よりも力を失っている』など現在の彼女を否定するようなことを言っているが、それは自分の思いを自分自身で諦めようとしているため。

吸血鬼の力を覚醒させたヴァンにより殺されかけるも、ダイアナ、マイアにより助けられる。

 その後は、療養のためグイドが営む診療所に入院。その医師として、一人の男として、人間としての彼を見て、彼にならダイアナを任せて大丈夫と安心し、ヴァンに将来についてアドバイスをして、そっと出ていく。そして、自分を愛し、自分も愛せる相手を探しに世界を旅することにした。




◆リャン

 東洋魔界出身で、中国出身のキョンシー。8歳の子供の体。しかし、その身体能力はキョンシー故に高い。中国拳法の使い手。

 導師に甦らされてキョンシーとして第二の人生を歩むことに。彼の子供として生活していたが導師が死ぬ間際に東洋魔界のことを教えられ魔界へ向かう。人間界にいた時よりも体が自由に動くようになり、以降は魔界で生活。その後、交換留学として西洋魔界へ。留学中、UDに招待されキョンシーの仲間と参加。マミと同じチームでゲームに参加することに。

 冷静に周りを見れるほど落ち着いた性格。ドロワのクーデター時にマイアを筆頭にルカ達を襲うアンデッド達と戦い足止めをする。

 西洋魔界のことにはまだ疎いため、ルカのことを知らなかった。

 中華風の服に帽子にはキョンシー制御の道教の札(布製。札の文字は刺繍。導師が自分に残してくれた遺品の一つ)をつけている。




◆マイア(Maia)

 リッチ(生前に魔女や魔法使い、或いは王族だった者の一部が死後になるアンデッド)。女性。趣味は香水作り。頭からフードを纏い、その顔の半分はヴェールに隠されて見えない、ミステリアスな占い師のような格好で、貴族のような品のいいドレスローブを身に付けている。頭の回転はいい方でゲームでは指示を飛ばしチームを引っ張る。魔法を使い、リャンやスケアらに指示を飛ばし、ルカ達を助ける。

 賢者としてのルカを尊敬しており、もし自分がアンデッドの場に居場所がなくなったときには彼女の研究に協力しようとしていた。

 生前は、由緒ある王族の分家として貴族に嫁いだ女の娘。親よりも強い魔力を持っていたため軟禁状態で過ごしていた。半分地下室のような部屋が彼女の部屋兼研究室。親にも親族にもあまりいい顔をされなかった彼女にただ一人、従ってくれたのは屋敷の使用人だったスケアだけ。しかし、何者かに彼が殺されると、家族はたかが使用人一人の死として事件を調べることもなく、またその犯人を彼女に押し付けようとした。真犯人を暴き裁きにかけるため、自分の潔白を明らかにするために降霊術を屋敷の人間、警察、裁判官を集めて行った。が、失敗し、スケアは肉体を失い骨だけのスケルトンとして復活、彼女は死亡した。しかし、犯人を暴き、裁きにかけるという信念を越えた強い執念から、リッチとしてすぐに復活。甦ったスケアの証言により、真犯人は暴かれ裁きを受け、マイア自身の身の潔白も証明された。

 アンデッドが王族の血筋から出るのを良くないとした親族達から暗殺(浄化)されそうになるが、親族と縁を切り、ただのリッチとスケルトンとして第二の人生を生きることを約束。名前と王位を捨てた。手切れ金代わりに研究室つきの家を貰い、アンデッドのために、それと趣味で香水を作り続けて販売し生計を立てている。ブランド名は『AMaiA』。アンデッドの女性からは人気。魔女も魔法使いも知る人ぞ知るブランド。

 元の名前は、シオン(Xion)・アマイア(Amia)・デュムン(Dumont)。




◆スケア

 スケルトン。男性。骸骨の姿でサロペットにストール、飾りのついたキャスケット帽子を被っている。外見が骨なので見た目にはかなり気を遣っているおしゃれさん。骨は取り外し可能な上に操作可能。

 死者と生者に関するわだかまりの感情は持っていない。誰に対してもフレンドリーな骸骨。性格はビビりで、面倒くさがり。

 マイアの経営する香水店『AMaiA』の従業員として働いている。骨ゆえに死臭はしないが、おしゃれな髑髏(しゃれこうべ)を目指しており、香水の試作や新商品が出ると広告もかねてつけている。




◆ゾラ

 ゾンビ。女性。UDの一員で役員。今回のパーティーの受付とゲームの司会進行を担当。ダイアナのファン。

 物理的ダメージには弱いため、どつき漫才をしたら大ダメージを負い、気絶、体の一部が壊れるなど被害が甚大。復活にはかなり時間がかかるため、実はドロワが行ったアンデッドのスピーチを聞いていない。気づいて起きたらすべて終わってた。

 ゾンビにしては明るく陽気な性格で、死後を楽しむために生まれてきたと、周りから言われている。




◆グイド

 ヴァンの父親。人間。医者。大病院の派閥争いに関わろうとしなかったため、島流しになった医師。内科。島の人からはとても有り難がられ、そして吸血鬼を屈服させた英雄扱いされているため、『ヒーロー』、『ヒーロー先生』などと呼ばれている。温厚な性格で、ヴァンの優しいところ、身近な誰かの助けになりたいという部分は彼の影響がある。

 栄養学の勉強もするなど家族と食事を楽しむことをとても大切にしている。

 ダイアナに一目惚れし、結婚。ドロワとダイアナの戦いを見守っていた。14年ぶりにドロワと再会し主治医を務める。怪我をしているのだから種族も因縁も関係ない、と言って治療した。

 ドロワが出て行くとき最後に、旅が上手くいくよう世界に願いながら彼を見送った。

不定期で書いているのでまた半年とか一年とか間が空くと思います。それでも、一話書けたら投稿していきます。

IMATEもそうですが、本シリーズもよろしくお願いいたします。

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